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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

どうしてもフルーツパフェ

2013年08月25日 | 料理/グルメ
今思うと子供の頃は、喫茶店でパフェを食べるのはこの上のない贅沢な出来事でした。小学生の時に親に連れられて喫茶店へ行くとメニューにパフェがありました。それほど食べた記憶はありませんが、喫茶店でコーヒーをすする小学生はいないので、お店では子供のためにパフェを用意しているのです。親におねだりしてもらうことがお店側のマーケティングなので、豪華で採算度外視したものが多いのです。子供ながらに悩むのはフルーツパフェにしようかそれともチョコレートパフェにしようかといことです。結局僕はチョコレートパフェばかり頼んでいたような気がします。しかしこれも考え直すと基本は生のカットフルーツに生クリームとアイスクリームという組み合わせですから、チョコシロップをかけるのか、かけないかの違いです。フルーツパフェが美味しいお店は子供が放っておきません。我が娘はもう大きいのでパフェをねだる歳ではありませんが、ねだられました。げげっ!しかもお店まで指定してきました。僕の住む街は喫茶店天国なのでパフェを出すお店は数知れず。ケーキ屋まで入れると強豪ひしめく激戦区ではないかと思います。さて、下の娘がどうしても行きたい、どうしても食べたいパフェのお店は「フルーツショップ セリーヌ」です。近所では有名で果物屋を兼ねた喫茶店があり、フルーツパフェは看板メニューです。もともとは果物屋がメインだったような気がします。随分前に訪れたことがありますが、最近リニューアルされ、お洒落なカフェになりました。相変わらず片田舎で近くに田園が広がっていますが、根強いファンがいるらしく繁盛していました。贈答用の高級フルーツしか今は扱っていないみたいで、ショップよりもカフェの方が目立ちますね。メニューも豊富で旬のパフェの写真を眺めながらその値段にもびっくりです。これで鰻が食べられるじゃないかと親子でわいわい騒いでいましたが、周囲はどこか上品な家族やカップルばかりで、表示価格にいちゃもんをつけているのは我々だけのような気がします。迷った挙句に定番の「セリーヌ特製パフェ」(1180円)にしました。僕は「リンゴ&リンゴのスムージー」(480円)です。さすがセリーヌのパフェ。イチゴ、バナナ、リンゴ、メロン、マスカット、葡萄、オレンジ、マンゴー、イチジク、桃、グレープフルーツ、ドラゴンフルーツ。全部入ってます。もちろん生クリームにアイスクリームも。満足そうに頬張る娘はまだ子供なんだよね。



フルーツシショップ セリーヌ 公式サイト
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三島 宗

2013年08月20日 | 料理/グルメ
ここは蕎麦屋です。店構えから飲食店には見えます。仕事で三島に泊まることになりました。三島の駅前から広小路町まで歩くと街には鰻屋が目立ちます。そうでもないか。僕が気にしているからかな。三島は鰻が有名な街です。ですが、他の食べ物も美味しいものが多いと前から思っています。三島は柿田川に象徴されように富士山の雨水や雪解け水が湧き水として地下から出る土地柄で飲用水の質が格段に良いのです。水が良いなら蕎麦も美味しいはずです。三島の市街地でどこか美味しい蕎麦屋はないか。できれば格調を高くして入りづらいお店ではなく、サンダル履きでも構わない街角の小じんまりした店。それがここ宗です。暖簾をくぐり中に入ると割烹料理屋のようなうどんの屋のような板張りのカウンターが主体の小さなお店です。BGMはジャズが流れていました。そして何故か競技用の自転車であるロードバイクが置いてあります。店の主人は若く見え、蕎麦職人らしからぬ風貌で切り盛りしていました。それもそのはずで、店の中に置いてあったバイクはどうやら本人が乗るものらしく、相当入れ込んだ自転者野郎だったのです。見た目はスポーツショップの店員みたいでした。どうしてこんな話を書くのかというと常連客等と店の主人の会話が自転車競技の専門的なことばかり続けていて、そのうちトライアスロンにまで及んできました。僕は面白そうだと思い話を耳に入れていたら、主人の方から話しかけてきて「何かやってますか?」と聞いてくるものだから、オープンウォータースイミングをやっていることを告白し、結局、主人と常連客達としばらく水泳と自転車とマラソンの話に興じることになったのです。ここはアスリートが集まるお店なのか?と問いただすと、「たまたまです。」と主人は照れ笑い。だけどロードバイクが置いてある蕎麦屋なんて初めてです。体育会系で蕎麦好きの皆さん。是非、宗でお蕎麦をいただいたらいかがですか?忘れていましたが蕎麦のことです。メニューはシンプルでした。基本、蕎麦と天ぷらくらいしかありません。その組み合わせになるだけです。注文したのは「もり」(750円)と「辛味大根」(100円)にしました。蕎麦はせいろで江戸前風でした。香りは弱い方で上品さがあります。つなぎは少ないでしょうね。出汁は薄くて辛め。先っちょに少しだけ浸けて江戸っ子気分で食べましょう。蕎麦湯は濃いです。この時季にないだろうと思いながらも頼んでしまった辛味大根は辛くなかったです。やっぱりね。でもとても気持ち良い蕎麦なので僕は好きです。



