goo blog サービス終了のお知らせ 

スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

野毛山動物園のレッサーパンダ

2010年11月26日 | ネイチャー/ペット
紅葉狩りを楽しむ時間がないなあ。と思いながら横浜に泊まったので朝から近くの野毛山公園を散歩して、ほんのちょっと紅葉でも見ておこうと足を伸ばしてみたけれど、色付いてる楓もあれば、緑色したままの楓もあって、時期が早いのかそれともここでは真っ赤に染まりきらないのか中途半端な紅葉でした。横浜の繁華街に近く、静かな場所なのでこのあたりの散策はお気に入りです。横浜が開港する時、東海道と船着き場を遮断して外国人を寄せ付けないようにするために野毛山を越えた場所を選んだそうです。ですから今でも小高い丘のような山であり、坂を登って行かなければなりません。頂上付近には無料の動物園があり、市民の憩の場所でもあります。時間つぶしにちょうど良いので中に入ってみました。入り口に入ると、保育園児や小学生の集団や、ベビーカーを押す若いお母さんの群れ、写生をする高校生の集団などでいっぱいでした。平日にもかかわらず、賑やかです。今日は寒くないので動物を見学するにもいい日です。小さな動物園なので、のんびりしていて静かなので落ち着けますね。入り口を過ぎると早速レッサーパンダが出迎えてくれます。野毛山動物園の顔です。どうやら今日は活発に動き回ってくれているみたいです。常連の若ママさんが珍しい珍しいと連呼していました。ぬいぐるみが動いているように可愛い動物ですが、アライグマの仲間ですからね。きっと凶暴でしょう。肉食獣です。カルピス劇場のアニメで「ラスカル」というアライグマが出る物語がありましたが、これで勘違いした人が大勢現われて、飼ってみたけど手に負えず放置する人もいて、一部野生化して問題になっています。カメラ目線で写真をなかなか撮らせてくれないのですが、粘って一枚いただきました。姿は可愛いけどよく見ると顔の表情は険しかったりします。園内を歩いていると、孔雀を見つけました。(ああ!逃げ出したんだ。)と思って係員を捜していたら、園内放送で「放し飼いの孔雀を追いかけ回さないでください。」と注意を呼びかけていました。(なーんだ。びっくりさせやがって。)旭山動物園の成功で全国至る所の動物園は演出に余念がないのでしょうか。ラットハウスなる動物を素手で触れるエリアもありました。ハツカネズミがいっぱいます。トムとジェリーのジェリーだ。ひよこ、モルモットもいます。写生の授業中だというのに制服姿の女子生徒の何人かは膝にモルモットを抱いたまま動かなくなってしまっていました。気持ちはわかるなあ。でも課題は済ませたのだろうか。心配になります。ここでは傷ついた野鳥を保護して野生に戻す活動もしています。二羽のハヤブサも飼育されていました。動物園とは言え環境問題にも取り組んでいるんですね。アムールトラの紹介も勉強になりました。(もちろん一頭います。)僕はペンギンやキリンも好きです。どうしてこんな姿で暮らすことになったのだろうと考えると、何だか不思議な気持ちになってきます。



横浜市立野毛山動物園
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大磯プリンスホテルからの眺め

2010年10月29日 | ネイチャー/ペット
台風14号が太平洋側の本州に近づきつつあり、雨足は強くなってきました。出張で移動の途中、一泊することになり、「大磯プリンスホテル」に宿泊しました。大磯ロングビーチで有名なこのホテルは、かつては西武グループの代表するホテルの一つでしたが、このところはあまりぱっとしなくなり、話題性もなくなってきたように思います。夏季のロングビーチはまだ営業しているようですが、温水プールは閉鎖しました。シーズンオフが理由ではなく、ホテルのロビーも心なしか寂しい感じがしました。リゾートホテルとしてだけでは、集客が少ないのか、僕のようなビジネス客向けの素泊まり宿泊プランを格安で販売するようになるのですから確かでしょう。今日は、秋を飛ばして冬が来たような寒気を感じる気温に下がり、大磯ではコートやマフラーをしている人を多く見かけました。僕は軽装だったために体調を崩しかけてしまったので、早めにチェックインを済ませて部屋に籠っていました。部屋はツインで広めでしたが、老朽化が進んだ旧館の方だったために昭和のビジネス旅館みたいな空間でした。テレビはブラウン管でアナログ放送。電話はダイヤル式。空調の調整は、つまみと針。インターネットなんか対応していません。証拠物件を挙げれば切りがありません。楽しみは温泉だけ。そう、ここは施設内に温泉があります。そんなに大きくはありませんが、内湯と露天がありました。塩分の濃い単純温泉です。湯は大したことないと思うけど、冷えて弱った身体には効きました。利用する人もまばらです。ベッドで休んで温泉に入り、食事をして温泉に入り、また休む。翌日も入りました。朝早く夜明け前に目を覚ましたので窓から相模湾を眺めてみました。夜見かけた釣り船の明かりはどこかに消えていました。日が昇るにはまだ少し早かったけど、明るくなりかけていました。薄暗くて分かりにくいけど、台風の影響でどんよりした雲が海原の上を包んでいました。雨は上がったようでした。オーシャンビューの部屋だと聞いていたので、予約をした時は明るい青い空ときらきら光る凪と水平線を想像していましたが、世界の終わりのような景色なってしまいました。誰もいない季節外れのロングビーチ。人工でこしらえた屋外プールが哀しく映ります。右肩上がりの景気の時に比べてあまりにも時代は移り変わってしまったのだと思える景色でした。台風が少しづつ近づいているんだと思い、またベッドに潜りこみ、静かに眠りにつきたくてじっとしていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩道で見つけた秋桜

