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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

大阪 カジュアルレストラン おおさかぐりる

2014年09月03日 | 料理/グルメ
大阪に来ると歩きにくいと感じてしまいます。看板や標識などはよく間違えます。絶対、地元の人々の都合に合わせて書かれているに違いない。エスカレーターもつい左に寄ってしまうので慌てて右に移動します。建物の入口と出口が多過ぎる。よそから来ると僕としては疲れてしまうんですよね。でも、楽しみもいっぱいあります。最近、新梅田食道街が気になってしかたありません。こういう所から大阪を理解した方が良いのかもしれません。梅田のホテルに宿泊することにしたので、お昼も夜も新梅田食堂街でいだたきました。僕は、夜の新梅田食堂街の賑わいが好きです。立ち飲みのお店もあって串カツ屋では仕事帰りに一杯やっているサラリーマンやOLでごった返しています。行ってみたいと思うものの、一人で入る勇気がまだありません。というか面白そうじゃありません。一人でも楽しめそうなもっとディープなお店もあるのでいつか行ってみたいと思います。今回は、どちらかというとガッツリいける洋食屋さんにしました。「おおさかぐりる」と平仮名の屋号は親しみ易いですね。カウンター主体の小さなお店です。前評判をいっさい知ることなく店に入りました。気になったメニューがありました。お勧めの「ボルカ定食」(830円)を注文しました。何が出て来るかわからないのもスリルがあります。注文して結構早く出てきました。ワンプレートにポークカツとオムレツとライスとキャベツの千切りにデミグラスソースがかかっている料理でした。定食なのでお味噌汁が付いてきます。洋食屋さんの基本メニューの組み合わせを変えたみた。ということみたいです。一見、オムライスにカツが載っているようなんですが、チキンライスじゃないんですよねえ。白飯なんです。だからオムライス用のオムレツは単体なんです。これはどういうことになるのか?白飯とデミグラスソースを口に運ぶと正統なハヤシライスになります。ポークカツはカリッと揚げてあるのでそのまま食べてもいいし、デミグラスソースでいただくとよりゴージャスです。オムレツとライスとデミグラスソースを一度に口に運べばオムライスぽい味わいが楽しめます。ボリュームもあるし得した気分にもなれました。ところでボルカって何だ?と思ったので調べてみたら、越前市ではボルカライスといってご当地グルメとして売り出し中でした。スタイルは同じみたいです。ロシアの川の名前らしいことはわかりましたが由来は謎だとか。



住所 大阪府大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街 1F
電話 06-6311-3819
場所
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バジルのゴハン

2014年08月31日 | 料理/グルメ
日曜日のお昼に何を食べるか聞かれるのも辛いです。朝起きて残ったのは僕と下の娘と犬。犬はよいとしても下の娘は寝ぼけ顔で今日は何を食べるのか聞いてくるので、冷蔵庫の食材を確認してみました。んー。特別な物は何もありません。冷凍ご飯がたっぷっりあります。オムライスにしようかと思ったけど、オムライス屋のバイトを始めた下の娘には酷だろうと想像し、ビン詰めのバジルペーストを見つけたので「バジルのゴハン」を作ることにしました。「バジルのゴハン」は僕が考えたというか自分で思い付いたメニューです。(どこかに同じことをしている人はいると思うけど。)今回は三回目なのでヴァージョン3ということになります。進化させるためレシピも新しくしました。まず、ジャガ芋を乱切りして塩茹でした後に水分を切っておきます。オニオンとニンジンを粗いみじん切りにして、フライパンでエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルと少量のバターでソテーします。香りが立ったら解凍した冷凍ご飯を足して白ワインを振って強火で炒めます。チャーハンを炒める要領ですね。家庭用のコンロでは火力が不足するので火を通すところが難しいです。テフロンのフライパンを使用して素早くかき混ぜながら炒めないとくっついて焦げてしまいますからね。十分加熱したらバジルペーストを適量混ぜて絡めます。味加減ですがバジルペーストの味があるので塩・コショーは使わないか少量にとどめておくのが良いでしょう。最後に塩茹でしたジャガ芋を混ぜてご飯は完成です。トッピングのお肉は、今回豚ロース肉を使用して香草焼きにしました。もちろん在り合わせの具材です。生姜焼きに使うお肉なので、食べ易い大きさにカットして、塩・コショーで下味を付けて、野菜の時と同じようにエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルと少量のバターでソテーしました。香草は鉢植えのローズマリーです。「バジルのゴハン」に盛り付けていただきました。見た目もグリーンのご飯に赤いニンジンと黄色のジャガ芋で色彩が鮮やかです。市販のバジルペーストは、最近お気に入りの日本製なのですが、パスタだけでなくお米も相性がいいですねえ。リゾットとは違いますが簡単イタリア風チャーハンといったところでしょうか。パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズを削って入れても美味しいかもね。完成度が高くなってきました。いけます。定番メニューになりそう。
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東京 銀座 プルーカフェ

