1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

かさもこ・4

2005年09月23日 | Weblog
昼間は、二重奏の合わせに出かけました。
今度の月曜日が、東急セミナーBEマンドリン教室の発表会なんです。

いつも私が一緒に弾いてもらっているギタリストさん(といっても、本業はギターではない。でもとても上手)に、生徒さんの伴奏をお願いしています。
発表会の最後には、私との二重奏も付き合っていただきます。

彼はとてもギターが上手い上に、編曲もしてくれるので本当に助かります。
実はどの曲も、マンドリンがなくても本当に成立してしまうんですよね。
ちょっと肩身が狭い・・・。

練習後は、そのまま東京ツプフアンサンブルの演奏会へ。
知り合いがメンバーの中に数人いました。
ということよりも、今回は「かさもこ」が目当てで行ったのです。

東京ツプフアンサンブルは、「マンドリンアンサンブルの新しい響きとマンドリン音楽の新しい可能性を追及することを目的に演奏活動をする」ことを目的に結成されたそうです。
内藤喜さんの製作楽器を全員が使用している(ギター、コントラバス以外)ことが特徴です。

内藤さんはドイツ在住の(今もそうだと思うですが、違ったらすみません)楽器製作家です。
ドイツといえば、かさもこ。
アンサンブルでどんな響きになるのか、楽しみにしていました。

結論から書くと、あまりかさもこではありませんでした。
弾いているのが日本人だからかしらん・・・。
でも、もちろんイタリアの楽器とは音色が違います。
ピックは何を使っているのかお聞きしたかったんですが、終演後はすぐに会場を後にしたので、チャンスがありませんでした。

ワイン等飲物付き、ということだったので、休憩時間を心待ちにしていましたが、提供されるのは終演後でした。
それがきっと、出演者も含めた打ち上げのようなものになってるんだと思います。
セルフサービスで、人が一度にドリンクコーナー(?)押し寄せたので諦めて帰ったのです。

かさもこ以外にも、いろいろ考えさせられたことがありました。
また追々書いていこうと思います。

何しろ、明日も5時起きで・・・。
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7 コメント

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お疲れ様でした (tuttiguitar)
2005-09-24 01:18:14
今日はお疲れ様でした。

自分としては「ウィーン」を弾くのは予定外でしたが、しっくり来ましたね。



合わせモノをやるとき、「あ、今気持ちいい」と思う瞬間があります。今日の「ウィーン」の合わせ一発目、一番有名な旋律が出てくるところで、



 あぁ、いいね いいね



と思いながら弾いていました。

前回この曲を弾いたときはかなり一杯一杯でしたが、今日はお互い色々考えながら弾けたと思います。良いレパートリーになりそうです。



んでは、月曜よろしく
回を重ねると (シルベス)
2005-09-24 09:27:43
tuttiguitarさん、

昨日はありがとうございました。



一度本番で弾いた曲を、しばらく年月を置いてから再演するのっていいですね。

ウィーンは、アメデオの5月のコンサートで、歌付きで弾きましたので、自分の中でも曲に対する想いが変わった部分があると思うんです。



そんな風に感じる瞬間がとても楽しいし、二重奏を続けている良さも実感します。



月曜日、よろしくお願いします。

生徒さんたちも、tuttiguitarさんのギターを楽しみにしていらっしゃるんですよ。
かさもこ (PLum)
2005-09-24 09:59:40
東京ZupfのPLumと申します。

かさもこ・・・・う~ん。。。

我々(というか私)が目指してるのは、あくまでも「音楽」であって、音質ではないんです。

「この曲は、こういう風に弾きたい」その為には

どんな音が必要か・・・・。

普段はCalaceもVinacciaも使ってるし。。メンバーの使ってるピックも弦もバラバラです。

「かさもこ」はドイツ人の好みなんでしょうね!

彼らは純音を好むし・・ギターでもスペイン製とドイツ製ってかなり違うでしょ?

内藤さんの楽器は強引な評価をしたらイタリアとドイツの中間的とでも言いましょうか。。

縁あってこのアンサンブルに参加しましたが、毎回とても刺激的です。

いや~それにしてもモンノさんが3楽章素っ飛ばした時はビックリした~~~。

今日も14:00からコンサートです。。
そうですか (シルベス)
2005-09-24 21:21:38
PLumさん、

演奏会お疲れさまでした。



かさもこの件、解説ありがとうございます。

3楽章全部を飛ばしていたんですか。

みなさんがただならぬ雰囲気で譜面をめくっていたので、リピートを飛ばしたのかと思ってました。

実はあの曲を聴いたのは初めてで、3楽章抜けがわからなかったのです。



昨日は、特にアンコールが盛り上がりましたね。鮮やかでした。

東京Zupfさんは、通年活動していらっしゃるんでしょうか。

それとも普段はそれぞれ別の活動をしていて、演奏会の前だけ結集するというスタイルですか。



そ~なんです (PLum)
2005-09-26 08:25:21
終演後、モンノさんから「素早く譜面をめくってくれてアリガトウ」と言われました。彼はスコブル付きのイイ人です。大ファンになりました。

ちなみに使用ギターは「マティアス・ダマン 1990」とスイスの製作家が作ったバロック(コピー)です。

TZEメンバーは関東、東海、大阪、ドイツと散っているので、演奏会の時だけの集まりです。

でも今年5月にドイツ公演をやって、初めて連帯感のようなものを感じました。

演奏会は最近・・年2回ペースですね!

バスト氏が日本に来たがっているとの事で、来年3月にも演奏会がありそうです。
ドイツ公演 (シルベス)
2005-09-26 23:08:28
PLumさん、

ドイツ公演でしたか、いいですねー。



演奏会の時だけの集まりって、私は好きです。

それぞれが別の場所でしっかり活動して、年に2回集まって一緒に音楽を作る。

年中一緒、しかもそれだけ、よりいい結果が生まれるような気がします。
ドイツとカサモコ (PLum)
2005-09-28 08:47:41
昨晩ドイツ公演のDVDを見ていて思ったんですが、

ビレンバッハでショイントした「ヴュルテンブルク・ツップオーケストラ」の音は「東京Zupf」と酷似してます。

主要メンバーが内藤さんの楽器という事もありますが・・・。もしかしたら典型的な「かさもこ」はドイツというよりマルガ・フュスゲン一派の特徴なのでは?

音大の教授はほとんどフュスゲン一派が抑えているし、みんな素晴らしいプレーヤーだからドイツ=かさもこ・・・と思ってしまうけど・・・その一派筆頭のゲートルードはカラーチェを弾くときは薄いピックを使って華やかっぽい音色にしてるし・・・。最初に書いてたけど、要は自分の表現したい音楽にどんな音が必要かの選択でしょうネ!

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