2010年10月16日 | ネイチャー/ペット
秋が深まりつつある穏やかな休日になりました。こんな日は朝寝坊して遅い朝ご飯を食べたら、シャワーを浴びて髭も剃らずにラフな服装に着替えて、読みかけの本と買ったばかりのCDを聴くつもりでしたが、飼い犬の散歩でも行こうかという気になり、寝床に引きこもった愛犬を外におびき出して近所をブラブラと散歩してきました。つい最近までどこからか金木犀の香りがしていたのに。と思い出しながら秋らしい肌寒く感じる風を浴びながらリードを引っ張って歩いていました。僕の住む近所は住宅街ではありすが、猫の額ほどの田畑も残っていて、田舎の面影を感じることができます。稲穂は実をしっかりと育て上げ、重量で頭を垂れるように弧を描いていました。もうすぐ収穫なんだな。と改めて気付かされます。連れているミニチュアダックスは、犯人を探すように匂いの痕跡を鼻で確かめながら進むので寄り道をしたがります。犬の鼻先を統率しながら、僕はいつものコースを辿っていました。途中、畑と道路の境目に咲く「秋桜」を見つけました。誰かが種を蒔いて咲かせたような感じではなく、無造作に咲いていました。だけど花はどれも立派で色も鮮やかです。秋です。ところで「秋桜」と書いて「コスモス」と読みますが、「あきざくら」でも間違いじゃないんですね。もともと秋に咲く桜のような花という意味なのだそうです。そうか。そのまんまなんだなあと思い直して、じゃあ「コスモス」は?と普段使い慣れた言葉の語源を調べてみたら、古代ギリシア語に由来していて宇宙を意味するあのコスモスと同じなんです!知らなかった。秋の桜と宇宙が同じだなんて面白い。あまりにも身近過ぎて今まで気が付きませんでした。道端で咲いていたりしますからねえ。やっと花の美しさに関心が持てるような年齢になりましたけど、反対に考えてみたら、今までどうでも良いことばかり夢中になり心奪われていたわけで、ホント何やっていたんだろう?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都 迎称寺の萩

2010年09月29日 | ネイチャー/ペット
京都の観光地は数多くて、人気があるなら人出は避けられない運命です。ですから、人気のない静かな場所がいいと思うようになって今日は「萩」を見てきました。暑さ寒さも彼岸までと言われ、本当に秋分を境に朝晩は冷え込む季節になり、いわし雲が浮かぶ青い空の下、秋風がそよそよと吹いて頬を叩くと秋を感じます。紅葉には気が早いこの季節。地味だけど秋の訪れを知らせてくれる「萩」の名所である「迎称寺」の界隈は、ひっそりとしていて一人でぷらりとやって来るにはうってつけの観光地でした。いやいや観光地でもないんでしょう。そのくらい地味です。東山は京都の中でもどこか上品なところですし、「真如堂」の裏手にあるのとても静かなとこです。でわざわざ足を運ばなければ誰も来ない住宅街なので、隠れスポットなのではないでしょうか。ここの「萩」はそれほどたくさんの数の花が咲くわけではなく、補修をしないまま崩れ落ちそうな土堀との相性に風情があるというところが魅力です。「迎称寺」は門が開いてはいますが、仕切りがあって中に入って見学することはできません。その土堀の周りに紅白の「萩」が植えてあり、路地にはみ出しているので、断りもなしに路地に佇んで好きなだけ「萩」を観賞し放題という手軽な観光になります。要は道端で咲いてる花を道端で立ち止まって見るということですね。市バスに乗って歩いてやって来ると地元の人が行き交うだけで、観光客なんて誰もいませんでした。「萩」も咲いてはいたものの、もう少し日が経った方がよかったかな。と思う咲き加減でした。小さな白い花弁をよく見ると、サイズは小さいのに実にダイナミックなデザインになっていることに驚きます。大体、「萩」をこんなにもゆっくり見たことなかった僕です。蔓が伸びて弧を描き、葉は蔓の向かう方向に合わせて外に飛び出すように生い茂り、植物なのに躍動的に見えるところがエネルギッシュに感じました。それでは通行人の皆様、決して怪しい者ではありません。通報しないでください。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとずれてる田貫湖のダブルダイヤモンド富士

