新婦人王寺支部舟戸班のMさんから、こんなご意見が寄せられました。
「王寺町は、交通便利で住まいするには何かと都合がいいが、
家賃が高く・空気が悪く、独り身の老人が生活する場ではないようだ。
しかし、新婦人王寺支部のみなさんの人間性や活動内容が良いので、
居心地がよく、王寺町から出て行きたくはない、どうしたらいいの。」
新婦人王寺支部ブログでは、若い人たちの問題を、最近は扱ってきました。
しかし、新婦人王寺支部の会員さんで、シングルでご高齢の方もおられます。
Mさんもその一人で、最近他町から王寺町に転居されて来られました。
Mさんは、元住んでおられた町の新婦人支部の方に、王寺支部のすばらしさを、
よく自慢しているとおっしゃっています。
「新婦人王寺支部ニュースを見せたり、活動内容を紹介したりして・・、
でもまた引越しも考えなければならないのかも、娘の嫁ぎ先の近くに来たのに・・」
ということで、Mさんの悩みが託された投稿文とそこに寄せられた一句を、ご紹介したいと思います。
過日、友人と高齢者用と称されるマンションを数ヶ所、見学してきました。
もちろん、賃借用です。
私は、普通に働いてきて、今は年金だけで暮らしている、年金生活者です。
200万円そこそこの収入ですが、公営住宅には収入制限とかで、
入れてもらえません。
さりとて、福祉つきとかで宣伝されているマンションには、
手付金・利用料・管理料等々がかさみ、とても手の届くものではありません。
老後、ご家族の世話になる方は別として、現在、シングルライフの人、
いずれいつかはシングルライフに仲間入りする人にとって、
老後の問題は大変です。
テレビ・マスコミで宣伝されているような、
高収入や預貯金のある方を対象にした福祉産業ではなく、
低額年金者にやさしい住宅施策をと願うのは、無理なことでしょうか。
誰でも入れる住家をと、望むものの一人です。
決して、老人は、お金持ちではありません。
・・・・「年金の減りて思案の 夏暖簾」 (M) ・・・・
新婦人王寺支部舟戸班 Mさんからの投稿でした。ありがとうございました。
王寺町は、上の写真のように、高層マンション群が最近林立しています。
どう見ても、Mさんがいわれる「低額年金生活者」が入れる物件では、なさそうです。
下の写真は、王寺町本町4丁目にある王寺町営住宅です。
王寺町内には、このブログでも以前紹介(新婦人王寺支部ブログ 2008年1月21日付け)したように、
独居老人といわれる方が、近隣町村と比較しても、多くなってきています。
孤独死や生活保護問題と同じように、シングル高齢者の住宅問題も深刻です。