小田原に直接用事はなくても、新幹線の駅があって小田原線の乗り換えなどで降り立つことが多いです。時間が時間だとここでお昼ご飯になることもしばししばです。小田原と言えば、「ひもの」と「かまぼこ」が有名で相模湾の海の幸を思い浮かべる人も多いでしょう。僕もそう思います。しかしながらですが、「ひもの」と「かまぼこ」で食欲をそそられるビジネスマンはいないでしょう。選ぶことをしなければ飲食店には困らない街なのです。その中で、ちょっと穴場的に利用しているお店があります。炭火焼肉「快」はごくごく普通の焼肉屋です。駅前のおしゃれ横丁という狭い小径を入って行くとあるのですが、目立たない場所なので地元の人しか来ないでしょうね。元来、お酒を飲みながらいただくお店なのでランチはどうかと思いますが、ランチメニューが豊富でリーズナブルなので気に入っています。カルビ定食は1058円からありますが、トントロ塩焼定食なら777円。熟成ハラミ定食とロース定食にいたては907円ですからね。焼肉というと通はホルモンを好むとか。僕は通ではないけれど、ここはホルモンを注文してやろうと思って、「快選ホルモン石焼ビビンバ定食」(1018円)にしました。牛(タンホルモン、レバー、ハツグレンス、ハチノス)豚(てっぽう、ムネ、上ナンコツ、とろホルモン、のどがしら)から三種類選べます。牛タンホルモン、豚ムネ、豚とろホルモンにしました。ご飯は石焼ビビンバ。これに、突き出し、キムチ、わかめスウプが付いてきて、スウプのお代わりができます。石焼ビビンバは、しっかり一人前のボリュームがあるので食べ応え十分。焼肉は当然ですが炭火の網焼きが用意され、自分で焼いて食べるのです。これで1000円程度なんですから、リーズナブルなことはわかるでしょう。これで採算はとれるのだろうかと余計な心配をしながら、肉を網の上に載せました。煙が出てくると美味しそうです。炭火の熱が当り、汗をかきかき焼肉をいただくのもオツですねえ。暑い日なのに何をやってるんだろう。ホルモンは個性的なお肉です。それぞれ食感が違う味わいが楽しめます。タレは塩ダレにしたんですが、ホルモンは味噌とか味の濃いものの方が良かったかなあ。ここまで通ぶる必要はありませんでした。ところで石焼ビビンバって焼肉屋にしかないメニューですよね。好きなんでもう少し他の飲食店でも置いて欲しいなあ。


株式会社平塚富士キッチン 公式サイト


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