こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

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7/21「大阪青年大集会」分科会・・〝たたかっている仲間と出会う〟に参加

2008年07月23日 01時14分10秒 | 若者たちは今・・今どきの若者と言わないで
  

7/21開会の10時前から、若者が受付へ続々とやってきます。
なかには、ちいさい子どもを連れた若いお母さんも。
青年たちみずからで、イベントを運営している姿を見るのは久しぶりです。
奈良県でも、こういう取り組みが青年の自主組織ででき、
熟年層との交流の機会が早く実現できればと、思います。

分科会場や全体会場に、毎日放送のスタッフが取材と撮影に来ています。
このブログ(新婦人王寺支部ブログ)に、メールを投稿してくれたKさんが、
マスコミにインタビューされているようです。

  

毎日放送のテレビ・カメラが回る中、全体会の開会が宣言されました。
この集会に参加している若者の多くが、非正規の労働者のようです。
2000年~2008年のこの8年間だけでも、正規労働者が450万人減り、
非正規労働者が490万人増えているようです。

そして、年収比率でみると、正規労働者を100とした場合に、
アルバイト・パート労働者は52で、契約・派遣労働者は77の割合に。

午前11時から、5つの分科会に分かれ、グループ毎の経験報告とデイスカッションに。
第一分科会・・たたかっている仲間と出会う
第二分科会・・いま人間らしく生きたい!
第三分科会・・メンタルヘルスから考える働き方
第四分科会・・偽装請負ってなに?
第五分科会・・ちょっとおかしいのでは?あなたの働き方聞かせて



私は、今たたかっている若者の生の声を聞きたくて、第一分科会に参加。
分科会では、司会者自己紹介の後、DVD「今そこにあるユニオン」が、
上映されました。俳優の笹野高史さん(映画「釣りばか日誌」では社長のお抱え運転
手役です)が、このDVDでは社長役で出ていて、
短編ながらよくできた内容です。多くの若者に見てもらいたいと思いました。

そしてDVD上映後、女性と男性の二人の若者から、不当解雇とのたたかいの
報告がありました。

私の子どもと同じ世代の青年の、身につまされるような悲痛な叫び、
一人で会社相手にたたかっていこうとしたその姿に、思わず涙ぐんでしまいました。
「仕事ができないのは自分に力がないから」「自分はどこか間違っているのではないか」などの、ともすれば自己嫌悪・自己責任に陥りがちな中で、
「あなたはまちがってない」「一緒に何とかしていこう」と労働組合の人に言われ、
本当に救われた気がし、「自分のためにも、自分を支えてくれている
人たちのためにも、がんばる」と決意を語っていました。

2人とも、労働組合は自分とは関係のない世界のことと思っていた人たち。
しかし、解雇され労働組合を知り、自分の人生観が変わったと異口同音に主張。

それら報告を受けた後、分科会内のグループ・デイスカッションへ。
8人ずつほどのグループ別けでしたが、ここでもいろんな発見がありました。

  
コメント (1)
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