2010年08月28日 | ネイチャー/ペット
現地、田貫湖のほとりにある駐車場へ到着したのは午前4時前。夜と言ってもよい暗さで曇った空には月が時々顔を出していました。逆さ富士を見てみたい。と言い出した妻の願いで、こんな時間にこんなところまで車でやって来ました。仕事を定時にあがり帰宅してから準備をし、仮眠を取ったとは言え東名高速道路を飛ばして真夜中の移動してきたので駐車場でも休憩をしました。田貫湖から眺める夜明けの富士山は、湖面に浮かぶ富士山の姿と重ねて逆さ富士が見えることと、年に二回、4月20日と8月20日ごろには山頂から朝日が昇り、その瞬間はダイヤモンドの光にたとえられ、ダブルダイヤモンドと名付けられています。一カ所しかないウッドデッキの展望台にはその瞬間を撮影するために2000人くらいのカメラマンが押し掛け、三脚の場所を奪い合うという社会現象になっているそうです。僕はそんな混雑を避けて一週間ほど日程をずらして山頂から外れたダブルダイヤモンドを狙って来たのです。それでも僕と同じ時間に到着した中判カメラを担いで来た老人は、毎日にようにここへ通い詰めていると言っていました。今年は山頂付近で現われた日には綺麗に撮れたと聞きました。そうです、ここ田貫湖でダブルダイヤモンドをカメラに収めることは、大変難しいことなんです。年に数日しか富士山から日が昇らないこと。夜明けに雲がなく晴れていること。風がなく湖面に波がないこと。撮影場所を確保すること。など条件が揃わないと無理なんです。来てみてわかったけど、夜明けに朝飯を食べるカモ等の水鳥が、ばしゃばしゃと水面を揺らすだけで逆さ富士の映像が崩れるのですから条件は複雑です。僕はこの日を選んで来たものの、雲がかかって見られなくてもそれはそれでしょうがないと妻には言い聞かせ、僕自身もあきらめ顔で三脚をセットしたのです。他に写真を撮りに来た人達は10人くらいで夜明け直前には30人くらいしかいませんでした。それはそうえしょう。ずっと雲がかかって富士山はまったく見えなかったんですから。一番乗りの老人だけは日が昇るくらいに晴れそうだと期待していましたが。5時くらいからファインダーを覗き出して、溜め息混じりで待ってると、5時30分くらいから富士山のすそ野から次第に山の輪郭が見え始めて雲が薄くなってきました。もしかして!と時計が進むごとに期待が膨らみ、とうとう夜明け10分前に見事に雲が無くなって富士山の全景が現われてくれました。(奇跡!)こんなこともあるんだと興奮しながら夢中でシャッターを切りました。わずか一分間の出来事です。すぐに逆光で何も見えなくなりました。雲や霧が周囲にまとわりついているので、山向こうの雲や手前の水蒸気に乱反射したりして、ダイヤモンドの光り方が普通ではありませんが、初めて撮りに行って成功しんですから満足です。人造湖なのにこんなにも美しい場所があるなんて、感激しました。この時間にここへ来てみないとわからないものがあるんですね。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏の過ごし方

