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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

小田原 炭火焼肉 快 小田駅前店

2014年07月15日 | 料理/グルメ
小田原に直接用事はなくても、新幹線の駅があって小田原線の乗り換えなどで降り立つことが多いです。時間が時間だとここでお昼ご飯になることもしばししばです。小田原と言えば、「ひもの」と「かまぼこ」が有名で相模湾の海の幸を思い浮かべる人も多いでしょう。僕もそう思います。しかしながらですが、「ひもの」と「かまぼこ」で食欲をそそられるビジネスマンはいないでしょう。選ぶことをしなければ飲食店には困らない街なのです。その中で、ちょっと穴場的に利用しているお店があります。炭火焼肉「快」はごくごく普通の焼肉屋です。駅前のおしゃれ横丁という狭い小径を入って行くとあるのですが、目立たない場所なので地元の人しか来ないでしょうね。元来、お酒を飲みながらいただくお店なのでランチはどうかと思いますが、ランチメニューが豊富でリーズナブルなので気に入っています。カルビ定食は1058円からありますが、トントロ塩焼定食なら777円。熟成ハラミ定食とロース定食にいたては907円ですからね。焼肉というと通はホルモンを好むとか。僕は通ではないけれど、ここはホルモンを注文してやろうと思って、「快選ホルモン石焼ビビンバ定食」(1018円)にしました。牛(タンホルモン、レバー、ハツグレンス、ハチノス)豚(てっぽう、ムネ、上ナンコツ、とろホルモン、のどがしら)から三種類選べます。牛タンホルモン、豚ムネ、豚とろホルモンにしました。ご飯は石焼ビビンバ。これに、突き出し、キムチ、わかめスウプが付いてきて、スウプのお代わりができます。石焼ビビンバは、しっかり一人前のボリュームがあるので食べ応え十分。焼肉は当然ですが炭火の網焼きが用意され、自分で焼いて食べるのです。これで1000円程度なんですから、リーズナブルなことはわかるでしょう。これで採算はとれるのだろうかと余計な心配をしながら、肉を網の上に載せました。煙が出てくると美味しそうです。炭火の熱が当り、汗をかきかき焼肉をいただくのもオツですねえ。暑い日なのに何をやってるんだろう。ホルモンは個性的なお肉です。それぞれ食感が違う味わいが楽しめます。タレは塩ダレにしたんですが、ホルモンは味噌とか味の濃いものの方が良かったかなあ。ここまで通ぶる必要はありませんでした。ところで石焼ビビンバって焼肉屋にしかないメニューですよね。好きなんでもう少し他の飲食店でも置いて欲しいなあ。



株式会社平塚富士キッチン 公式サイト

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東京 目黒 手打蕎麦割烹 川せみ

2014年07月09日 | 料理/グルメ
東京の街に出ると、美味しい蕎麦を食べたくなるんですよねえ。今日は目黒にやって来ました。山手線に乗ってJR目黒駅を降りて歩いて行ける近くの蕎麦屋をスマートフォンで探しました。手打蕎麦割烹「川せみ」はすぐ近くです。と思って駅を後にして歩き始めると、行人坂と呼ぶ坂を降りて行くことになりました。東京は坂が多い。いつも思うことですが、平地に育った僕には坂が苦手です。帰りは登山になると覚悟して向かいました。行き交う通行人は別段顔色を変えずに当たり前のように歩いているので、東京の人は坂を苦難と思っていないみたいです。途中、地蔵と大円寺を抜けて柳通りに出るとすぐにありました。「大森海岸」という駅名票を見つけましたが何でしょうかこれ。店内に入るとジャズが流れていて、利発そうな店員さんにカウンターを案内されました。正午前なので比較的空いていました。屋号を「川せみ」にするくらいカワセミが好きなのかそのカワセミの写真が店内に展示されていました。カメラで鳥を撮りたい人はカワセミを好んで被写体にしますね。さて、蕎麦は何にしようか。せいろもいいけれどお店のお勧めは何だろうと思っていたら、張り紙を見つけたので「夏せみ蕎麦」(1100円)にしました。季節蕎麦は、余程自信があるのか、歴代の季節蕎麦を写真付きで紹介しています。「イカ墨黒カレー南蛮」「牡蠣南蛮 黒山椒とレモン添え」なんて斬新なメニューがありました。女性が好きそうですね。本日は、温泉玉子、生海苔、レンコン、みょうが、おくらを載せた冷やしぶっかけでした。突拍子もない蕎麦ではありませんでした。蕎麦の方ですがやや太めでエッジが立っていて喉越し抜群でした。いい蕎麦じゃないですか。店内には蕎麦打ち手の名前がフルネームで表示されているので、人によって蕎麦の違いを分かるようにしてくれています。(そうなのかな?)市バスの運転手もタクシーの運転手も表札出ていますけど・・・。ランチの時間はサービスで炊き込みご飯を付けてくれます。お昼のランチも人気のようですが、夜は一杯飲みながら料理をつまみ、最後の仕上げに冷たい蕎麦をいただくのが良さそうな蕎麦前が充実したお店です。でもいいなあ。こんなお店が近所にあったら。美味い蕎麦屋を行きつけにできるなら東京に引っ越しして住みたくなります。




