高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)
http://www.mlit.go.jp/barrierfree/barrierfree_.html が、
2006年に施行されてから2年、王寺町でもバリアフリーが少しずつ浸透してきてはいるのですが、まだまだ高齢者、障害者、ベビーカーのお母さんたちにとっては不便な場所も多々あります。
そこで今回から、新シリーズ「王寺町のバリアフリーチェック」を始めたいと思います。
皆様も気づかれたことがありましたら、投稿してくださいね。
まず第一回目の投稿です。
昨日の日曜日、車椅子でイズミヤにお買い物。
イズミヤはかなり前に建てられたので、エスカレーターはありますがエレベーターはありません。
以前新婦人王寺支部で要望していただき、車椅子や高齢者やベビーカーだと、近くの店員さんに言うと、業務用エレベーターで各階に誘導してもらえます。
入口に張り紙があり、その旨案内されてますが、まだまだ知っている方は少ないようで、車椅子で買い物をしていると、時々買い物客から聞かれることがあります。
業務用エレベーターは、荷物運搬用なので3畳くらいの広いエレベーターです。
ただ生物も運搬するためか、やや臭いがするのは難点ですが。。。
いつも感心するのはイズミヤで働く方々の対応で、制服を着た方、ガードマン、お掃除の方、皆さん声をかけたらすぐ対応していただけます。
玄関を入ったところで、
「他の階へ行かれるときは言って下さいね。」
と向こうから声をかけていただけるときもあります。
ハードでのバリアフリーはもちろん大切ですが、対応などのソフト面は、心と心がふれあい温かく感じます。
なので多少不便でも、お天気の日にはお散歩がてらに、イズミヤへも連れて行ってもらいます。
昨日もイズミヤのチラシを見て、お買い物に行きました。
ちょうどお昼にさしかかったので、どこかで食事をと夫は言ったのですが、いい天気なのでお弁当とお茶を買って、近くの王寺東公園で食べようということになりました。
東公園に行ってみたら、ツツジも咲き始めていました。
いざ中に入ろうとしたら、自転車の進入禁止の柵が。。。。。。
何ヵ所かの入口を見て回ったら、一か所柵のないところはありましたが、介助者がいないと車椅子では入れない段差が2つも!
夫がいたので、車いすのステップを上げてもらい入れましたので、お弁当は食べることができました。
この自転車進入禁止の柵ですが、何の意味があるのでしょう?
自転車で入ろうとしたら、あの柵があっても入ることはできるでしょうし、ましてやあの段差は何の意味もないでしょうね。
車椅子の私には、イズミヤでの温かい対応とは正反対で、入るなと拒否されてるようにも見え悲しくなります。
せっかくの公園、もっと心が通う場所になって欲しいものだなあと思いました。
帰り道、先日開通した王寺大橋を見ました。
下から歩道を見上げたら、すごい勾配!
車椅子で押してもらって登ってみようかと思いましたが、夫はお買い物で疲れたので、またの機会に車椅子でチャレンジしてみようと思います。
王寺町久度2丁目、生活道路・通過交通路です。
珍しい花を見つけました。ケマンソウです。別名・鯛釣草とも呼ばれているそうで、
昨日本町3丁目のところで紹介した(下の写真)、浮釣木と同じように、釣り人に好まれているそうです。
奈良県の救急体制医療機関への搬送の状況です。(2005年)
搬送人員 医療機関数
合計数 救急告示病院 その他病院
奈良市 13,722人 12,405人 1,317人
郡山市 3,287人 3,092人 195人
桜井市 2,581人 2,396人 185人
五条市 1,857人 1,664人 193人
生駒市 3,579人 2,711人 868人
葛城市 1,253人 961人 292人
西 和 4,831人 4,337人 494人
宇陀郡 1,926人 1,705人 221人
吉野郡 1,024人 880人 144人
中 和 10,412人 8,194人 2,218人
中吉野 1,502人 1,390人 112人
香芝・広陵 3,076人 2,881人 195人
山 辺 4,779人 4,492人 287人
野迫川 24人 22人 2人
十津川 230人 182人 48人
合 計 54,083人 47,312人 6,771人
資料の数字だけで判断できないでしょうが、
各消防本部が担当する、地域の人口数と搬送人員数は、
必ずしも対応しないようです。
該当人口数が少ない救急本部でも、搬送人員は多いところもあります。
やはりその地域の年齢構成や人口と職業の動態・交通事情の違いがあるのでしょうか。
王寺町久度2丁目の生活道路です。アネモネでしょうか?
