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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

東京 東池袋 大勝軒 本店

2013年02月28日 | 料理/グルメ
つけ麺ブームの火付け役と言いますかつけ麺の元祖で有名な大勝軒です。昔は行列が長くてとても食べられないと思っていたら、あれよあれよと言う間に全国にいっぱいお店ができました。それで僕もいただくことができましたが、どうしても本店で食べたいと思っていました。仕事で池袋まで来たのでこれはチャンスだと思って新しくなった「東池袋 大勝軒 本店」でランチにしました。僕にはあこがれのラーメン屋の一つです。創業者であり、つけ麺の発案者であり、三ケタの弟子を持つカリスマ店長である山岸一雄氏はお店に立っていません。身体の調子が気になります。知る人ぞ知る話。何度も襲われた病気との闘いとファンからの熱い要望による復活・再開劇がこの店の歴史であり、重要な日本のラーメン史と言っても過言ではないと思ったりします。大勝軒の店舗展開を整理しておくと、創業した場所から移転してここに構えた本店とその直営店、のれん会と三構成となってます。シンガポール店や京都店は直営店です。大勝軒と言えば「もりそば」です。この時期「あつもり」で温まりたいとも思いましたが、ここは基本から食したいと思い自販機で「もりそば」(700円)と大盛り(200円)のチケットを買いました。買ってから麺の量を確認したら、800gと書いてあったので思わずひるみました。700gなら食べ切る自信はありますが、800gはどうかな?と。大勝軒は麺の量が多いことも有名でした。生まれて初めてですが、大盛りを中盛りに変更してもらいました。差額の100円は半熟卵に変更です。並が340g。中盛りが550gなんです。さすがにやりますね。結局550gは僕にはペロリといける量でした。あと100gあったら満腹だったと思います。流行のつけ麺店が魚粉を大量に使いドロドロのこってりスウプを出すところばかりなのですっかり嫌気をさしていたのか、本店のスウプはあっさりしていて逆に驚いてしまいました。そうだよね。これくらいがちょうど良いです。唐辛子の辛味とお酢の酸味が太麺を飽きさせてくれません。その太麺だってよそに比べたら細いものです。元祖はシンプルでした。今日は水泳のトレーニングも予定しているので炭水化物を少し多めに補給したいんですよねえ。なんてカロリーを気にしながらもやっと口にできた嬉しさでいっぱいでした。スウプ割りもいただきました。つけ麺は大勝軒がいいね。



東池袋 大勝軒 公式サイト
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1000円ワイン通信 ~マトロ ブルゴーニュ シャルドネ 2010

2013年02月25日 | 料理/グルメ
「この白ワインは美味しいです。しかもお値打ちです。」本当だろうな。とお店の人に勧められた時は疑いを持っていました。お勧めのワインがそうそう外れることはないと信じたいところですが、人にはこの好みがあるので飲んでみないと分からないものです。「マトロ ブルゴーニュ 2010」は購入価格が1512円。ブルゴーニュ産でこの値段はちょっと怪しいと感じるのは僕だけではあるまい。あとから調べてみたら通常3000円を切るくらいの値段がついていました。どうしたわけか破格値で販売していたようです。それにしても安いなあ。本来なら1000円ワインではない部類のワインだと思ってください。あれ?ということはコストパフォーマンスを褒めることはやめにしなくてはいけませんね。最初に感じたのは確かな余韻でした。このワイン、ただものではないと思わせてくれます。色も黄金色で落ち着きと高級感があります。口当たりは優しく、フルーティなアロマはソフト、苦味が抑えられているのでエレガントな印象を持ちました。栓を開けた最初の日はインパクトが足らないなと思いつつ、一日おいて飲んでみるとクリーミーなコクと蜂蜜を思わせる香りがはっきりしてきました。空気に触れさせることがこのワインを美味しく飲むコツのようです。表情が変わります。疑ってすいませんでした店長。メチャ美味しいです。白は魚と決まっていますが、お肉も中々でした。最初は「鶏のムネ肉のバターソテー レモングラス風味」と合わせてみました。さっぱりとした料理なので相性は悪くありませんでした。でもまだ本領発揮ではなかったのか相性に心残りを持ち、今度は「豚ロース肉のバターソテー ブラウンマッシュルームのソース」をかけて相性を試してました。もちろんこのワインでフランベしたので相性がぐっと良くなりました。豚ロース肉にキノコのソースが合います。それにクリーミーでコクのある白ワインの組み合わせは正解でした。肉料理でも合うはずだと思ってしつこく肉料理を作ってみました。ただオイルベースのさっぱりしたソースにすべきだと思います。まだ若い年代のものをいただいて、もう少し寝かせたらよりクリーミーになって蜂蜜のような甘い香りも芳醇になるかも知れないと想像します。