2014年08月29日 | 料理/グルメ
今週、ラーメンを食べたばかりなのでまたラーメンを食べる気はなかったのですが、テレビで冷やしラーメンが紹介されているのを観て気が変わりました。冷やし中華ではなく冷やしラーメンは山形県のご当地グルメなんだそうです。ラーメンは熱々が美味いに決まっているのでないか。その常識を打ち破る存在が山形冷やしラーメンなんです。僕はどうしても信じられないので確かめるために食べてみました。しかし、おいそれと山形まで飛ぶことはできないので、東京で提供するお店を見つけたので好都合と思って足を向けました。場所はなんと銀座一丁目。しかもラーメン屋ではなくカフェなんです。どういうこっちゃ?道路側を開き椅子とテーブルを外に向けてオープンカフェスタイル。アメリカン・アンティークなインテリア。天井スピーカーからは古いジャズを流してバブル期に流行ったカフェバーそのものです。お酒も出すバーには違いないと思われますが、ランチのフードメニューに堂々とラーメンを扱っているのです。その山形ラーメンは熱いラーメンを単純に冷やして出すのではなく工夫が施されています。一晩冷やしたスウプは表面に脂分が固まってしまうので、それを取り除いてありさっぱりしているのです。このお店では本場の鶏ガラ系ではなく魚介系(鰹節はたっぷり)スウプを使用しているそうです。そこへオリーブオイルを足して旨味と香りを引き上げることにより温度が低くても味わい深いテイストに仕上げています。しかもヘルシー。氷はスウプを凍らせてあるので溶けてもスウプが薄くならないように配慮してあります。メニュー名は、山形水ラーメン(ドリンクセットで950円)。さて、お味はどうでしょうか。麺は太縮れ麺。喉越しが刺激的なつるつるしこしこ。文句ありません。肝心のスウプはもちろん冷たいけど、出汁が効いているのでしっかりとした味でした。しっかり醤油ベースのラーメンだと思わせてくれます。美味しい!見事に期待が裏切られて嬉しくなってしまいました。夏はこれもいいかも。今日は雨がぱらつく曇天だったので残念でしたが、炎天下の夏日にこれを食べる爽快感は格別なのではないかと思います。冷やし中華をあまり食べない僕ですが、冷やしラーメンは気に入りました。昼過ぎにはお店もお客でいっぱいになり、人気があるなあと思って周りをきょろきょろすると、意外にも温かいラーメンを食べているOLが大勢いました。この店の山形ラーメンは、なんと山形水ラーメンをホットに戻したメニューなのでした!おーまいがっ!



住所 東京都中央区銀座1-14-9
電話 03-3535-0516
場所
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加古川 新在家ラーメン もんど