住所 静岡県三島市本町9-24
電話 055-981-2840
場所
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一宮 新京 ~ベトコンランチ

2013年08月18日 | 料理/グルメ
今年のお盆は暑いですね。暑い。暑い。僕は今年もお盆は特にどこかへ行くこともありませんでした。そして珍しく今日は上の娘が家にいました。いや、正確に言えば夏風邪をひいたらしく体調がすぐれなくて外出を控えたのです。家を空けることが多くなった上の娘と一緒に過ごすのも久しぶりなので、少々無理に外食へ連れ出しました。といっても近所のお店ですけど。歩いて行ける新京は昔から通う馴染みのお店です。二代目になって営業時間が長くなり、メニューも大衆中華に近づきました。先代のメニューは、難しいレストランレベルのものばかりでそれはそれで好きでした。「イカの前菜」「北京ダック風中華風クレープ」は僕のお気に入りのメニューでしたね。今の新京は元祖ベトコンラーメンを中心として、見る限り普通になりました。もう少し踏み込んで思い出すと、「鶏のカラアゲ」は、骨付きで2ブロックが基本で、お客が箸で解体しないと食べられなかったし一人では食べきれないほどでした。蟹チャーハンにいたっては三人前しか作らなかったのです。営業時間も18時から20時までに入店した人しかいただけない敷居の高い中華料理店だったのです。その新京がお昼のランチをすること自体にファンとして感謝したいと思うし、小分けで提供してくれるようになって嬉しく思っています。僕は体調が悪くなると「ベトコンラーメン」で元気にしてきたくらい愛好してきた人です。上の娘が体調不良だというので、ここは「ベトコンランチ」(850円)を勧めました。新京を昔から知る者にとってこのメニューは驚くほどコストパフォーマンスが良いです。「ミニベトコンラーメン」「ミニチャーハン」「鶏カラアゲ」(ゲソカラアゲと選択)「シューマイ」(杏仁豆腐と選択)の4品でこの値段です。日本人は食べ残す習慣がないので、一品一品3人前くらいが当たり前で食べ残すのも当然の大陸文化は違います。先代のリアリティは尊重したいところですが、気軽に行けなかったことを考えると、今のスタイルを歓迎すべきではないかと思います。ベストコンディションラーメンを略して「ベトコン」と言いますが、ニンニクと唐辛子がたっぷりで目が覚めるような刺激が癖になります。(もうなっています。)「鶏カラアゲ」は魔法のスパイスを付けて口に運ぶと幸せになれます。これだけでも満足なのに「チャーハン」と「シューマイ」までセットになっているなんて感無量ではありませんか。上の娘は汗をかきながら一生懸命食べていました。(元気になれよ。)そうそう。来月、東京池袋にお店を出すようです。



ベトコンラーメン新京 公式サイト
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一宮モーニング巡礼 ~グリーンカフェ