人口が密集した地域ですが、みなさん思い思いの花木・草花を楽しんでおられるようです。
どのお宅の軒先にも、お花が。チューリップ・ぼたん・シャクヤク・・・
奈良県の救急体制 転送の理由別件数の現況です。(2005年)
合計数 ベッド満床 専門外 医師不在 手術中 処置困難 理由不明 その他
奈良市 104人 9人 17人 1人 1人 59人 0人 17人
郡山市 20人 2人 7人 1人 0人 8人 0人 2人
桜井市 18人 3人 7人 0人 0人 8人 0人 0人
五条市 18人 1人 4人 0人 0人 12人 0人 1人
生駒市 44人 3人 2人 1人 0人 30人 0人 8人
葛城市 12人 2人 5人 0人 0人 2人 2人 1人
西 和 39人 4人 11人 0人 0人 21人 0人 3人
宇陀郡 18人 2人 7人 0人 0人 7人 0人 2人
吉野郡 9人 0人 4人 0人 0人 4人 0人 1人
中 和 110人 22人 23人 0人 1人 51人 0人 13人
中吉野 22人 3人 4人 0人 0人 12人 0人 3人
香芝・広陵 22人 0人 10人 0人 0人 6人 0人 6人
山 辺 26人 3人 10人 0人 0人 12人 0人 1人
野迫川 2人 0人 0人 0人 0人 2人 0人 0人
十津川 44人 0人 4人 2人 0人 38人 0人 0人
合 計 508人 54人 115人 5人 2人 272人 2人 58人
比 率 100% 10.6% 22.6% 1.0% 0.4% 53.5% 0.4% 11.4%
昨日と同じように、奈良県救急本部の統計数字と総務省消防庁の奈良県の現況数字とが、
食い違っているのではないでしょうか?
消防庁が掌握している奈良県の問題点は、患者転送理由の大半が、
医療機関の側の手術中・患者対応中と理由不明の比率の多さでした。
王寺町久度4丁目の生活道路・通過交通路です。
アマナ(オーニソガラム)でしょうか?。王寺町の中では、下町の情緒があふれている所です。
花木・草花に水遣りをしながら、みなさん井戸端会議のようです。
王寺町元町1丁目への、進入路です。テッセン(クレマチス・カザグルマとも呼ばれています)を見かけました。
花径(花の大きさ)は、20cm以上でしょう。息を呑みます。
こちらのお宅では、もう数十年前から珍しい花木・草花を植栽されていて、毎年楽しませてもらっています。
ケマンソウ・コデマリ・モッコウバラ・・・・
昨日まで、総務省消防庁の公開されている資料にもとづいて、
全国の救急・医療活動とその体制をみてきました。
しかし、奈良県の救急体制の現況資料などと比較していると、
救急隊数・隊員数で、消防庁と各県本部との資料・統計資料に大きな誤差が。
なぜなのでしょう。
救急隊員の資格条項の変更(2006年度)で、各指標に増減がでているのでしょうか。
数字上の誤差が大きすぎます。
王寺町元町1丁目の、進入路です。
黄色い花は、ゆりの一種でしょうか、ヘメロカリス?また、赤い蕾は、スイカズラの一種で、ロニセラ?