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乾杯はビールに決まっているだろう(なんてね)

2013年02月23日 | 料理/グルメ
皆さんは乾杯する時は何を飲みますか?とっておきのシャンパンを開けます。と答えるのは少々気障に聞こえてしまうのではないかと心配します。日本人ならばね。家でこっそりワインやシャンパンで乾杯してますが、人前ではビールと言っておくくらいの遠慮があってもいいと思います。実際のところ外で飲む時はまずビールが多いのではないでしょうか。余程慣れた相手ならいざ知らず。で、結局ビールで乾杯してしまいます。自宅で乾杯するビール。この度、ヱビスビールから乾杯によく合うビールが限定発売されました。「薫り華やぐヱビス」と言います。パッケージデザインからはカクテルのような雰囲気さえ出ています。昨年のことですが、上の娘がオリエンテーリングというクラブ活動をしていて全国対大会で初めて優勝したのでそのお祝いなのです。本当はもっと早くやっておけば良かったのですが、金メダルは見せてもらったものの、夫婦の間では商店街の福引きに当たったくらいのことしか想像していなくて、最近になって郵送で県知事から表彰されると分かってから慌てて一体どんな大会だったのだと調べた有様です。時間の都合がつかず今日になりました。上の娘はお酒が飲めるようになったとはいえ、梅酒だのモスコミュールだのガキっぽいものしか知らないのでちょっと贅沢なビールにしました。ビールは断然ヱビス派の僕ですから、このビールが美味いことは飲む前から分かります。フレンチの巨匠ジョエル・ロブションとの共同開発。シャンパーニュ地方産の麦芽100%使用。とくればエレガントで上品な味に仕上がっていると確信します。そしてその通りのテイストでした。そして薫りが華やぐのかと思いますよね。これも文言そのままでした。ベルギーのビールにあるような甘酸っぱい良い香りが立ちます。すぐに飲まないでまず香りを楽しんで。泡はきめ細かく豊富。コクもしっかり感じることができるし、何と言っても飲んだ後の余韻です。ビールなのにシャンパンみたいな後味が残りました。市販のビールでここまでやるなんてさすがヱビス。ビールがお好きなら絶対一度口にしておくべきかと思います。しかし、娘とこうしてお酒を酌み交わす日がやってくるなんて感慨深いですね。お酒は飲んじゃ駄目だぞって注意していたのはつい最近のことだったのに。男の子だったらまた別の味わいがあったのだろうと思うけどね。
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バレンタインはチョコにまみれ