2013年08月15日 | 料理/グルメ
一宮市の喫茶店はモーニングサービスががいいと昔から評判です。地元では当たり前のサービスで定着しています。市は街おこしで経済活動の活性化を図るため「一宮モーニング」を立ち上げました。ゆるキャラは「イチモ」と言います。では本日の巡礼地を紹介します。松降通にある「グリーンカフェ」です。一宮モーニング協議会が発行する一宮モーニングマップを見て、妹と下の娘が相談して決めたので僕が選んだお店はありません。お盆に開いていそうなお店ということでしたが、到着してみたら駐車場はいっぱいですし、ファミレスのようにエントリーシートに名前と人数を書いて待たなければ入れないほど人気のあるお店でした。キャパシティがあるほうの大型店舗で、アルバイトを雇いレストランタイプの喫茶店です。グリーンカフェというからに建物は緑色で塗りつぶされていました。この混みようは慣れてるはずの僕でも少々驚いています。午前中ですからね。一宮モーニングは、コーヒーに無料でついてくるサービスがどれだけ凄いか競い合うところがあって、ケチで有名な地元市民がそれを支えることで成り立っています。モーニングサービスは種類が豊富で何が何だかわからないので、基本のブレンドコーヒー(380円)を注文し、看板メニューのAグリーンカフェセットを選択しました。自家製サンド、菓子パン、カップスウプ、ポテトサラダ、ゼリー、ゆで卵がワンプレートに納まり給仕が持ってきました。びっくりしないぞー。と思いながら料理を口に運ぶと、どれも美味しいので意外でした。失礼ですが、ただで出て来るものに味を問うのはどうかと遠慮している客を更に驚かそうとしています。よくわからないままやって来たお店なので何も知りませんでしたがこだわりを強く感じます。まず、パンが美味しい。自家製だそうです。なるほど。パンが美味しい店はちゃんとしているところが多いです。購入品じゃないのが凄いです。カップスウプも自家製。業務用缶詰ではありません。ゼリーもよかったけどどうやって作るのかわかりません。専属農家から直送される無農薬野菜を使っていることがわかったので、ここは喫茶店の域を超えていますね。人気が高い理由も頷けます。本当はコーヒーを飲むだけにつもりでしたが、食事になってしまいました。モーニングサービスの思い出が甦ってきます。



グリーンカフェ 公式サイト
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鯛の赤ワイン煮 ~若鶏のソテー アルル風

2013年08月10日 | 料理/グルメ
暑いですねえ。集中力も低下してやる気が失せる暑さです。今日は、古田祐二氏をお迎えしていつものフランス料理教室が開催されました。夏向けのあっさりさっぱりメニューかと思ったら、フレンチらしいヘビーな料理を選んできました。「鯛の赤ワイン煮」は白身魚を白ワインではなく赤で煮込みます。一同仰天。「若鶏のソテー アルル風」はナスとオニオンをミルクに浸けるので、またしても仰天した料理です。フレンチ恐るべし。では作り方。「鯛の赤ワイン煮」の鯛はウロコを剥がして三枚おろしにして塩・コショーで下味を付けておきます。ベルギーエシャロットをみじん切りにしてフライパンで鯛とベルギーエシャロットを赤ワインで煮込みます。火が通ったら鯛を取り出し、代わりに殻を剥いて背わたを抜いたエビとムール貝を殻ごと入れて同じように火が通るまで煮込んでフライパンから取り出します。おろした後の鯛の頭(カシラ)と中落ちを水で洗い、鍋にローズマリーと一緒に入れて水で煮込みスウプを作ります。先ほどの煮込みに使った赤ワインの中に、鯛のスウプを入れて煮詰め、ブルマニエを足してソースにします。最後に塩・コショーとバターモンテで味を調えますが、鯛とエビとムール貝から塩分が出ているので塩は軽めで十分ですし、入れなくてもいいかも知れません。盛り付けたらレモンを搾って完成です。「若鶏のソテー アルル風」は若鶏のムネ肉を100gくらいにカットして塩・コショーで下味を付けてからオイルバターでソテーしておきます。バットにミルクを入れて塩・コショーをふっておき、ナスとオニオンを輪切りにしたものを両面数分浸けてから取り出します。キッチンペーパーで水気を拭って小麦粉をはたき、オイルバターでソテーします。トマトは皮付きのまま輪切りにして、塩をふってオイルバターでソテーします。ソースはデミグラスソースを用意し、ニンニクのスライスをバターソテーしたものを足して煮込み、塩・コショーとバターモンテで味を調えます。若鶏は白ワインをふってオーブンで蒸し焼きにして二度火を通します。盛り付けはトマトを下敷きにして若鶏を載せ、その上にオニオン、ナスの順で載せ、ソースを半がけして完成です。赤ワインの色がついた鯛なんて初めていただきましたが、濃厚なソースでも白身魚はいけますね。発見。若鶏はさっぱり仕上げて香り高い濃厚なソースの組み合わせになりました。もちろん美味しかったです。残った魚のスウプはよくできたので、シェリー酒で臭みを消して塩・コショーで味を付けてサイドメニューのスウプにしました。