奈良県の救急体制の現況です。(2006年4月1日)
救急車 救急隊数 救急隊員数 医療機関数
現有台数 専任 兼任 合計 救急告示病院 その他病院
奈良市 13台 10隊 70人 170人 240人 15ヶ所 328ヶ所
郡山市 4台 3隊 9人 41人 50人 3ヶ所 58ヶ所
桜井市 4台 3隊 0人 64人 64人 2ヶ所 52ヶ所
五条市 4台 4隊 0人 53人 53人 1ヶ所 27ヶ所
生駒市 4台 3隊 9人 86人 95人 3ヶ所 77ヶ所
葛城市 3台 2隊 0人 39人 39人 0ヶ所 17ヶ所
西 和 5台 5隊 31人 50人 81人 3ヶ所 89ヶ所
宇陀郡 5台 4隊 0人 110人 110人 1ヶ所 26ヶ所
吉野郡 4台 4隊 0人 61人 61人 1ヶ所 12ヶ所
中 和 11台 10隊 35人 159人 194人 7ヶ所 178ヶ所
中吉野 5台 4隊 0人 66人 66人 1ヶ所 16ヶ所
香芝・広陵 5台 4隊 0人 84人 84人 1ヶ所 53ヶ所
山 辺 6台 6隊 0人 109人 109人 4ヶ所 78ヶ所
野迫川 2台 0隊 0人 0人 0人 0ヶ所 1ヶ所
十津川 2台 0隊 0人 0人 0人 0ヶ所 3ヶ所
合 計 77台 62隊 154人 1092人 1246人 42ヶ所 941ヶ所
ちなみに、総務省消防庁の資料で、奈良県は
2005年4月1日 救急自動車数 73台 救急隊員数 専任146人兼任805人合計951人
2007年4月1日 救急自動車数 78台 救急隊員数 専任181人兼任733人合計914人
でした。どういうことなのでしょうか。
王寺町元町1丁目、王寺町水道局と住宅地への進入路です。白色・深紅色のシランでしょうか、
紫色はその名の通りですが。急勾配の上り口手前の、ちょっとした休憩場所に咲いています。
王寺町葛下2丁目にある、薬王橋周辺です。
葛下川の河川岸を利用した、憩い空間です。ハナミズキが、景観を魅力的なものにしてくれています。
先日このブログでお知らせしたように、総務省消防庁は2003年度に、
「救急業務高度化推進委員会 報告書」をとりまとめていました。
その中では、「消防法」法制化以来、40年間の救急業務を振り返り、
その果たしてきた役割を評価するとともに、遅れている課題・問題
についても分析していました。
それから、5年が経過、地方行政・地方消防本部の現在の実情を、
総務省消防庁はどう捉えているのでしょうか。
王寺町本町3丁目への進入路で、 王寺町本町2丁目の田に咲くえんどう豆の花と
珍しい花木を見つけました「浮釣木」の花? 金盞花(キンセンカ)、このペアーはよく見かけます。
特に重要なのは、消防機関と医療機関の連携に向けた環境整備です。
8年前(2002年)に、都道府県単位で協議会を設置していたのは全体の83%。
しかし、協議会は1年間に全国平均で1.1回しか開かれていず、
その実質的な内容は深められていないようです。
今年(2008年3月11日)の総務省消防庁の報道資料によれば、
「救急搬送における医療機関の受入状況等実態調査の結果」を、
発表しています。
その各種項目の中で、奈良県が人口集中県と並び、問題県?として、
指摘され取り扱われています。
1)重症以上傷病者搬送での、医療機関に受入の照会を行った回数ごとの
