1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

前向きに

2013年03月29日 | Weblog
春爛漫ですね。
名だたる桜の名所に行かなくても、じゅうぶん桜が楽しめます。
仕事に向かう車中でも、ついあちこちの桜に目が行ってしまう。
昨日は花の舞い散る中を走ってとてもきれいでした。

木曜はテラスモール湘南のレッスンでした。
レッスン開始前に、茅ヶ崎(テラスモールの隣の駅)に住む姉と、SOHOLM CAFEのオープンテラスでランチ。
お天気も良く、心地よかったです。

春休みのお昼時のせいか、テラスモールの飲食店はどこも混んでいました。
ここに仕事に行くといつも思うんですが、子供が多い。
姉が言うには、茅ヶ崎では子供3人家庭が多いそうです。姉の家も。
横浜では、3人は少数派です。子供の友人も2人きょうだいが多い。
子だくさんは、湘南の気候が関係しているような。
育てやすい環境なのかもしれません。

画像は、姉からの差し入れのお菓子です。
レッスンの合間に食べてね、ということでしたが、木曜日は合間がないんです。
生徒さんが休まなければ、ずっと休憩なしで夜まで。
というわけで、最後のレッスンが終わってからチョコレートケーキをいただきました。
月曜日のレッスン日は大いに空いているので、月と木で万遍なく生徒さんを振り分けて休憩を挟みつつレッスン、というようになったらいいなぁ・・・
と思っていますが、なかなかそうもいかないものです。
それよりも、木曜日の生徒さんが4月からも継続受講してくれることを喜ぼう。


さてさて、レッスンをしていていつも思うことがあります。
満足感って人それぞれ大きく違う、ということです。

体調が悪く(リウマチだそうです)、教室に来るのもやっと、楽器はキャリーに乗せて、という生徒さんがいます。
レッスンは、いつもいかに具合が悪いか、という話で始まります。
実際、手が震えていて弦を押さえるのが辛いようです。
30分レッスンなので、オデルの1曲(最初のページのほうなので16小節くらいの曲)をどうにか弾いて終わりになってしまいます。
大変な思いをして通ってくださっているのにこれでいいのかしら、と心配になるときもあります。
でも、ご本人は「とても楽しい。マンドリンっていいですね」と言ってくれるんです。
そして笑顔でお帰りになる。

ピアノの経験があってリズムが正確に取れて、オデル2巻まで進んでも、練習が辛くて憂鬱だ、という方もいます。
こちらからすれば、着実に上達しているのにどうしてそんなに悩むのか正直言ってわかりません。
ご自分の理想がきっちりあって、そこに到達しないと「ダメ」、ということなのか・・・。

できないことよりも、できるようになったことに意識を向けたら、もっと楽しくなるのではないかと思います。
楽器の練習は小さな達成感の積み重ね。
すぐに完璧に弾けるようにならなくても、少しずつ近付いているはずです。

日常生活も同じですね。
足りないことに不満を言うのではなく、身の回りにたくさんある当たり前のしあわせに気付いて毎日が楽しめたら。

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