こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

お知らせや日々の活動などを、皆様にお届けします。

高齢者シングルの住宅事情も考えて・・王寺町は独り身には住みにくい?

2008年07月30日 01時30分34秒 | 会員さんの投稿
 

新婦人王寺支部舟戸班のMさんから、こんなご意見が寄せられました。
「王寺町は、交通便利で住まいするには何かと都合がいいが、
 家賃が高く・空気が悪く、独り身の老人が生活する場ではないようだ。
 しかし、新婦人王寺支部のみなさんの人間性や活動内容が良いので、
 居心地がよく、王寺町から出て行きたくはない、どうしたらいいの。」

新婦人王寺支部ブログでは、若い人たちの問題を、最近は扱ってきました。
しかし、新婦人王寺支部の会員さんで、シングルでご高齢の方もおられます。
Mさんもその一人で、最近他町から王寺町に転居されて来られました。

Mさんは、元住んでおられた町の新婦人支部の方に、王寺支部のすばらしさを、
よく自慢しているとおっしゃっています。
「新婦人王寺支部ニュースを見せたり、活動内容を紹介したりして・・、
 でもまた引越しも考えなければならないのかも、娘の嫁ぎ先の近くに来たのに・・」

ということで、Mさんの悩みが託された投稿文とそこに寄せられた一句を、ご紹介したいと思います。


             

過日、友人と高齢者用と称されるマンションを数ヶ所、見学してきました。
もちろん、賃借用です。
私は、普通に働いてきて、今は年金だけで暮らしている、年金生活者です。
200万円そこそこの収入ですが、公営住宅には収入制限とかで、
入れてもらえません。

さりとて、福祉つきとかで宣伝されているマンションには、
手付金・利用料・管理料等々がかさみ、とても手の届くものではありません。

老後、ご家族の世話になる方は別として、現在、シングルライフの人、
いずれいつかはシングルライフに仲間入りする人にとって、
老後の問題は大変です。

テレビ・マスコミで宣伝されているような、
高収入や預貯金のある方を対象にした福祉産業ではなく、
低額年金者にやさしい住宅施策をと願うのは、無理なことでしょうか。

誰でも入れる住家をと、望むものの一人です。
決して、老人は、お金持ちではありません。

・・・・「年金の減りて思案の 夏暖簾 (M) ・・・・

新婦人王寺支部舟戸班 Mさんからの投稿でした。ありがとうございました。


             

王寺町は、上の写真のように、高層マンション群が最近林立しています。
どう見ても、Mさんがいわれる「低額年金生活者」が入れる物件では、なさそうです。
下の写真は、王寺町本町4丁目にある王寺町営住宅です。
王寺町内には、このブログでも以前紹介(新婦人王寺支部ブログ 2008年1月21日付け)したように、
独居老人といわれる方が、近隣町村と比較しても、多くなってきています。
孤独死や生活保護問題と同じように、シングル高齢者の住宅問題も深刻です。

 

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