件数
奈良県・大阪府・兵庫県・東京都・神奈川県
千葉県・宮城県・茨城県・栃木県・埼玉県
2)産科・周産期傷病者搬送での、医療機関に受入の照会を行った回数ごとの
件数
奈良県・大阪府・東京都・神奈川県・宮城県・茨城県・千葉県
3)小児傷病者搬送での、医療機関に受入の照会を行った回数ごとの件数
奈良県・大阪府・兵庫県・佐賀県
東京都・宮城県・福島県・栃木県・埼玉県・千葉県・新潟県
王寺町本町3丁目青松園住宅地への進入路です。 王寺町本町4丁目の町営桃山住宅団地の
最近あちこちでよく目にする「雲南さくらそう」 1階前庭に植裁されている「ドウダンツツジ」。
上記のように、奈良県は救急医療業務の全般にわたって、
早急な改善を総務省消防庁から求められていたのです。
荒井奈良県知事は、舛添厚労相とも面談して、県の報告書を提出していました。
しかし、2007年度4月1日時点での奈良県の救急隊員数は、914人で、
2005年度4月1日時点での奈良県の救急隊員数は、954人からみて、
わずか2年間で40名も隊員数が減少。
全国的には救急隊員数は、2005年から2007年の2年間に、
57,966人から、59,216人へ、1,250人増加。
隊員数を減らしている県は、16県/47都道府県の34%。
66%の都道府県が救急隊員を増やしているにもかかわらず、
総務省消防庁や厚労省からも、問題県として指摘されている奈良県が、
救急隊員数を減らしているというのは、どんな理由からでしょうか。
王寺町本町1丁目、王寺中学校周辺への進入路。
家庭菜園・花園でしょうか、牡丹一輪がひときわ見事です。
王寺町本町1丁目にある、町立王寺中学校への進入路です。
3週間前は、まだ見事に咲き誇っていた桜も、新入生を迎え無事役目を終えたようです。
今通学路横の斜面に咲いている黄色い花は、金鳳花(キンポウゲ)です。
農民連産直センターから講師に来ていただいて、
「食の安全」について学習会をしました。
幼稚園が参観日とかで、若いお母さん方の、
参加がなかったのは残念でしたが、
改めて日頃の食生活を見直す貴重な機会になりました。
食品添加物について詳しく聞くと、
スーパー等で売られている食品は、よほど
吟味して買わないとたいへんだと思いました。
格安のお米と産直米を、鮮度判定液で比べて
みる実験もしました。
またビデオを2本も見て、たっぷり学習もしま
した。
その後、プリンのような味わいの豆腐を試食し、
産直のにんじんを使ってNさんが手作りしてくれた
ケーキをいただき、とても好評でした。
最後に、産直野菜の見本を参加者全員で、
仲良く分けて終わりました。
王寺町本町1丁目にある、町立王寺中学校の通学路・進入路です。
人家の軒下・道端には、珍しい草花が植栽され、登・下校時、生徒たちが何の花きれい・可愛らしい、
と言っていました。これは、青・紫・白色の「リンドウ咲きカンパニュラ」でしょうか?
王寺町舟戸2丁目の公園です。藤棚に咲くフジに、子ども達が毎日見惚れています。
郡山市から王寺町に転居してこられて、
新婦人王寺支部に入会していただいた、
Mさんの歓迎会を兼ねた班会をしました。
Nさんがおいしい手作りケーキを準備してくれ、
イチゴやまんじゅうの持ち寄りで、会場のテーブルの上はとっても豪華!