住所 東京都目黒区下目黒 2-17-23
電話 03-3490-5959
場所
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東京 東日本橋 麺画廊 英

2014年07月08日 | 料理/グルメ
珍しく馬喰町に泊まることにしたので晩ご飯は簡単に近所のラーメンでいいかと思って軽い気持ちで選んだのが麺画廊「英」(はなぶさ)でした。画廊って書いてあっても本当のギャラリーではありません。壁にはどこかで観たことがある有名な絵画がテーマをジャンプして架けてありました。モダンなカフェというかシックなバー。そんな内装です。初めて来る人は誰もラーメン屋だと思わないでしょう。メニューもレストラン並みでした。お酒は別に専用のメニューも用意されているのですから。コース料理?はさすがに頼む気がしなくて、「和」(なごみ750円)とお茶漬け(150円)を注文しました。醤油味なんだそうですが、スウプの色が薄くていわゆる淡麗と呼ばれるジャンルのラーメンなのかと思いました。スウプは・・・美味い!出汁の輪郭がはっきりしているし、喉に絡まってこないスッキリとしたコクとのバランスはそうそうありません、麺も素晴らしいの一言。モチモチ感とツルツル感のコラボレーションは理想的と言えます。チャーシューは二枚ですが一枚一枚別の素材を使った拘りもの。さっぱりした味でしっとりとした食感です。白胡麻の風味も相性が良いし、鷹の爪を入れてあるところがユニークです。とことん和食に近いラーメンです。割烹で出される料理のようでした。お茶漬けは、丼の中のスウプをお茶碗のご飯にかけていただくのですが、スウプが冷めづらくなる工夫があるようです。見た目に薄い色なのでわかり辛いところがありますが、スウプの表面にはラード(多分)がかかっていました。空気と触れさせないようにしているに違いないと踏みました。最近、美味しいラーメンに出会ってないなあと思っていたところだったので、期待は大きくなかったのですが、久しぶりに美味しいと声に出したいラーメンを食べました。魔法がかかっているラーメンだと思います。プロデュースやら前の店のことなどから名が知れた人達の創作ラーメンだそうですが、そんなことはどうでも良くて美味しいものは美味しいと断言できます。夜だったからなのか、お客の数が少なかったから人気の様子は分かりませんでしたが、これは放っとけない味ではないかな。何よりキャパシティが少ないので大勢押し掛けて来る気がしませんが。昔ながらの味を守るラーメンでいいやと思っていた僕ですが、新作ラーメンもいいじゃないかと思い直すことになったラーメン屋さんです。



住所 東京都中央区東日本橋2-9-4
電話 03-5825-7764
場所
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沖縄の食材を買うには