2013年02月14日 | 料理/グルメ
世の男性諸君は2月14日をどう迎えていらしゃいますか?たとえ何であれ女性からチョコレートを受け取ったか受け取らなかったか。年に一度の審判が下される日です。こんな習慣は僕には関係ない。(それはそうでしょう。)ただの商業活動に惑わされるようじゃ男じゃない。(ごもっとも。)大体新しく恋愛を始めるつもりもない。(お気持ちは理解できます。)しかし、しかしですよ。チョコレートを手にすることができなかった男性はいくらかダメージを持つのではないかと想像したりします。そう思うと無理にやらなくてもいいのではないかと同情します。僕の場合、自慢じゃないけど毎年チョコレートをいただきます。14歳くらいからか切らしたことはないかと思います。だから、もらえない気持ちを味わったことがないのでバレンタイン反対派ではないけれど、また別の問題もあります。チョコレートを食べ過ぎてしまうことです。チョコレートは大好きなので嬉しいことは嬉しいのですが、あり過ぎるのもねえ。人に配るほどたくさんある訳でもないし、僕にチョコレートを譲られる人の気持ちを考えると、少しくらい太ってもいいかと大袈裟だけど清水の舞台から飛び降りるつもりでチョコレートを口に入れる時もあります。と言うのは子供が小さい頃は「戦利品だ。」と称して子供に配っていた物が二人の娘達から受け取るようになったからです。今年も下の娘がバレンタイン用チョコレートを大量生産していました。ダイニング、キッチンはまるで工場のようでした。数打てば当たると助言したのはこの僕ですが、今年もまた?!・・・何やっとんじゃ。僕にもお裾分けで一つくれましたが、これがハンバーグのようなチョコパイ・・・。しかも超甘い・・・。下手なマニキュアのようなデコレーション・・・。パサパサ・・・。「蜂蜜入れ過ぎたあ。」とこぼして去ってゆきました。気持ちは嬉しいけれどねえ。希少な赤のシャンパンを用意して一緒に胃袋に詰め込みました。甘口のシャンパンが合うと思ったけど、余計に口の中が荒れてしまいました。さっぱりした辛口にすれば良かったと反省。バレンタインは期待するような期待しないような微妙な心持ちです。
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恵方なんです

2013年02月03日 | 料理/グルメ
節分って豆まきの日だったんじゃないかと思っている人は古いのかな。毎年、恵方巻きなる海苔巻きを食べる習慣が定着してきました。2月3日に「鬼は外。福は内。なんて大声を出す家庭はどのくらいあるんでしょう。そろそろバレンタインも近いので、デパートの特設会場ではチョコレート売り場が過熱状態ではありますが、恵方巻きだって幅をきかせていました。何でも海苔巻きではなくてロールケーキを代用することもあるとか。こちらも熱にうなされているようですね。我が家は夕食のメニューが手巻き寿司になります。手巻き寿司は我が家ではもともと人気があるので時々いただきますが、恵方巻きに便乗しています。妻曰く、メニューを考えなくてもいいので楽。それで海苔巻きを上手に巻くことはできますか?「まきす」を家族の人数分用意している割には皆綺麗に巻くことが下手なんです。その下手さ加減を見て僕に指南するのは上の娘でした。どういうわけなのか、家族の中で一人だけ器用なタイプで、試行錯誤を繰り返し独学で海苔巻きを巻くコツを体得したようです。いつも耳をかさない態度をとっていましたが、今日は言うがままに従って巻いてみました。酢飯を載せる場所から始まり巻物の数や力の加減までうるさく師事してくれました。そうしたら僕にも綺麗に巻くことができたんです。ちょっと気分がいいぞ。肝心の恵方の向きについてですが、スマホに便利なアプリがあります。一年に一回しか使わないアプリを常備し、この日を待っていました。その名も「恵方コンパス」。毎年変わる恵方の方角を正確に判別することができます。CGの海苔巻きがコンパスの針になってスマホを回転させて方向を探り、今年の恵方とぴたりと一致すると「恵方」という文字が現われ、サウンドとバイブレーションで教えてくれます。いやあ便利便利。お馬鹿なアプリだとは思うけど結構楽しめます。恵方巻きで食事を済ませてたら、節分の豆をいただきました。ちゃんと自分の年を数えて口に入れました。・・・豆は撒きませんでした。マンションでは外に放ることはできませんし、家の中に撒いたら、飼い犬が間違って食べるかも知れません。やっぱり無理ですね。節分は鬼を追い出す行事なので、厄払いというか邪気への防衛なんだと思います。豆はタンパク質が豊富なので身体が丈夫になりそうです。昔の人の知恵にも敬意を。