2014年08月27日 | 料理/グルメ
JR東加古川駅は山陽本線にある駅で各駅停車に乗らないと止まってくれません。何の変哲のない(こんな書き方すると叱られるか?)駅です。そこから歩いて2分ほどの駅前の路地にあるラーメン屋に行って食事をしました。「もんど」というちょっと変わった屋号のお店です。そのためにわざわざ東加古川まで行って来たのではなく、ここに用事があってたまたまお昼だったので食事をしただけです。人気があるらしく、席に着けず外で少し待つことになりました。路地にオジさんが立っていて店の前を行き交う車の交通整理をしていました。へえー。雑誌で紹介されて有名になったみたいです。店の看板が大き過ぎるのが気になりました。店構えも今風。店内はお決まりのジャズを流していました。ジャズはもちろんモダンジャズ。トリオだったと思います。案内されて一瞬戸惑うのはiPadが各テーブルに置いてあることです。メニューの電子版であり、注文は基本的に画面をタップして行うのです。ラーメン専門ですが、餃子、唐揚げ、ご飯のセットメニューも充実していました。ただし、ラーメンは選ぶほどありません。謹製中華そば、蔵出し醤油麺、チリとまと麺、冷やし麺だけです。本日はチリとまと麺が販売中止だったので選択肢は限られていました。悩んだ挙句、蔵出し醤油麺(750円)の1.5玉(110円追加)にしました。麺の硬さ、ネギの量などトッピングも合わせてタップして注文するのです。さて、出て来たラーメンを一口食べて思い出したのは「第一旭」でした。そう、京都でラーメンというと大体この味です。今では滋賀の「来来亭」がその味を広く伝播していますが。麺と背油入りスウプのスタイルはまさしく「第一旭」だと思います。東加古川まで来てこの味に出会うとは思ってもみませんでした。もう一つのメニューの方がこのお店らしさを味わえたのかも知れません。でも、味はとても良かったです。僕は子供頃からこの味が好きなんです。オマージュなのかリスペクトなのか別にして、「もんど」の蔵出し醤油麺の個性を分析すると、まず青ネギが違います。カットが斜めで大切りです。メンマも柔らかくて食感が違います。チャーシューはよりジューシー。スウプは醤油の香りと塩気が強く、汗をかく仕事の人には向いている味付けだと思います。丁寧に作っているので一品一品味のクオリティは安定しているんでしょうね。ちなみに「もんど」とは必殺仕事人の中村主水からとったのだとか。きっちり仕事をするんだそうで。



住所 兵庫県加古川市平岡町新在家273-8
電話 079-420-8123
場所
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1000円ワイン通信 ~バロン・ド・ロートシルト・ラフィット・プライベート・レゼルブ 2010

2014年08月26日 | 料理/グルメ
分かっていたけどやっぱり美味しいワインでした。先に結論を書いてしまうけど1000円台で購入できるコスト・パフォーマンスの高いワイン「バロン・ド・ロートシルト・ラフィット・プライベート・レゼルブ 2010」は本当にお買い得のワインだと思いました。5本の矢でお馴染みのあのボルドーワインの白です。赤は以前に飲んだことがあって僕も絶賛しましたが白も太鼓判を押します。飲んで損はしないどころか得した気分になれると思います。入手価格は1810円でした。この価格が微妙なんですね。白ワインで3000円も出せばそこそこ美味しいワインであろうと推測できます。1000円前後は当り外れが激しいところ。2000円近くなると期待と天秤にかけることになります。バロン・ド・ロートシルトと名を聞けば間違いはないのですが、さてどこまで楽しませてくれるのかわくわくしました。プライベート・レゼルブと表記するには「男爵のお気に入り」の域に達していることを意味してるのですから期待を裏切られることはないと信じていました。僕はこの味は大好きです。とても1000円台のワインじゃないですね。まず香りから。甘く優しい花の蜜のブーケがはっきりと分かります。同時に柑橘系の果実の印象を持ちます。口当たりの重さも感じられ、ただものでない品質の良さを認識しました。アタックはインパクトがありました。鼻に抜ける時には、つるの味と共に独特の苦味が走ります。長くは続きませんけど。余韻は酸味が中心で若いワインにもかかわらずしっかり感じることができます。甘い蜜を思わせるワインは熟成された白ワインに現われるテイストなんだと思いますが、どうしてこんな味わいのワインが作れるのか不思議です。葡萄は、セミヨンとソーヴィニヨン・ブラン のブレンド。作り手の腕が余程いいのだとつくづく思い知りました。赤もいいけど白も相当良かったです。個性が強いワインだと思いますので合わせる料理に悩むかも知れません。さっぱりとした白身魚は当然相性が良いでしょう。お刺身だっていけそうです。想像ですがチーズだったらセミハードのシンプルなやつかな。ボルドーのワインでも有名な銘柄なので手に入り易いことを考えると安心してお勧めできるワインですね。美味い!とにかく矢が5本あったら疑うことなかれ。
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気分はスペイン!