2014年07月05日 | 料理/グルメ
沖縄へ行ってみたら、沖縄の食文化は独特なんだとつくづく思い気に入ったけど、沖縄の食材を手に入れるのは少々面倒です。近所のスーパーにはほとんど扱いがありません。ネットの通販で買えば済むこともありますが、お店であれこれ選びたい性分の僕はあまりしません。沖縄そばを年末に毎年食べ続けていたこともそうですが、現地のスーパーで食材を買ったことも刺激になって、名古屋の大須で沖縄の食材を買うことも楽しみの一つになりました。沖縄宝島名古屋支店には、沖縄食材が揃っています。現地の価格と比べると、若干値が張る気がしますけどお土産用に比べたらはるかに安いので重宝します。(だって宝島って書いてるもん。)沖縄そばなら絶対、茹で麺をお勧めします。乾燥麺や半生タイプは食感が変わってしまうので沖縄そばらしくありません。それとソーキはなくても良いと思うなら麺だけ買えばお徳用があります。500gで375円のものがあったので二袋買いました。合計1kgにもなりますが、家族が食べるなら案外ペロリといけます。実際に沖縄では1kgの大袋で売られているのを見ました。スウプは別売の濃縮されたもので十分です。茹で麺は種類が豊富で「宮古そば」や「八重山そば」のように沖縄でも島や地域によって微妙に区別されるので店頭で迷うのも楽しみですね。もう一つ忘れてならないのは「こーれーぐーす」です。島唐辛子を泡盛に浸けた調味料でこれが辛くて酸っぱい。でもこれを沖縄そばに入れたら病み付きになってしまい放せなくなります。お店オリジナルのものを一本購入しました。あと現地では見かけませんが、雰囲気が出る「シーサーかまぼこ」も一緒に買います。お茶は「さんぴん茶」。ピンきりでいろいろ出回っているかと思いますが、現地では結構安いんです。日常に飲むお茶ですからね。高価なものを毎日飲むはずありません。これくらいは近所のスーパーで扱って欲しいと思うけど成城石井でさえ置いてありません。夏は「さんぴん茶」が一番美味しいと感じているので、こうして買い出しに来るようにしています。テレビで沖縄のグルメや食習慣を紹介する番組を見る度に、日本とちょっと違うなあ。とか。調理に時間をかけないんだなあ。と思ったりします。でも、食べると美味しいから不思議です。ゴーヤーチャンプルーやタコライスくらいはいただきましたが、他にも食べたこと無いものがいっぱいあります。スパム缶も沖縄の人は大好きなんだとか。沖縄そばに載せてみたらどうかな。

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京都 本家尾張屋の利休そば

2014年07月02日 | 料理/グルメ
今月から京都では祇園祭が始まりました。JR京都駅に降り立つとコンチキチンとお囃子が流れてきます。祇園祭は7月1日から一ヶ月間行われる長期的なイベントなのですが、知らない人も多いでしょう。そもそも京都市内に住む人達が大事にするお祭りです。地元の人にとってはこの期間は特別のようです。僕のような外来の見物客にとっては宵山や山車のように目に見て分かり易いものがお祭りの実態だと思いがちなのですが。さあ、京都の夏が始まりました。お昼は何にしよう?思い立つのは蕎麦でした。京都の蕎麦・・・。結局、本家尾張屋に行くことにしました。久しぶりです。御所の近くにある老舗の蕎麦屋です。そして、よく通った蕎麦屋なんです。応仁の乱の前年に蕎麦菓子屋として開業し、江戸時代には今で言う宮内庁御用達まで務めた、ずしりと重い歴史を背負ったレストランなのです。知る人ぞ知る蕎麦屋だと思っていましたが、どうやら最近はそうでもないようです。と言うのは外国人客が多いこと。蕎麦屋に外国人?英文メニューまで用意されているのですっかり観光地です。修学旅行の学生の団体までやって来ます。いつの間にこんな風になっちゃったんだろう。タクシーで乗り付ける人や迎えのタクシーで帰る人も見かけました。さて、何をいただきましょうか。暑いからせいろにするべきでしょうが気になるメニューがありました。「利休そば」(1180円)は名物そばの一角です。温かい蕎麦に躊躇はしましたが、これは食べたことないなあと思うと食べたくなります。見た目は普通のかけそばです。載せてあるのは湯葉と生麩の胡麻油揚げです。ここが京風なのですね。酢橘?の香りも品の良さを思わせます。蕎麦粉は北海道産。挽きたて、打ちたて、茹でたての三たてを守っています。つゆには、鰹節、さば節、うるめ節、いわし節、昆布などが使われていてガツンとくる出汁でした。色は薄いので関西風と言えます。一体どこが利休なのかは不明です。ちょっと考えてみましたが、茶道や侘び寂びなどの洒落に結びつくものはありませんでした。誰か知りませんか?京都はうどんが良いと思いますが、蕎麦の名店も増えました。元祖とも言うべき本家尾張屋も繁盛しているので蕎麦文化はしっかり根付いていると思いました。おっと。生麩の胡麻油揚げのことですが、食感が独特ですね。蕎麦に合うと思います。