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八王子 十八製麺

2013年01月29日 | 料理/グルメ
つけ麺流行っています。どうしてこんなにも増えたのだろうかと思うほど新しいラーメン屋のほとんどがつけ麺屋です。仕事で職場の人が同行する場合、何故かつけ麺屋ばかり連れて行かれます。僕は最近、つけ麺を避けるようになってしまうほどになりました。いつも麺をお腹いっぱい食べるので満足するのか、強烈な味の濃いスウプがインパクトがあるのか、どこも美味しいとは思うけど、振り返るとなんだっけ?となってしまうことが多いです。今日は一人で比較的新しいお店だと思われる「十八製麺」に入って普通のラーメンにするかつけ麺にするかメニューを見ながら迷ってしまいました。JR北八王子駅から歩いていけるのですが、ちょっと寂しい場所にあるこのお店に来たのは仕事のついでがあったからです。若い店員の方に「どっちがお勧め?』と尋ねたら、「どっちの気分ですか?」と返答されたのでこちらも困ってしまいました。結局、興味本位で「つけ麺正由味」(780円)にして大盛り(100円)を追加すると、「並で300g、大盛りは400gあります。よろしいですか?」と確認されました。僕は経験上、見かけでは小食だと思われることがほとんどです。生返事をしたら、「炊き込みご飯が無料で付きますが、それは様子をみて後からご注文してください。」と言われたので言うがままにしました。ぼくにとってどうってことない麺の量なんですけど。わざわざこのお店のことを書きたくなったのは、とってもセンスがある味のお店だと思ったからです。まず、麺。自家製の太麺は、食べ辛くなるような太さではなく、ツルツルとした表面といい茹で加減も素晴らしくしっかり美味しい麺でした。スウプはカツオの出汁が基本でコと甘味がありました。唐辛子で辛味を付けてありますが、ちょうど良い濃度に制御されています。炙りチャーシューの厚みもくどくありません。メンマはさっぱりして細切り。ホウレン草もたっぷり入っています。バランスが良いのとやり過ぎていないところがセンスあります。どこへ行ってもやり過ぎのつけ麺ばかりで辟易してしまった僕でも、このお店のつけ麺だったらまた食べに行きたくなります。当然、炊き込みご飯も注文しました。お焦げ入っているところをみると土鍋か釜で炊いているのかな?美味しかったです。お店を出る前に若い店員から声をかけてもらったので、「ちょうど良い。やり過ぎないところがいい。このまま続けて欲しい。」と思わず感想を言わせてもらいました。照れ臭そうでしたが、誇りに感じてもらっていいお店だと思います。



住所 東京都八王子市高倉町54-2
電話 不明
場所
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牛ヒレ肉のソテー マドレーヌ風 ~根菜入りクリームスウプ

2013年01月26日 | 料理/グルメ
年が明けて最初のフランス料理教室が開催されました。今年は昨年から引き続き寒い冬です。窓の外は雪が降っていました。まだ正月というわけで牛ヒレ肉を使ったちょっと贅沢なメニューをシェフの古田祐二氏が考案してしてくれました。「牛ヒレ肉のソテー マドレーヌ風」と「根菜入りクリームスウプ」です。マドレーヌ風とはここではマッシュポテトを添えることになります。牛ヒレ肉はぶつ切りのものを使いました。塩・コショーをして下味を付けたらオイルバターでソテーし、赤ワインでフランベします。牛ヒレ肉の上に載せるのはアンティチョークです。今回は缶詰の皿あざみ(朝鮮あざみ)を四分の一にカットして塩・コショーをふってオイルバターソテーしたものです。あざみと言われると高山植物のあの花を思い出します。食べられるんですね。花と茎の間の辺りを食材として使います。独特の香りが特徴です。付け合せのマッシュポテトはジャガ芋のフレークを鍋で沸かしたミルクの中に入れ、塩・コショーとバターで味を調えたものなんです。これも意外なマッシュポテトの作り方です。すり潰す必要がないので簡単でした。盛り付ける時に別に用意したデミグラスソースを皿に塗って完成です。牛ヒレ肉は焼き過ぎない火加減がいいですね。「根菜入りクリームスウプ」の作り方はシンプルです。まずスウプのベースを作ります。水を沸騰させてそこへコンソメパウダーとブルマニエ(バター+小麦粉)を加えてとろみを出します。そこへオニオンのみじん切りをバターソテーしたものを足してベースを作っておきます。具材であるゴボウは皮を剥いて食べやすい大きさにカットして鍋に水と酢を入れて塩茹でします。カボチャも皮を付けたまま食べ易い大きさにカットして塩茹でします。サツマ芋はは皮付きで縦四分の一にカットしてから1センチ間隔で輪切りしてから塩茹でします。ニンジンは縦二分の一にカットしてから1センチ間隔で輪切りにしてから塩茹でします。後はスウプのベースに塩茹でした具材を全部入れてミルクで伸ばしながら煮込んだら完成です。ベースがしっかりしていれば、調味料を足す必要なないと思います。寒い冬にはこんなヘヴィなメニューもどうでしょう。アンティチョークは酸味があるので牛フィレ肉との組み合わせは新鮮で新しい発見がありました。スウプも濃厚でコクがあり、野菜を美味しくいただける冬のお勧めメニューだと思います。