2014年08月24日 | 料理/グルメ
下の娘が友達を呼んでホームパーティをしたいと言うので昨日から料理の仕込みで大忙しでした。焼肉は買ってくるので何かサイドメニューを作って欲しいというオファーがありました。下の娘は、今年からスペイン語を習うことになり、我が家にやって来る友達はその仲間なのでご指名はスペイン料理。久しぶりに料理の腕を振るう機会がやってきました。天候が悪いことが原因なのか、予定より集まった人が少なくなってしまいましたが無事に始めることができました。フランス料理、イタリア料理、スペイン料理は似通う食材を使うことからそれぞれ共通するものがあります。手の込んだフレンチ。食材重視のイタリアン。スペイン料理はシンプルなレシピに安価な食材で十分な料理じゃないかな。スペイン料理の基本と呼ばれるメニューは誰でも簡単に作れるものばかりなのでチャレンジしてみました。一品目は、前日作りおきしていた蛸のマリネです。鍋でニンニクをサラダオイルで軽く揚げてから、粗くカットしたオニオン、ニンジン、セロリをその油でソテーして旨味を引き出してから、その中で塩茹でされた蛸もそのまま軽くソテーします。白ワインを足してしばらく煮詰め、水分がなくなったら水をたっぷりと浸し約一時間ほど弱火でことこと煮込みます。後は塩・コショーで下味を付けてワインビネガーと白ワインとエクトラ・ヴァージン・オリーブオイルで一晩漬け込んで完成です。弱火で煮込んだ蛸は柔らかくこの上ない歯応えになりました。ここまで時間をかけると蛸も一味違います。野菜と白ワインのエキスをたっぷり吸い込んで蛸の味も凝縮されているのでレストランメニューに負けないくらいの美味しさです。(自画自賛)トルティージャは、オニオンとジャガ芋だけのシンプルなものにしました。こちらは何度も作っているからフライパンでひっくり返すのも無事クリア。受けも良かったです。ピンチョスは、バケットにアンチョビを塗って、一口チーズ、薫製ハム、黒オリーブの組み合わせです。バスク地方のメニューなんだそうです。初めて作ってみたけどいい感じでした。味見をして量のバランスを取ると味を決定するとうまくまとまります。トマト味のインゲン豆のスウプもシンプルです。まず、オニオンとニンジンとセロリをみじん切りにしてエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルでソテーしてから白ワインで煮込みます。レタスとトマトピューレをフライパンで火を通してから鍋に入れ、更にインゲン豆も足して煮詰めます。最後に塩・コショーで味を調えて完成です。スペイン語を習得するならまずスペイン料理を味わってから。来客も満足したみたい。勉強は頑張ってね。

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サーモンとトマトとナスの重ね焼き ~若鶏のにんにく風味

2014年08月09日 | 料理/グルメ
台風が近づく中、フランス料理教室は予定通り開催されました。シェフ古田祐二氏が用意してくれたメニューは、「サーモンとトマトとナスの重ね焼き」と「若鶏のにんにく風味」です。重ね焼きとは、サーモンとトマトとナスをスライスして重ねチーズを載せてオーブンで焼くグラタンのことです。「若鶏のにんにく風味」はたくさんのにんにくと一緒にオーブンで焼き上げ、にんにくをたっぷり使ったソースでいただくスタミナが付く料理です。サーモンは、薄くスライスして10センチ15センチの長方形にカットします。塩・コショーで下味を付けてオイルバターでソテーします。トマトは皮付きのままスライスして種は取り去り、バターソテーします。ナスはサーモンの大きさに合わせてスライスして小麦粉をまぶしてからバターソテーします。オニオンもスライスしてバターソテーします。ナスを下敷きにトマト、オニオン、サーモンを順に載せてまたナスを載せて挟む形にしたらスライスチーズを最後に載せて、白ワインを振って180度Cのオーブンで5、6分焼き上げます。ソースの作り方は、ニンジンの千切りとセロリのスライスとオニオンのスライスを鍋に入れてバターソテーし、小麦粉を加えて更に火を通します。十分しなってきたらトマトピューレ、白ワイン、水、固形ブイヨンを足してローリエとパセリの茎と一緒に煮詰めます。煮詰まったら濾し器で濾して、塩・コショーとバターモンテで味を調えます。盛り付けには、パセリのみじん切りを振って完成です。ガロニは、ニンジンのグラッセ、カボチャ、セロリのバターソテー。それとオクラの塩茹でを添えました。若鶏(今回はムネ肉)は食べ易い大きさにカットして塩・コショーで下味を付けたらオイルバターでソテーします。にんにくは皮付きのまま株からばらし、若鶏と一緒に180度Cのオーブンで15分程度焼き上げます。ソースのデミグラスは、水を沸かして固形ブイヨンとデミグラスのルウを溶かしてしばらく煮込んだから、オニオンをスライスしてバターソテーしたものと白ワインを加えて更に煮込みます。オーブンで焼いたにんにくは、一部を取り出して裏ごししてソースに加えて、火を止めてから曽・コショーとバターモンテで味を調えたら完成です。盛り付けには、皮付きのままのにんにくを添えます。シメジのバターソテー、ニンジンのグラッセ、オクラの塩茹ではガロニにしました。こちらは簡単メニューなので短時間で作れます。お試しあれ。