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宇治金時の誘惑

2013年08月03日 | 料理/グルメ
暑い暑い夏になりました。それにしても時間が経つのは早い。いつの間にか8月です。最近、公私ともに忙しくて、家でゆっくりするなんてことができませんでした。休日の今日は特に出かけなくてはならないところもなく、やり残した雑務を片付けていました。昼間は風が出て少し暑さをしのげるほどでしたが、日本には暑さしのぎの術があるんです。打ち水、風鈴、ウチワ・・・もっと直接的な方法ならかき氷を食うです。かき氷。暑い夏に、なんて魅惑的なスイーツでしょう。僕は近所のだるま屋のかき氷を毎年一回は食べています。だるま屋のかき氷は格別です。それを思い出したら、どうしても食べたくなりました。でも、ダイエットを始めたばかりで甘い物を摂るのはどうかなあ。と脳裏では方針争いが勃発したのですが、結局煩悩の代表意見がまかり通り、付帯決議案として宇治金時で手を打つことになりました。宇治ならカロリーは高くないだろうし、ミルクは練乳を使用しているので避けることで合意をとりました。餡なら和菓子のように太りにくいのではないかと科学的医学的根拠をともなわない無茶な推察を支持することにしました。方針が決定すると実行は素早くです。おやつ時に妻と歩いてだるま屋へ行って宇治金時(400円)を注文しました。餅屋が生業のだるま屋ですが、かき氷を口にしたい客がわんさと集まっていました。氷屋から仕入れた氷を使っているので一味違うというのがこの店の人気の秘密です。簡易な椅子とテーブルに着き宇治金時をつつくと夏を感じます。そして体温が下がったような気がします。餡がたっぷり載っているので最後まで美味しくいただけるのがいいですね。妻は安倍川餅(2ケ190円)を頼んでいました。とっても柔かくて美味しい餅です。みたらし団子は一本単位(60円)でいただけるし、その場で焼いてくれます。この店は値段が昔のままじゃないかと思うし、ここへ来ると昭和の匂いがします。子供頃から通う店ではないけど、子供頃あったような駄菓子屋かお好み焼き屋のような雰囲気があるのです。何だか夏休みを思い出しました。宿題やったっけ?そう言えば、まだ終わっていない雑務がありました。家に戻ってやらなくっちゃ。
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松本 そばきり みよ田 松本店