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茅ヶ崎 ラーメン・サッポロ

2013年01月16日 | 料理/グルメ
このところ寒いですね。関東地方では意外な積雪になりました。茅ヶ崎は雪が積もらないと地元の人から聞いていたので、駅前で目についた残雪がその寒さを物語っています。お昼は「快飛」のしらす丼が食べたいなと考えましたが、一月から三月はしらすの禁漁期間なのだそうで、残念ながら食べられません。今日は何曜日だっけ?確かラーメン・サッポロが営業日じゃないかと思いつき、調べてみたら水曜日は営業日でした。加山雄三や桑田圭祐が通う有名店で、以前はサッポロ軒という屋号でした。何年か前のこと茅ヶ崎駅から歩いて行ったら、数日前に店をたたんでしまって閉店した後でした。無念が残るラーメン屋でした。最近ラーメン・サッポロと名前を変えて再開したのはいいですが、お店の人の体調のこともあり、月、火、木、金が定休日で営業時間も11時30分から15時30分までの間だけです。幻のラーメン家と呼ばれる所以です。やっと思いが果たせると勇んで店に入りました。何ともカウンターだけの普通のラーメン屋さんでした。二人の店員は多分ご主人とお弟子さんでしょうか。お弟子さんがスウプの味見をしながら、「大丈夫です。」と確認したり、ご主人が何やらアドバイスをしている会話が聞こえてきます。50年の味を守り続けるのは大変なことなんでしょう。このお店のファンは多いはずです。期待に応えようと頑張っています。張り紙を見て営業日の変更を知りました。今年から定休日は火曜日だけとなりました。これでこの店のラーメンを食べられる人が増えるでしょう。いい話です。メニューは味噌味と醤油味のみ。トッピングの追加があるだけ。ビールは飲めます。やっぱり味噌(750円)でしょう。一杯注文しました。バター(50円)も載せました。スウプはとっても濃厚ですが、喉にからまないさっぱりさを兼ね備えています。そしてクリーミーです。なんでしょう?この味。味噌らしさがどこかに飛んでしまっています。バターの香りと合いますね。素晴らしい。麺は太くちぢれています。札幌風です。ツルツルの表面にシコシコの食感がたまりません。標準でチャーシュー、メンマ、ハーフの茹で卵、モヤシ、ネギが載せてあります。流行のラーメン屋はこのトッピングを別売にして単価を上げようとしますが、ここは昭和のラーメン屋です。標準で十分満足できると思います。創作系だのインスパイア系だのはたまた淡麗?ガッツリ?そんな演出とは一線を画すラーメンではないでしょうか。直球勝負のラーメン。(麺は曲がっているけどね。)



住所 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北2-3-36
電話 0467-88-7772
場所
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1000円ワイン通信 ~トラヴェルサ・ノブレ・アリアンサ・レゼルバ 2011