本家尾張屋 公式サイト
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横浜 崎陽軒中華食堂の酢豚

2014年06月26日 | 料理/グルメ
酢豚が食べたい。そんな気になるのはそうそうありません。どうしてかって言うと昨日テレビで観たからです。とても美味しそうでした。わざわざ酢豚が食べたくて中華料理屋へ行くことはしませんが、今日は何としても酢豚を食べてやると意気込んで来ました。ちょうど仕事で横浜に立ち寄ることになっていたのでグッドタイミングです。しかし、ランチに中華街まで足を伸ばすのも面倒なので、横浜駅周辺でお店を探すことにしました。思い当たるのはあの崎陽軒ですが、気軽に入れるお店ではありません。ですがですが、崎陽軒の本店の前には崎陽軒中華食堂という敷居の低いレストランもあります。ここがいいでしょう。最近改装して綺麗になりました。昼過ぎでも待ちがあるほど人気があります。横浜は神戸と並んで貿易港で発展した歴史があり、異国情緒がある街なので品の良いイメージがあります。もちろんそれは山の手だけのことで実は案外田舎なんだというのも本当だと思います。二都市はとても良く似ていて、何故か中華料理屋も多いです。どちらも中華街がありますね。何故なのかまったく知りませんけど、激戦区であるのは間違いないです。崎陽軒というとシウマイが有名ですよね。僕はお世話になっています。新幹線の新横浜駅をよく利用するのですが、紙パックに入った崎陽軒のシウマイと缶ビールの組み合わせを、出張族で知らない者は下戸の人だけでしょう。そんなわけで、ランチの定食にはシウマイと合わせるものが中心になります。もちろん酢豚定食(1380円)をオーダーしました。酢豚、シウマイ、春巻き、サラダ、中華スウプ、ご飯のセットです。酢豚は本来、豚肉を油で揚げて、甘酢をかけて食べる料理なのだそうです。野菜は無し。ですが我が国の酢豚のスタンダードは、赤、緑のパプリカとオニオンの炒め物が入ります。崎陽軒の酢豚もそれにならっています。実を言うと崎陽軒だから一味違う変わった酢豚なのかと期待していました。そこは残念なのですが、酢豚定食の酢豚らしい味も良いですね。春巻きも国内仕様のコンサバティブなもので美味しかったです。シウマイはいつもの崎陽軒。そう言えば店頭販売のシウマイばかり食べていましたが、お店でお皿の上に盛り付けられたのは初めていただきました。案外、横浜スタイルや神戸スタイルの中華が全国に広まっていったのかもね。一つ気になったのは、やって来るお客は高齢者が多いことです。歳をとっても中華は外せない?



横浜名物 シウマイの崎陽軒
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夏野菜たっぷりのジェノベーゼ・スパゲティ

2014年06月19日 | 料理/グルメ
忙しい時は忙しい。当たり前のことですが。朝早くから午前中に一つ仕事をこなして午後は自治会の会合に参加するために一度家に戻り食事をとることにしました。外食でもよかったのですが、シャワーを浴びたいと思っていたのでパパッと簡単に作れる料理がよかったです。パスタでいいか。食材は冷蔵庫からあさればいいし。ソースはどうしよう。一から作るのは面倒だし。瓶詰めならジェノベーゼか。夏には合うからなあ。何て考えていたら無性に食べたくなって、瓶詰めのジェノベーゼ・ペーストだけは購入しました。最近、お気に入りの瓶詰めがあるんです。イタリアから輸入したものでなく国産のものです。銘柄は内緒です。冷蔵庫の野菜室を覗いてみると、運良く選べるほどの野菜がありました。アスパラガスは外せないなあ。ズッキーニがある!色のこともあるのでカボチャも入れよう。エリンギも欲しいな。夏はナスだよね。と欲張っているうちにお皿に載せきれない心配も出てきたのでここまで。カボチャはスライスして塩茹で。アスパラガスは食べ易い大きさにカットしてこれも塩茹でします。ズッキーニは輪切りにして、エリンギとナスは縦にカットしてオイルバターでソテーし、カボチャとアスパラガスもオイルバターでソテーしました。フレンチで言えばガロニですね。パスタにガロニの組み合わせは簡単でボリューム感のあるメニューになります。ソースは、野菜をソテーしたフライパンのオイルを少し残しておき、瓶詰めのジェノベーゼ・ペーストを足して少し加熱した後、スパゲティの茹で汁も加えて軽く煮込んだものです。仕上げにエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを垂らして完成させます。茹で上がったスパゲティはザルにしばらくおいて湯切りをしっかりしておくとソースが水っぽくなく美味しく仕上がります。麺の量を少し多めにしたので野菜を載せたらたっぷり感のある盛り付けになりました。料理は、味もさることながら、てきぱきと無駄な時間を作らず作業することも技術です。このメニューなら、デザートのカットパインとパンの準備も含めて30分くらいでできちゃいます。バジルの香りが舌に爽やかさを残し、野菜の旨味が混ざったソースがスパゲティによく絡んで組み合わせは最高に良いメニューになりました。って自分で褒めています。一人で食べてると誰かに食べさせたくなるんですけど。
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鯛のバター焼き プロバンサル風 ~豚ロース肉のステーキ マスタードソース

