
二十年に一度の式年遷宮が行われた伊勢神宮に参拝してきました。遷宮の儀式は数年に渡って続くため、今も全部終了しているわけではありません。先月、遷御が執り行われたために僕としては年内中に是非お参りしておきたいと思っていました。つい最近出雲大社へ行ったばかりなので、今年はダブルで式年遷宮直後の参拝です。JR名古屋駅とJR伊勢市駅の間には二ヶ月間の臨時急行列車が運行されています。全車指定席の上、シートは新幹線の払い下げなのでゆったり座れます。四枚綴りの割引回数券と合わせると二人なら料金も近鉄と競争力があると思ってJRで行くことにしました。電車は空いていたので知らない人も多いのかな。伊勢神宮の参拝は、初めてではありません。休日はきっと混むだろうと思って平日を選んでやって来ましたが、団体客が押し寄せやっぱり大勢人はいました。伊勢市駅から歩いて外宮の参拝から始めます。参道は観光客用の土産屋や休憩所がリニューアルされ、こちらも新築の店舗が増えていました。外宮の正宮は真新しく改築され、気持ちも新しくなったような気がしました。別宮の多賀宮、風宮、土宮なども参拝しバスで内宮に移動します。内宮では手水舎だけでなく、五十鈴川にも足を運んで手を清めました。本来は全身を清めるのが正式な作法なのだか。と口にすると、同行の妻が言うには、二見浦の海に入り禊(みそぎ)をするのが正式だとか。海や川に入れと言うなら、オープン・ウォーター・スイミングをすればいいのでは?と一人納得しながら、内宮も参拝しました。初詣の時は行列ができて階段を上がるのに相当時間がかかりましたが、そこまで人が詰めかけているわけではなく、無事に参拝することができました。こちらでは荒祭宮も拝んできました。これで何とか年内に六十年に一度の遷宮を済ませた出雲大社と二十年に一度の遷宮を済ませた伊勢神宮へ訪れることができました。身を清潔にして暮らすことは、病気にかかりにくくする古代人の知恵だと僕は思っていますが、このように建造物さえも新陳代謝させることが祓いになるという思想にも共感することができます。疫や厄を祓い落としてくるのが神社参拝の目的ではないかと思えるようになってきました。神様に手を合わせた後は、おかげ横丁でお腹を満たしました。伊勢牛で名高い「豚捨」(ぶたすて)で牛丼をいただきます。濃い味のタレとオニオンの旨味が強烈でした。お土産に牛コロッケも買いました。大好きなコロッケなんですよ。

ガンジス川は僕も思うところです。
禊(みそぎ)は身を削ぐという意味を持っています。
奥深いものを感じます。
週の中日だというのに凄い人手で驚きました。
そう昔は五十鈴川に入って身を清める人で
あふれかえっていたとか・・・まるでインドの
ガンジス川(映像でしか見たことないですが)
でも本来、身を清めるとは両手をちょろっと
洗うだけではダメなんでしょうね。
おかげ横丁は楽しいですね。
暑かったので赤福氷が美味しかったです。
「ぶたすて」なんだ。「トンステ」かと思ってた^^;
私達もコロッケは買いましたョ^^
今行くと新旧両方拝むことができます。
そして、次に訪れた時またまた工事をしていて、アッ20年経ったんだと気づいたんです。
工事をしているお伊勢さんしか、知らなかったりてことですよね。