王寺町舟戸1丁目周辺の、大和川河川敷です。前方に舟戸山が見えます。
いま堤防の土手には、黄色い花が一面に咲き誇っています。菜の花と見間違えますが、
アブラナの一種「セイヨウカラシナ」です。
自己紹介をすることになり、
Mさんが波乱万丈の半生を語られ、気がつけば1時間以上経過していました。
その後、それぞれが自己紹介をし、話は盛り上がり、アッという間に、
3時間以上が過ぎていました。
何ともよくしゃべりまくった班会で、おなかの方もいっぱいになりました。
王寺町舟戸1丁目にある、舟戸児童公園です。
つい先日までは桜の下でお花見していましたが、今はツツジが満開です。
レンギョウ・ユキヤナギ・サクラ・ツツジへと、あっという間に、花の季節は移り変わっていきます。
私はニラが苦手で、他所から頂いたときしかニラ料理はしないのですが、
昨日届いた産直の中にニラがあったので、頑張って作ることにしました。
いつもは炒めたりするのが多いけど、今日はいつもしない料理を考えました。
題して「お花畑のにらまんじゅう 」
(お花畑のにらまんじゅうの写真)
<材料ー40個分>
豚ミンチ350g、ニラ1束(みじん切り)、塩1/2、
調味料(しょうゆ大1/2、ガラスープの素大1/2、水大1、
酒大1、おろし生姜適量、ゴマ油適量)
片栗粉大1、餃子の皮大判40枚
<作り方>
① 豚ミンチに塩を加えて粘りが出るまでよくこねて、
ニラを加えてさらに混ぜる。
② 調味料を加えて、全体をよく混ぜ、片栗粉を加えて40等分にする。
③ 餃子の皮の真ん中に少し丸くした具を乗せ、
皮の周りを水で濡らして、中央でひだをたたみながら包む。
④ 打ち粉をしたパットに並べる。
⑤ フライパンにごま油を敷き、ニラまんじゅうを入れて水を入れ、
餃子のように蒸し焼きにする。
からし酢しょうゆ、ポン酢、餃子のたれ、またはそのままでも美味しいですよ。
写真でははっきり写ってませんが、かわいいお花の形をしています。
王寺町久度2丁目、JR王寺駅北側商店街の「けやき並木」です。
けやきの若葉も色鮮やかに、プロムナード(散歩道)も演出しています。
昨日に続き、救急活動での医療機関照会で、
受け入れを回避・拒否された理由を全国・他県と比較して、
考えてみたいと思います。
重症での、受け入れ回避理由(件数の多い県順)
1)手術中・患者対応中
1位 東京都 9,995件
2位 神奈川県 2,271件
3位 埼玉県 2,125件
4位 千葉県 1,128件
5位 兵庫県 1,070件 6位 奈良県 881件
2)理由不明・その他
1位 東京都 4,421件
2位 千葉県 3,831件
3位 埼玉県 1,812件
4位 宮城県 1,270件
5位 大阪府 1,222件 8位 奈良県 870件
3)専門外
1位 埼玉県 2,294件
2位 東京都 1,505件
3位 茨城県 979件
4位 神奈川県 941件
5位 兵庫県 937件 7位 奈良県 501件
救命救急センター全事案での、受け入れ回避理由(件数の多い県順)
1)手術中・患者対応中
1位 東京都 6,295件
2位 神奈川県 1,769件
3位 埼玉県 447件
4位 奈良県 428件
5位 大阪府 393件 4位 奈良県 428件
2)理由不明・その他
1位 新潟県 3,212件
2位 東京都 2,246件
3位 大阪府 966件
4位 神奈川県 738件
5位 宮城県 655件 8位 奈良県 402件
3)専門外
1位 神奈川県 849件
2位 埼玉県 753件
3位 新潟県 670件
4位 東京都 526件
5位 大阪府 409件 7位 奈良県 260件
王寺町久度2丁目、JR王寺駅北側ロータリー周辺です。
赤紫色のつつじと白色のイワナンテン、周囲のものを引き立てます。
以上、救急活動で医療機関に照会しながらも、
受け入れを回避あるいは、断られた件数について見てきました。
全国の他県と比較しても、奈良県の人口数が全国29位 からすると、
奈良県の人口の3~10倍の他県と同等の、受け入れ回避・辞退・拒否数と
なっています。
人口1万人当たりに換算すると、その数・比率は他県に比べても、
はるかに多くなります。
なぜ、このような事態になっているのか、
奈良県・関係当局からの説明責任が求められると思います。
奈良県の救急隊員の数は、専任と兼任あわせて、914名 (2007年4月1日)。
専任隊員比率が19.8% で、全国20位 。
一人当たりの隊員が、行政区内全人口対象で診るとして換算すると、
奈良県は1,555人の人を一人の隊員が担当 するということになり、
その数は全国22位です。
けっして、救急隊員の数が極端に少なすぎて、現実の状況に対応できていない、
ということではないようです。
素人判断の数字上の実態把握ですが、ここからだけでも多くの問題を、
指摘できます。
監督官庁である、厚労省や総務省・消防局などでは、
どのような見解をもち、指導・指示されているのでしょうか。
2003年3月総務省消防庁は、「救急業務高度化推進委員会の報告書」を、
発表していました。
そこには、今回の奈良県での、救急医療体制全体にも関わる、
メデイカルコントロール体制の構築・医療機関と消防機関の協議会設置
などの方向性が出されていましたが、
残念ながら奈良県では、体制が取れていないのか、あるいは実効性がなく、
機能していなかったのか、と考えざるをえません。
王寺町久度2丁目、JR王寺駅北側で、駅前郵便局・銀行・各種テナントが入った集合ビルに、
ひとときの安らぎを、ピンク色の遅咲きの桜と緑のケヤキが与えてくれます。
今日(4/24)は舟戸班の歓迎会があり、
今週もKさんが産直野菜 を届けていただき、助かりました。
早速写真にパチリ!