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大阪 めっせ熊 新大阪駅店

2014年08月07日 | 料理/グルメ
新大阪駅は新幹線の定着駅なので乗り換えで立ち寄ることが多い場所です。言うまでもなくここで昼食をとることも当然ながら増えます。今日は、若い時にここで食べて驚いたあのランチメニューを久しぶりに食べてみることにしました。大阪と言えば、たこ焼きにお好み焼きを僕はまず思い浮かべます。大阪の人は「粉もんは儲かるんや。」と口癖のように言いますよね?それだけ愛されている「粉もの」を提供してくれるお好み焼き屋とか鉄板焼き屋は、大阪なら探さなくてもあります。新幹線を降りてすぐ駅構内のレンストラン街でお好み焼きを食べようとしてお店に入ってびっくりしたのがめっせ熊のランチセットメニュー「せっと熊」(980円)です。いいですか皆さん。「ねぎ焼き」「焼そば」「お好み焼き」「目玉焼き」が一つのお皿の上に載ってくるんです!当時は若かったので度肝を抜かれたのですが、今ではこれが大阪式なのだろうと認識しています。これに100円でご飯と味噌汁を付けることができますが、今日はやめました。何も全部出さなくてもいいのにねえ。「ネギ焼き」ってご存知ですか?大阪を中心とした関西圏でないとお目にかかれないもので、具は青ネギと豚バラ肉。(中には青ネギだけとうものもあるそうです。)お好み焼きと違うのは醤油味だということです。これにソース味の太麺焼そばとこってりソースのお好み焼き。最強です。たこ焼きがあったらどうなるんだろうと思います。全部お店の人が焼いてくれます。お店には専用の鉄板が三つあって、「ネギ焼き」「焼そば」「お混み焼き」それぞれ専用で焼く人も専門配置されていました。ランチタイムは忙しいので屋台のように焼いて待っています。大阪に住む人がいつもこの三品を同時に食べているとは思いませんが、他の土地から来たビジネスマンは、大阪に来た実感が強烈に味わえるのではないでしょうか。食べ方ですが、混ぜながら食べると舌がマヒしそうなので、味の薄い「ネギ焼き」を食べつくしてから、「焼そば」「目玉焼き」(ここで口直し)「お好み焼き」とコース料理のように次に進むべきでしょう。お好み焼きは、多分専用のソースのはずです。お好み焼きは「お好み」なんだから自分で焼くべきだと思ってはいけません。大阪ではお店の人に焼いてもらうのが常識です。うまく焼けなくても大阪の人は恥だとは思ってません。たこ焼きは、自宅でも焼いて食べるので焼けて当たり前だそうです。この僕は、たこ焼きは焼けませんが、お好み焼きを焼くのは得意です。



住所 大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1JR東海新大阪駅 構内
電話 06-6304-3418
場所
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1000円ワイン通信 ~レ・タンヌ オクシタン シャルドネ 2011