2014年06月14日 | 料理/グルメ
ワールドカップが開催され、睡眠不足も始まりました。そして、日本は梅雨の真っただ中です。今日は、古田祐二氏のプロデュースによってフランス料理を作りました。夏向けのメニューが二品です。「鯛のバター焼き プロバンサル風」はさっぱりとした白身にトマトベースのソースの組み合わせ。「豚ロース肉のステーキ マスタードソース」もマスタードの辛味で口当たりに刺激を加える料理で夏向きと言えます。まず、鯛ですが、三枚おろしにして切り身を4分割して、水分を取っておきます。塩・コショーで下味を付けたらフライパンの上でポワレします。多めのバターとオイルをスプーンでかけながら焼き上げます。ソースは、ニンニクのみじん切りをバターでソテーし、焦げる寸前で火を止めて、オニオンのみじん切りを足してしんなりするまで加熱します。そこへ種を取ったトマトの水煮。湯剥きしたトマトの種を取ったもの。赤と緑のピーマンは細く輪切りしたもの。ピクルスの千切りを加えて更に煮込みます。水気がなくなってきたら、鯛の頭と中落ちを鍋で煮詰めてスウプにし濾したものとトマトピューレを一緒に入れて、最後は塩・コショーとバターモンテで味を調えて完成です。鯛は、白ワインをふって180度Cのオーブンで軽く二度焼きしてから盛り付けます。付け合せにナスとインゲンとニンニクを添えてみました。「豚ロース肉のステーキ マスタードソース」は、豚ロース肉を塩・コショーして下味を付けたら、オイルバターでソテーして、その後、白ワインをふって180度Cのオーブンで10分くらい焼き上げます。アスパラガスは食べ易い大きさにカットして塩茹で。オニオンは、くし形にカットしてからオイルバターソテー。赤ピーマンは、食べ易い大きさにカットしてオイルバターソテー。エリンギは、縦にカットしてオイルバターでソテー。トマトは、皮付きのままくし形にカットして塩・コショーをしてからオイルバターソテーします。ソースの作り方は、バターをフライパンで溶かして少し色が付くまで加熱したら、白ワインを加えアルコールを飛ばしながら煮詰めます。粒マスタードを適量足して更に煮詰め、最後に塩・コショーとバターモンテで味を調えて完成です。盛り付ける時は、かけ過ぎないようにすると美味しくいただけます。魚と肉と野菜の食べ合わせって改めて良いものだと思いました。色とりどりの食材も健康にいいでしょうね。