2010年08月07日 | ネイチャー/ペット
今年は猛暑日を観測した地点が最も多く、猛暑日の日数も過去最高とか。確かに今年は暑いです。熱中症で亡くなる方まで出て大変なことになっています。では雨はというと、一端降り出したら今度は落雷に集中豪雨。浸水。土砂崩れ。はたまた増水に流され行方不明。どうなってしまったんだろう?と疑問を持ってしまうほど夏は危険になってしまいました。晴れても雨でも命が危ないなんてどこかおかしい!子供の頃の真夏の思い出はもっと楽しいことばかりだった気がするのですが、今の子供達はどうなんでしょうか。暑いから家を出られないんじゃないか。雨が降っても家から出られないんじゃないかと心配します。(いつ遊ぶんだ?ゲームするから平気だって?)お天道様も雨粒も恐いなんて変な世の中です。今日も気温はぐんぐん上がって暑い日でした。犬の散歩に出かけましたら、我が家で飼っているミニチュアダックスも暑くて大変そうでした。犬は暑さに弱いと言いますからね。普段、エアコンで空調された部屋の中でのうのうと暮らしている犬ですから相当弱そうです。表に出ると雲が出て日差しもいくらか及び腰でした。それでもやっぱり日差しを浴びていると、否応無く真夏だと思い知らされます。リードを片手に歩いていると、太陽に根負けしたようなヒマワリが咲いていました。ヒマワリは育ち過ぎると花が重くなり、もたげることができなくてだらんと垂れ下がってしまうのです。立派なヒマワリなんですけど、この暑さじゃバテ気味かな。犬も舌を出しっ放しです。身体が暑くなってしまったら、何か冷たいものでもいただきたい。夏ならスイカで決まりです。さくっと包丁で切ったら塩をかけてかぶりつく。これこそ風流です。甘ーいスイカ大好きです。食べ過ぎてお腹痛くなってきた。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チュウヒサミット2010

2010年07月18日 | ネイチャー/ペット
チュウヒをご存知な方はそうはいるまいと思います。何を隠そう僕だってほとんど知りませんでした。チュウヒはタカの仲間で希少な存在です。絶滅危惧種なのにほとんど名前が知られていないこともあり、国から保護活動されていない不遇な鳥なんです。そこでチュウヒの保護を目指したサミットが名古屋で過去に二回催され、今年は三回目に当たります。「名古屋国際会議場」が会場となり、なんと170名の参加者がやってきました。これにはびっくりしました。ところで、何でこの僕がこんなサミットに参加することになったのかというと、他の絶滅危惧種の観測を三年前から続けていて、それを日本野鳥の会にデータとして送っているため、野鳥の会の会員と関係ができて、愛知県支部の支部長である新實(にいのみ)さんとも交流があり、「今度チュウヒサミットがあるけど来ない?」と誘われたからです。チュウヒはアシ原に生息する変わった猛禽類で日本全国で50つがい程度しか観測されていません。ほとんど絶滅に近い数です。プログラムは、NHKの番組「ダーウインが来た」で放送された秋田県大潟村に住み着くチュウヒの紹介を高橋村長自ら講演をしていただいたり、イギリスでの保護の成功例を英国鳥類保護協会からきたアダム・ローランド氏に英語のスピーチで話を聞けたり(僕はもちろん通訳の方を聞きました)、他にも各地のチュウヒの観察報告がいくつかありました。内容はとても面白いものばかりで、自然が大好きな僕の好奇心を充分満たしてくれました。ラムサール条約に指定されると保護がしやすくなるようで、日韓共同で水田は湿原であるという提案を出して受け入れられたという話は興味深かったですね。田んぼが自然の宝庫だと世界に認めさせたのです。それと大潟村では村長に理解があってチュウヒと農家の共存が進んでいて「チュウヒ米」でも作って村おこしをしようとしているのに比べ、愛知・三重県の木曽岬と鍋田開拓地では、サンクチュアリ化の申し出はしているものの、自治体と住民の理解はなく、開発が止められずにどんどんアシ原が失われチュウヒの生息地は失われています。同じ日本でもリーダーが関心を持つか否かで一つの生物の種の保存が決まってしまう事態があることを知りました。今年は名古屋でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開かれます。本当に必要なのは何か。ちゃんと考えて判断してもらいたいと思います。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴーヤの実が大きくなった