2014年07月19日 | 料理/グルメ
夏になれば、さっぱりとした白ワインで一杯やりたくなります。冷蔵庫に一本冷やしておいて晩ご飯いただこうと思っていたら、なんと今夜は鰻。鰻に合うのは赤ワインでしょうね。といって別のワインを飲むのも気が引けると思っていたら、買い出し先のスーパーでサングリアの宣伝を見かけて、いっそ白ワインでサングリアにしたらどうかと思い立ちました。サングリアにも白はあるそうです。ソーヴィニヨン・ブランのワインを使うのが基本だそうですが、残念ながら今回用意したワインはシャルドネでした。「レ・タンヌ オクシタン シャルドネ 2011」は980円で手に入れた各安ワインです。スクリューキャップでなくちゃんとコルク栓なので驚きです。サングリアはフルーツを入れるのが流儀ですが、フルーツ系の炭酸を混ぜればあっという間に爽やかなサングリアになります。混ぜるだけの即席サングリアのためにオランジーナを使ってみました。ちょうど桃があったので、スライスしてグラスに入れてみたら相性は良かったです。白ワインベースのサングリアに桃はいけます。だけど残念なことはワイン特有の味わいがよく分からなくなります。サングリアって安いワインを美味しく飲む方法なんでしょうね。でも飲み易くなるので女性にも人気がありそうな飲み方です。鰻との相性は悪くないといったところでしょうか。というわけでよく分からなかったテイストを調べるために、翌日もう一度飲み直してみました。香りは柑橘系と花の蜜を思わせる酸味と甘さを感じます。口当たりは軽いのですが、コクがあります。重いボディとは思いませんがアルコールをしっかり感じました。苦味はほとんど感じませんが、後からほんのり残ります。酸味はほどよく余韻の時に鼻に抜けるようにやってくるので、これがテーブルワインなのかと一瞬疑います。フランスのラングドック地方のワインは安くて美味い物が多いと前から思っていました。コストパフォーマンスという考え方を信じるならば良いワインだと思います。特別な個性を持つことはないのですが、それがシャルドネの特性を表している証拠でもあります。ラングドックのテロワールは甘いフルーツやハーブのテイストを与えてくれることも寄与していると思われます。それにしても鰻をいただくなら軽めの赤が良かったかな。

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尾張旭 うどんいなや

2014年07月16日 | 料理/グルメ
尾張旭市に足を踏み入れたのは久しぶりです。よく通った街ではありますが、ずいぶん昔のことになりました。仕事の都合でこの辺りを車でうろうろして偶然見つけたお店がうどんいなやでした。見つけたのではなく、車の出入りが多いので前に進めなかっただけです。かろうじて看板が目に入ったのでうどん屋だと思いましたが、人と車がいなかったら通り過ぎていたでしょう。どうせ何か腹に収めなくてはならないのでとっさにここにしいようと決めました。「ジャンボきしめん」が名物なようですが・・・。社員食堂のような店内は、お昼前だというのに大変な混みようでした。ご飯物は一切ありませんが、逆に麺類はこれでもかと何でもあります。客層は高齢者と作業服の労働者がほとんど。安くてボリュームがあるのが売りとみました。だったら「ジャンボきしめん大」(440円)を注文しようじゃありませんか。どんな量が出て来るのか期待したら、量というよりきしめんそのものが違います。何というか太過ぎです。厚みが異常です。きしめんというのは、平ぺったくて、つるんとした食感で噛み応えがないのが普通です。げげっと声が出るほど太いきしめんでした。幅は標準サイズなので3Dきしめんといったところでしょうか。しかし、それでもこの感覚は我が地元では違和感がありません。何だろうと思いを馳せてみて気付いたのはお雑煮です。すまし汁に小松菜と花鰹。白いお餅ではなくて太くて柔らかいきしめん。薬味のネギこそ入ってますが、尾張地方の郷土料理。お雑煮みたいでした。このお店はきしめんだけでなく、うどん、蕎麦、中華そば、ひやむぎなどを軸に「味噌」「ざる」などバリーションが豊富です。実際耳をたてると「味噌」や「ざる」などを注文する人が多く、きしめんを食べている人はほとんどいませんでした。人気メニューは他にあるようです。持ち帰りの麺類も同じように揃っていて「やきそば玉」までありました。麺だったらスパゲティ以外は何でもある感じです。凄い。名古屋は、きしめん、味噌煮込みうどん、カレーうどん、台湾ラーメン、スガキヤラーメン、あんかけスパゲティ、イタリアンスパゲティ(鉄板玉子焼き)とご当地麺グルメが目白押しなので蕎麦と焼そばは地味な存在になってしまう土地柄です。(もちろん名店はあります。)そう考えると名古屋周辺で麺類を扱う飲食店は、顧客ニーズのために数々のメニューを提供しなければやっていけないみたいなところがあります。大変ですね。だけど、こんなに安くていいの?このお店。ちなみに駐車場は100台いけます。



うどんいなや 公式サイト
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