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東京 新橋 カフェテラス ポンヌフ

2014年06月10日 | 料理/グルメ
僕は、B級グルメが本当に好きなんだなあと思います。もちろん高級食材を使い、手間暇かけた贅沢な料理も良いと思っています。美味しいって何だろうと考えてみると奥が深いですね。今日は、東京に来ています。最近、気になるのは新橋駅前ビルです。ニュー新橋ビルじゃありません。サラリーマンの聖地とまで言われる新橋は、酔っぱらいが名物ですが、それは安くて美味いお店があるということ。気軽に入れるお店が多いのです。汐留の開発によってすぐ近くに洒落たお店も増えましたが、どっこい駅前ビルは健在です。時間が止まったままのお店が毅然と営業を続けています。その中にあるポンヌフで食事をしました。ポンヌフ?映画のタイトルにあったような。フランス映画だったよね。フランス語で新しい橋。新橋?かふぇてらすぽんぬふ。創業時から一度も取り替えた節がないサンプルを見る限り、食事はスパゲティとハンバーグとカレーしかありません。どうやっても取り残された喫茶店にしか見えませんでした。僕が訪れたのは時間がずれていたのでお客は少なくて哀愁漂う印象がありました。(でも、お昼時に通り過ぎた時は満席で賑わっていました。)「ポンヌフ・バーグ」(780円)を注文します。身体が悪そうなお爺さんがウエイターでした。多分、ご主人でしょう。ワンプレートで運ばれた料理は、ケチャップ味のスパゲティ・ナポリタンと上に載るハンバーグとやっぱりケチャップソース。ロールパンにはバター。グリーンサラダにはマヨネーズがかかっていました。スパゲティは茹で麺をフライパンで炒めたものです。僕の世代なら、これは家庭料理です。お弁当のメニューです。つまり懐かしいお袋の味・・・!それ以上です。何でしょうね。これは。僕の地元では、喫茶店が多いので有名です。子供の頃、スパゲティと言えばその喫茶店で出されるもので味はケチャップソースでした。玉子焼きを敷いた鉄板に載っていて、ウインナーが付いてくるものだと思っていました。イタリアン・スパゲティって呼んでましたが。ポンヌフのスパゲティは、子供の頃を思い出させてくれます。ハンバーグもそうです。何の変哲も無いハンバーグってこれです。変わらない味を守り続けるっていいですね。おそらくこのお店がオープンした当時は、ハイ・カラーな洋食屋さんだったんでしょう。そう思うと嬉しくなります。ところで、洋食の王様はフレンチなので、お店の名前をポンヌフにしたとは思うけど、スパゲティはイタリアでしょ。ハンバーグはドイツ。カレー(ルウ)は英国ではないですか?フレンチはどこに?




住所 東京都港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館 1F
電話 03-3572-5346
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1000円ワイン通信 ~シュールダルク・シャルドネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012

2014年06月08日 | 料理/グルメ
心に余裕がないと家で酔っぱらうこともできません。まあ、どうしようもないことがって、やけになって酔っぱらうしかなくなるようなこともありますが。美酒に酔うには、一仕事終えて次の心配がない状態でなければ美味しくありません。今年は、いろいろあって余裕があまりありません。巡り合わせというものに寛容な僕は、こういう時期もあるんだと受け止めています。先週、トライアスロンのレースに出たのですが、肉体的にも気持ちの上でもようやく落ち着いたところです。いつの間にか暑さを感じる季節になっていました。暑い時期にはよく冷えた白ワインが合います。ストックしていたフランス産のワインを開けることにしました「シュールダルク・シャルドネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012」はラングドック産のテーブルワインです。930円で購入しましたが、割引価格なので1180円が販売価格だったことを記しておきます。1000円前後のワインには当りとはずれがありますけど、これは当りだと思います。葡萄はエチケットに大きく表記されているようにシャルドネ100%です。シャルドネはポピュラーな品種ではありますが、逆に言えば味わいに定評があるということですね。コルク栓を抜くとほのかに甘い香りがします。割合はっきりしたフレーバーではないでしょうか。決して複雑ではありませんがシトラスを思わせる爽やかさも感じられます。一口飲めばわかる輪郭のあるボディでした。どこか甘味を思わせるテイストに1000円ワインとは思えない驚きも感じます。熟成したシャルドネにはコクと甘味が強烈に現われるものがります。若いシャルドネであっても虎の子。アタックで飲むなら早飲みのシャルドネもいいかも知れません。酸味は、辛口できりっとした飲み応えに必要な分量が納められています。特別に個性があるとは思いませんが、シャルドネらしさがよく伝わって来るお値打ちワインではないでしょうか。僕はこのテイストが大好きなので満足度が高いです。白が合う料理なら何でも合う気がします。肉料理でもポン酢でいただくものなら十分でしょう。何故か今日はカレーライスと合わせてしまいましたが、悪いということはありませんでした。ワカメサラダは、何もつけずドレッシング代わりにワインを飲みながらいただきました。食後のデザートに出たメロンとも合わせてみました。さっぱり感があっていいんじゃないかな?

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