2013年01月06日 | 料理/グルメ
皆さん。美味しいワインを飲んでいらっしゃいますか?もちろんそうでしょう。ワイン好きなら正月から美味しいワインを口にしていらっしゃるはずです。連休続きの正月休みも今日で最後です。自宅でワインを飲む絶好のチャンスです。僕も何か美味しいワインを飲みたくて、秘蔵のワインを開けようと思ったのですが、もうしばらく寝かせておこうと思うものばかりで、急遽酒屋で調達して一杯やることにしました。ディスカウントのチェーン店は数あるもののワインのバイザーとして注目しているのはリカーマウンテンです。僕個人の感想として割といいワインを輸入してくれると信用しています。ワインの宣伝文句は、少々誇張が過ぎて眉唾ものですが、僕の気を惹いたワインがありました。「トラヴェルサ・ノブレ・アリアンサ・レゼルバ 2011」です。なんとウルグアイ産です。ウルグアイ産のワインを飲んだことがありますか?ニューワールドもここまできました。そしてウルグアイ大使館御用達です。ぐっときますね。興味本位もあってか結局1本買いました。1980円でした。チリワインやアルゼンチンワインにそれほど大きな期待はなかったので、当然ウルグアイのワインにも見当はついていました。しかし、しかしですよ。このワインは素晴らしい。1980円というテーブルワインの領域を超えた実力をもっています。ボディはフルボディに届かない重さですが、十分な飲み応えがあります。アロマは控えめですが、深い香りを思わせてくれます。飲み口は驚くほど爽やかで、苦味、酸味、タンニンのバランスの良さを感じます。ボルドーワインを思わせるまったりとした舌の感触は、タブ50%、マルスラン30%、メルロー20%といった葡萄のブレンドから生まれるようです。余韻はクラス以上でした。この余韻で高級ワインと勘違いすること疑い無しです。プラムとチョコレートを思わせる味わいに飲んで良かったと思える満足感があります。久しぶりに他人に勧めたいワインに出会いました。相性は断然肉です。すき焼きに合わせてみましたが最高です。クリーミーなフランス料理も合うはずです。でも少し淡白なところがあるほうが更に良いと思います。チョコレートとの相性もいいです。今年はのっけからいいワインを飲むことができました。一度飲んで欲しいワインです。難を言えばエチケットが地味なこと。エチケットのデザインでも主張して欲しかったな。
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1000円ワイン通信 ~レイヴェンスウッド メルロー 2007

2012年12月27日 | 料理/グルメ
クリスマスの夜にせっかくだからと栓を開けたワイン「レイヴェンスウッド メルロー 2007」は、1000円ワインの代表格と言ってもいいくらいコストパフォーマンスが高いと思いました。購入価格は1280円。しっかり安いです。買ったことも忘れてしまっていたワインだったので、ごそごそ引っ張り出した時はどこのワインだっけ?と産地もわからないほどでした。何で気に入ったのかなあ。と過去の自分に疑問を持ちながらエチケットを眺め、多分、安いカルフォニアワインが飲みたかったのだろうと記憶の糸を引き寄せていました。デザインで目を引くのが三羽のカラスです。日本には八咫烏がいますけど・・・。これは何でしょうね。調べてみると幸運の渡りガラスという意味らしいです。ふーん。よくできているので綺麗だと思います。さて、決してあなどれないカルフォニアワイン。しかもメルロー主体のまったり系のお味の方です。ミディアム・ボディでしっかりしていて舌に存在感を与えてくれます。香りは豊かでないにしろ、1000円のワインとは思えない濃厚さを思わせるプラムやチェリーを感じます。樽はフレンチオークを使用している関係か樽香も楽しむことができます。酸味は押さえられていてすっきり感があり、このワインの最大の特徴であるリッチな苦味が余韻まで続きます。バランスが良いというのは好意的にみての評価でしょう。合わせる料理を選ばないオールマイティーな赤ワインじゃないかな。鍋料理とチーズ・フォンデュに合わせて飲んでみましたが、どちらも良く合うと思いました。特にチーズがいいですねえ。ブロックのチェダーを大きめにカットするとかスパイス入りのゴーダも合いそうです。「レイヴェンスウッド メルロー 2007」を飲んでみて、これとよく似た傾向のワインを思い浮かべました。「バロン・ド・レスタック ルージュ」です。確か値段もあまり変わらないかと思います。テイストが近い気がします。バランス良く苦味と樽香で飲ませるワインだと思うからです。力強さも価格以上です。どちらが好きかというとレスタックに軍配を上げますが、好みの問題ですから優劣はつけられません。カルフォニアワンは注目しているのでこれからどんどん飲んでいきたいと思っています。
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