2月22日 暖かく晴れました!
連日曇ったり、雨だったりの・・・天気が怪しい日が続いていたけど、今日の日曜日は好天に恵まれた。今日は第2回の「伊豆マラソン」は開催された。
大会の経緯は数々あれど、三島市・・・地元ランナーの1つの夢だったハーフマラソンが盛大に開催された。この大会には三島陸上競技協会の方々、加藤会長、N尾監督など本当に多くの皆様の熱意で開催に至った。昨年の第1回の後、次回は修善寺から三嶋大社までのマラソンを!と加藤会長が熱心に語っていたときは私の中では全く「夢物語」だったけど、それがこんな短時間に実現した。すごいことだと思う。伊豆市、伊豆の国市、函南町、三島市3市1町を縦断するコース設定、2つの警察署の管轄も跨ぎ、よくぞこのハーフマラソン大会を成功させたものだと思う。政治の力って大したものだと思うし、開会と成功を強く念じる関係者方々の熱意もすごいと思う。本当に実現してしまいました!・・・感動です。
私は三島陸上の子供たちが3kmを走り、本来ならば彼らのウォーミングアップとベストコンディションで走らせて優勝を勝ち取らせる!という仕事をするべきところ、この記念すべき大会には、やっぱりハーフマラソンに参加したい!っていう希望があって、監督にはムリを言ってハーフマラソンに参加させてもらった。私の子供も3kmの部で走るので、この点でも家内にもムリを言ってしまったことにも・・・実のところ後ろ髪を引かれた。
スタート時間が適当な時間で子供を三嶋大社に送り、その足でハーフマラソンスタート地点の修善寺に繰り出せてタイムスケジュール的にはOK。電車の中ではいつもの三島楽走会の皆様方にお会いしてたのしい電車の旅。楽走会の皆さんはレースに向けていつも大らかに構えていて、大会前にお話しできるときは落ち着いた気持ちでスタートを迎えるこちとが出来るから不思議だ。尖ったところがないのが実に頼もしくうれしい。
地元開催では初めてのハーフマラソンで、約700~800名の選手が集合したのだけど、全く混乱も無く、不便さもなく、トイレ面もアップの場所にも不自由せずに運営は良好だった。地元の消防団やボランティアの方々、日本大学学生の応援やボランティアにも頭が下がった。スタート10分前の間、日大のチアリーディングの応援も元気ハツラツだった!
スタートだけはいつもの先頭に陣取って軽快なスタート。(実力が伴わない私だけど、この先頭スタートの緊張感が好き!)
コースは「勝手知ったる」通勤ランコースも走り、不安もあせりも気負いもなく走ることが出来た。会社前の応援や交差点で交通整理のボランティアをしている会社の方々も多くいて、本当に地元を走る!っていう楽しさを堪能した大会だった。特に伊豆の国市は沿道では多くの方々の声援が途切れないことに驚き・・・本当に多くの声援を受けた。天気もいいし、気分は最高だったなア。欣ちゃんの100kmマラソンじゃないけど、応援してくれる人には必ず手を挙げて答えるようにして走った。
実は(ちょっと前に)不意注意で足を怪我して全く万全な調子じゃなかった。思いっきり走ると怪我が酷くなりそうで心配で、そんな甘えた気持ちもあって走る心には少し余裕はあった。
コースの終盤は(何故だか?)三島二日町グラウンドの中を三周するコース設定には驚いた。前日に監督からコースのことは聞いてはいたけど、ラストスパートを仕掛ける気持ちを大きく削ぐコース設定にはビックリだ。(これは自分の中では×)
ゴールは大社前の門前通りの沿道の中を駆け込む設定はGood!こんな沿道の応援を受けてのゴールシーンはちょっと感動!ちょっと恥ずかしくもありムリに苦しい顔を作ったりしてコール!!なんとたのしい大会であったか・・・。
記録的にはワースト自己記録更新で、悔しい面がある。だけど地元も方々、会社の方々、多くの応援やボランティアに感謝感謝で走ることが出来た1時間半だった。ランナーをやっていてやっぱり良かった!って思える1日だった。
さて、クラブの子供たち。彼らの実力を考えると、まあ想像したときのベストの結果じゃなかったか?!って思う。盤狂わせの結果は無かったし、残念無念・・・って感じもない。冬の鍛錬期の走りこみの成果が結果に繋がったのだと思う。
この大会の参加募集期間は3週間もない状況だったけど、なんと噂では1400人のエントリーだったそうだ。多くの大会が犇めくこの時期にこんなに多くの方々の参加は大成功じゃないか!と本当に思う!
つまらないこと・・・スタート前に「俺は・・・3kmに出る」「俺は・・・10kmの部に出る」なんて言ってた人々に会った。自分がハーフマラソンに出場するなら「出るヨ」と素直に言わずに、なんでこんな騙すような嘘をつくのだと(全くつまらないことだけど)内心朝から嫌な気持ちになった。ランナーはそもそも我がままで、強い意志力をもつ反面、まったく自己中の方がいる。(人の話しでは)走り始めた頃ってよくこんな感じに陥るらしい。こんなことに一々気分を害されても悔しい限り。だけど三嶋大社にクラブの子供たちを置いてきてコーチを勤めない今日の私の気持ちの中で、大会参加方法に3kmや10kmをなんで選択しなかったのか?っていう気持ちが最後の最後まであった。友人が俺は3kmや10kmを走るって言われると、実のところこの「後ろめたさ」も倍層していたのだ。(それがそうじゃなかった!と直前に知れば・・・、まあ勝手だけど腹は立つ!)こんな輩(やから)切り捨てて、まあ私の走りのポリシーは、走る場面場面でいつも健康に走らせてもらえることに感謝し、走ることを心から喜び、応援してくれる方々にも手を合わせて感謝する。走ると素直な気持ちになっていく自分の気持ちが好きだし、それでいいのだと思う。日々の生活の中で忘れがちな日常や人の温かさに「感謝」「感謝」!これを思い出させてくれるランニング・・・そんな気持ちと機会を大切にしていきたいものだ!と改めて感じた!今日は伊豆のスポーツの歴史に残る第1回目のハーフマラソン。ほんと・・・感謝・感謝で走らなくっちゃ!
冒頭に書いた「伊豆は一つ」・・・。この言葉にはまだまだ広がりがあって、下田から三島までの「フルマラソン大会!」っていう夢があります。だから修善寺から三島のハーフマラソンはまだ夢のプロローグ。近い将来、きっと伊豆半島フルマラソン大会が開催されることだろう!ぜひ走ってみたい!
「くるたのしき・・・語録11」
『悔しいのは・・・、挑戦した証拠!』