(産直野菜の写真)
ぶなしめじ、有機ルッコラ、有機サニーレタス、からし水菜、
菊菜、ニラ、千切り大根、にんじん、アスパラが入ってました。
ルッコラとからし水菜は、聞いたことはありましたが、
見るのは初めてです。
もちろん料理もしたことがなくて。。。
まずは、インターネットで調べてみました。
ルッコラはカルシウム・鉄分・ビタミンCが豊富で、
主にサラダとして葉を生食することが多く、
おひたしや炒め物にも使用されるそうです。
からし水菜は、普通の水菜より軸が太く、
香り・味ともにしっかりとした水菜です。
「からし」と言っても、少しピリッとするくらいの辛さです。
サラダ・漬物・鍋・炒め物として、使うみたいです。
試しに二つとも、ちょっと葉っぱを口に入れてみたら、
けっこう独特な辛みと苦みなので、加熱によって消えるとのことで、
軽く茹でて使うことにしました。
で作った料理は、「春のサラダ 」。
ツナとサニーレタスと一緒に混ぜて、上に茹で卵を乗せて出来上がり~♪
(春のサラダの写真)
そして明日の産直学習会に向けて、
今日届いた人参を使って「カントリーにんじんケーキ 」も作りました。
(カントリーにんじんケーキの写真)
<材料>
人参1本、卵2個、無塩マーガリン80g、砂糖30g、
ホットケーキの素200g、塩少々、レモン汁、くるみ適量
<作り方>
① にんじんはすりおろしておく。
② ボールにマーガリンと砂糖を入れてやわらかくなるまで混ぜる。
③ ②に卵を一個づつ入れながらよくかきまぜる。
④ ③に軽く絞った人参、塩少々、レモン汁を入れ混ぜる。
⑤ ④にホットケーキの素を入れて、さっくりかきまぜる。
⑥ 型に平らに入れて、上にくるみのみじん切りをちらして、
170度のオープンで、30分焼いたら出来上がり~♪
学習会で試食した感想 、教えて下さいね。
王寺町畠田3丁目、せせらぎ公園への進入路です。
白色・紅白色のハナミズキが並んでいます、さながら「花水木通り」です。
奈良県での救急活動で、医療機関に照会したが、受け入れを回避あるいは
拒否された理由を検討する前に、もう一度(このブログで3/28に取り上げまし
たが)、奈良県の医療行政・医療実態の「いびつさ」について整理しておきたい
と思います。
県下産婦人科医療機関数は、病院関係14・有床診療所16の30ヶ所、助産所が6。
この数は、全国で40位 の少なさ。
ちなみに、一般病院数は全国36位、一般診療所数は全国21位。
分娩取扱施設の常勤医数は、病院関係48人有床診療所24人の合計72人。
この数は、全国で40位 の少なさ。
ちなみに、一般病院常勤医師数は全国5位
全国平均で1人の産科医師が1年間に出産に立ち会う回数は139回。
(奈良県163回・大阪府110回・京都府113回・兵庫県165回)
この数は、全国で6位 の多さ。
ちなみに、一般病院在来患者数(常勤医師1人1日あたり)44位 。
一般病院外来患者数(常勤医師1人1日あたり)41位 。
妊婦検診のみ実施施設数は、2ヶ所で病院はなし。
この数は、全国で3番目に少ない 。
ちなみに、一般病院数は全国13位 、一般診療所数は全国9位の多さ 。
(上記いずれも2006年6/14時点のものと、ちなみに項目は2005年度時点のもの)