2010年07月11日 | ネイチャー/ペット
うっとぉしい雨が降っています。今年は梅雨が長く続き、7月に入っても明けそうな気配がありません。やれやれ。しとしと雨は気分をいくらか人の気持ちを暗くしていきます。毎年、7月の第二週の休日は下の娘の誕生日会として我が家で焼肉パーティーをすることにしています。マンション暮らしをしていますが、広いバルコニーがあるのでアウトドア気分を満喫しながら屋外でやるのが楽しみでした。スポットライトを焚いてライトアップをし、椅子とテーブルを並べ、ホットプレートで焼肉をするだけのことですが、それはそれで楽しいイベントなんです。母親と義理の父を呼んで夕食会をするのが恒例行事でした。それがこの雨ですからね。残念ながら今年は中止です。呪いたくなるとまでは言いませんが、ちょっと気落ちしました。いつも晴れてくれるのに今年は雨だなんて・・・・。何もしないわけにはいかないので焼肉屋を予約して出かけることにしました。焼肉は外せませんから。バルコニーに出てみると今年も妻がゴーヤを植えてくれていました。ネットを張って蔓を絡ませ、ゴーヤはすくすくと育ち、あっという間に実が一つ成っていました。どうしてこんなに成長が早いんでしょうか。とりたて特別なことをしてるわけではないと思うのですが。このゴーヤやっぱり食べるんだろうねえと妻に尋ねるとそのつもりの返答がありました。僕個人としてはゴーヤはそれほど好物ではなくて、どうしても食べたいと思わないので、ふーんとクールに構えています。それでも自家栽培の野菜ができるなら一口くらいは味見したい気分にはなります。それにしても早く梅雨明けして欲しいですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャンボタニシは日本の田園風景に合うのか?

2010年06月27日 | ネイチャー/ペット
雨が止んだのでペットのミニチュアダックスを連れて散歩に出かけました。雨の日は基本的には犬を外には出さないので、梅雨時は犬の散歩が途切れがちになります。我が家のペットは外出するのが好きな方なので散歩は待ちに待っているようです。普段は部屋の中でごろごろするばっかりで、たまに取り憑かれたように大好きな毛糸の手袋(上の娘が片方無くして余ったもの)を獲物を取り押さえたかのごとく攻撃し、ひっくり返って腹をあらわにして前足で掴み、がうがうと唸ることが一番の重労働です。憂さを晴らさないと吠えたりするので気分転換になるべく外に出してやります。濡れたアスファルトを闊歩していると、田植えが済んだばかりの水田には水生生物がうようよ動いていました。僕の住む周辺はれっきとした住宅街なのですが、所々狭い田畑が残っています。最初はアメンボやシマゲンゴロウが目につきましたが、水路等にへばりついているピンクの卵を見つけるや、ジャンボタニシがいるな。と思ったので探ってみると、いるわいるわ。ちょうど一匹のジャンボタニシが植えられて間もない早苗を襲って食べていました。細い葉の根元をジャンボタニシがむしゃむしゃとやると、水面から飛び出している葉が揺れます。そこへもう一匹のジャンボタニシがやって来て、同じ苗を奪い合いました。「気持ち悪りいぃ。」コイツら海外から日本へ住み着いてこうして水田を荒らしているんだなあ。と目の当たりにしました。ピンクの卵といいコイツらジャンボタニシは日本の田園風景に不釣り合いだと思いませんか?最近、この水田には合鴨が飛来するようになりました。時々見かけます。住宅地の一角に水田があることもちょっと異形だけど、そこに合鴨がつがいでやって来て羽を休めるのも意外でした。きっとこのジャンボタニシを食用にしているんだろうな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島 犬飼滝

2010年06月16日 | ネイチャー/ペット
鹿児島は台地や火山が多く、特に霧島連峰の付近には数多くの滝があります。滝を見るのは僕の趣味なのでせっかくだからちょいと寄ってきました。今年は、某テレビの大河ドラマで坂本龍馬を扱っているので霧島でも町おこし村おこしで躍起です。僕が選んだ滝は「犬飼滝」です。霧島神宮に向かう途中なので寄り道になります。龍馬とおりょうが日本人で初めてのハネムーン旅行に行った場所がここ霧島だったこともあって所々観光スポットは龍馬シフトで出迎えてくれます。龍馬が姉に残した手紙の中で判明したとして二人でこの滝を眺めたとあります。妙見温泉と和気神社の近くです。車の駐車場が整備されていて、約1Kmの山道を降りて行くと滝壷の近くまで行くことができます。今年は注目されているらしく、平日でも若いカップルが二組一緒でした。自分達が龍馬とおりょうになった気分が味わえるのか、人気があるみたいです。夕方だったので陽の当り方が良くなくて影と日向ができていて、写真を撮るにはコンディションが悪かったです。青空だったので天気に文句はありませんが。近付いて見ると滝壺の辺りに虹ができていました。綺麗!岩の滝口から落下する直瀑と隣に細く落ちるスリムな直曝が寄り添うような滝です。むむむ。龍馬とおりょうか。まさか。高さもあるし、水の量も多くてとてもいい滝だと思います。滝壺に溜まった水が青く見えるのは何か火山性の成分が混じっているのかなあ。源流は高千穂なので神秘性も継承しています。維新の歴史と重ね合わせてご覧あれ。って携帯電話のカメラじゃここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする