毎年恒例の第37回静岡リレーカーニバル陸上競技大会が草薙陸上競技場で開催された。この歴史ある大会は来る5月3日の静岡国際陸上(エコパスタジアム)で繰り広げる日本グランプリの大会時に招待されるための予選大会となっている。子供たちは静岡国際大会でメダルを取ることを1つの目標としている。4月3日の春季記録会、その次の東部陸上選手権とたてつずけに大会をこなして調整し、静岡国際の切符を手にする為に今日のリレーカーニバルに参加するのだ。
私がコーチの三島陸上ジュニアクラブは、今回リレーで9チームが参加。他に個人種目で100M、幅跳び、1500m、800Mと多くの選手を大型バス2台に押し込めて草薙まで駆けつけた。
前回大会の東部選手権、リレーでの失敗の連続から、彼らには地獄の猛特訓を課して・・・今日を迎えた。監督の厳しい指導でべそをかく子もあって厳しい特訓をした。そして、子供たちは、今日の天気が雨から晴れに気持ちよく変わっていったように、前大会の失敗は全く引っ張らず、アップ時には元気はつらつ、自信を漲らせてレースに臨めた。
コーチとして担当した子供たちに伝えたのは、「自己ベストより、今までの結果よりも、もっといいもの(結果)を求めようとするならば、いつも自分がやっているアップよりもより速い動作、より大きな動作を心がけていこう。いつもと同じ、いままでと同じアップじゃ、同じ結果しか生まれないから・・・。」この言葉は彼らの心を掴んだ気がした。アップを真剣に、キレのある動きに変えることができた気がした。リレーや学年で気持ちも纏まった。
今年は3年生だけで初めてリレーチームを組んだ。この2チームの仕上がりには一抹の不安もあった。監督には「3年生はあんたに任せる」と言い放たれての1ヶ月間だったけど、今日は兎に角緊張した。
レースが始まり・・・、・・・無事に終った。終ってみれば見事なバトンパスができていた。始めての大きな草薙競技場の中でリレーをするってかなり心細いもんだと思うけど、その緊張を跳ね除けて頑張ってくれたものだ。(みんなありがとう!)
終ってみれば、三島陸上ジュニアクラブは静岡県下のクラブチームの中で、リレーの獲得メダルは優勝こそ逃したけどメダル合計は4つ(=2位が3つで3位が1つ)。これは県下で多分一番多い数だと思う。個人種目もメダル2つを獲得。今年もなんとか「強い三島陸上」の伝統を守った感がある。
まあバトンパスの1つ1つを分析すると、まだまだ修正個所が一杯。このところをノリシロにして5月3日の大会のレース直前までにがっちり修正して、記録を伸ばしてあげたいものだ。そうすれば静岡国際でも結果がしっかり着いてくるんじゃないかな!これから連休前半はこの陸上競技に没頭するかな!
私が第3コーナーで撮った第2走者から第3走者へのバトンパスの写真を上手くとれた分だけ掲載しました。追風の第2走者からのバトンパスは難しいけど、上手くできたとことろドン詰まったところがよくわかると思う。自分達のチームがどうだったか?しっかり確認してください。写真はカーソルを当ててダブルクリックすると拡大します。