これらは、統計数字上での全国との比較です。
しかし、数字からだけでも、奈良県の医療行政のいびつさが分かるのでは。
奈良県では、一般病院常勤医師数が全国5位の多さなのに 、
分娩取扱施設常勤医師数が全国40位の少なさ 。
常勤医師が出産に立ち会う回数が、全国6位の多さなのに 、
常勤医師の一般在来患者数が、全国44位の少なさ 。
妊婦検診実施施設数が、全国で3番目に少ないのに 、
一般病院数は全国で13位 、一般診療所数は全国9位の多さ 。
いつごろから、どうしてこのようないびつな奈良県医療行政・体制・実態に、
なってしまったのでしょうか。
病院数・診療所数は、全国的に見ても奈良県は増加傾向のはずなのに。
そして、忘れてはならないことがあります。
産科での分娩に立ち会うには、医師だけでなく助産師・看護師・准看護師など、
一般診療科目とは違い多くのスタッフ要員が必要だということです。
奈良県で医療施設に従事する看護師・准看護師数は、全国41位の少なさ 。
(人口10万人当たり)
一般病院に従事する看護師・准看護師数は、全国38位の少なさ 。
(100病床あたり)
王寺町畠田3丁目、せせらぎ公園への進入路です。
道路に面したお宅では、思い思いに工夫を凝らし、色んなお花が植えられています。
上記のような、奈良県の医療行政・医療実態の状況判断の上に立って、
救急活動での医療機関照会で、受け入れを回避・拒否された理由を全国
・他県と比較して、見てみたいと思います。
産科・周産期での、受け入れ回避理由(件数の多い県順)
1)手術中・患者対応中
1位 東京都 424件
2位 神奈川県 324件
3位 埼玉県 164件
4位 大阪府 99件
5位 茨城県 58件 9位 奈良県 17件
2)理由不明・その他
1位 大阪府 320件
2位 神奈川県 277件
3位 東京都 258件
4位 千葉県 235件
5位 埼玉県 196件 7位 奈良県 55件
3)専門外
1位 埼玉県 168件
2位 神奈川県 129件
3位 大阪府 97件
4位 兵庫県 87件
5位 茨城県 85件 9位 奈良県 27件
小児科での、受け入れ回避理由(件数の多い県順)
1)手術中・患者対応中
1位 東京都 7,701件
2位 神奈川県 1,992件
3位 埼玉県 1,639件
4位 大阪府 764件
5位 兵庫県 687件 10位 奈良県 292件
2)理由不明・その他
1位 千葉県 3,528件
2位 大阪府 1,753件
3位 東京都 1,671件
4位 埼玉県 1,482件
5位 神奈川県 1,030件 14位 奈良県 258件
3)専門外
1位 埼玉県 4,510件
2位 東京都 3,343件
3位 茨城県 1,415件
4位 神奈川県 1,333件
5位 大阪府 1,292件 14位 奈良県 358件
明日も引き続き、この問題をみなさんといっしょに、考えたいと思います。
ちょうど、NHKテレビ夜7:30~の「クローズアップ現代」でも、一昨日から
連続してとり上げられているところです。
王寺町畠田3丁目、せせらぎ公園への進入路です。
写真右側に、葛下川が流れ、路側帯と土手にも草花が植栽されています。
ご近所のみなさんも、散歩が楽しみの一つでしょうね。