2013年08月02日 | 料理/グルメ
今週は蕎麦ばかり食べています。意識的にダイエットを心がけるシーズンになったのがきっかけです。蕎麦は元々大好きなのであちこち出張や旅行で出かけると蕎麦を食べ歩きするのも常です。松本で用事があるのでお昼はやっぱり蕎麦にしました。昨晩も蕎麦にビールだったし、その前の横浜でもランチとディナーは蕎麦でした。これだけ蕎麦を食べても飽きないから、特異な体質かも知れません。松本は昔から蕎麦処なので、有名店がひしめき合ってどこにしようか悩む街でもあります。味の方も競争が激しいのかどのお店もレベルが高いと思います。しかしながらお値段の張るお店が多いことも事実です。ランチに蕎麦で2000円前後を支払うには、日ごとのランチには向きません。観光客のように、ここへ来ることもそうそうないだろうから、思い出作りのためにも奮発して美味いものを食べて帰ろうという人がいただく蕎麦だと思います。地元の人達はどこで蕎麦を食べているのでしょう。今回、僕が選んだお店は「そばきり みよ田 松本店」です。駅前の市街地にあるので便利だったということもあるけれど、何となく観光客向けでないような印象があったからです。(でも残念ながら地元の人に混じって観光客がいっぱい来ていました。)お腹いっぱい蕎麦で満たそうというつもりではないので、迷わず「セイロ並盛」(630円)を注文しました。松本の蕎麦屋で630円は安いです。しかも今年から少し値上げした価格のようでした。説明書きによると蕎麦粉の仕入れ先を信州木曽の「玄蕎麦」一本に絞り込み、粉でなく実の状態から石臼で挽くことにしたことが綴られています。地元、信州蕎麦を提供するために蕎麦実も信州産にこだわったために値上げに転じたわけですが、それでも安いと思いました。蕎麦はセイロでも東京で出て来るセイロとは違います。信州蕎麦は家庭料理が本来の姿なので田舎風が基本です。香りが高く少し黒ずんだ蕎麦が好まれる土地柄です。ですからセイロもやや田舎に偏った仕上がりでした。僕は子供頃育った環境から、蕎麦は信州というイメージガ強かったのでセイロが田舎風なのは歓迎します。白い蕎麦も上品でいいとは思いますが、喉越しはセイロで香りは田舎がいいなあ。このお店はそんな僕の好みに近い蕎麦を打ってくれます。頼みはしませんでしたが、お酒のメニューをチェックすると日本酒はすべて信州のものでした。地産地消に強い意欲を感じる蕎麦屋ですね。



そばきり みよ田 松本店 公式サイト
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横浜 坂の上のそば屋 司

2013年07月31日 | 料理/グルメ
蕎麦が好きです。何度も言います。この数ヶ月間、スタミナをつけなきゃとばかり、食べてばかりいました。お昼はセットメニューの大盛は必須で、夜も栄養をつけるために食べるようにしていました。おかげで体重も体脂肪率もどんどん増えて、我が人生でこれ以上にない太り方をしました。それもこれも水泳のレースのため。今年は記録を目指す泳ぎはしない予定なので、年末に向けてダイエットに邁進したいと思っています。そこで気をつけたいのは食事のことです。蕎麦はダイエット食ではありませんが、僕には食事を蕎麦で済ませるだけでもいたってカロリーの削減になると思うのです。蕎麦だったら、飽きもそれほどこないんじゃないかな。そんなわけで今週は蕎麦ばかりいただいています。横浜へ仕事でやって来てお昼は蕎麦でした。出先で仕事を終えてホテルにチェックインして、晩ご飯は何にしようかと迷うところをまた蕎麦にしました。京急日の出駅からほど近い坂の上のそば屋司です。名前がユニークでしょ?司馬遼太郎が生きていたら喜ぶでしょう。横浜は野毛の周辺が大好きなので桜木町の近くのホテルに泊まることが多く地理的に明るいつもりではいましたが意外な所にあります。まさに坂を登った高台の住宅街の中で営業する隠れ家的なお店です。門をくぐり玄関に入ると、旧家のような趣の内装に包まれ、ここが市街地であることを忘れさせてくれます。入った瞬間、これだよなあ。と思いました。仕事を終えて一杯ひっかけながら蕎麦をたぐる。できれば仕事を忘れさせてくれる落ち着いた店で。イメージに合いますね。夕方の入店で席に着けましたが、人気がありお客でいっぱいでした。着物姿の女将さんとご主人で切り盛りされている様子です。女将さんは忙しく店内を駆け巡っていました。メニューは小料理が豊富なので、好きな肴をつまみながらお酒を愉しみ、蕎麦に手をつけるのがベターでしょう。日本酒は十四代や田酒の銘柄があります。ワインもボトルで頼めるのが心強いですね。今日は試しでエビスの生と玉子焼きとせいろ蕎麦にしました。ビールを飲みながら玉子焼きをつついているとほっとします。せいろ蕎麦はつなぎが少なめ、出汁は辛めでした。典型的な江戸前蕎麦と思います。そばがきや南蛮も美味しそうなのでまた来てみたい蕎麦屋です。て、いうかファンになってしまいました。尋ねたら予約ができないそうです。夜は早めに駆けつけるべし。土日は並ぶそうです。




住所 神奈川県横浜市西区東ヶ丘23-27
電話 045-251-0738
場所
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桃のコンポートに合わせるワイン

2013年07月19日 | 料理/グルメ
本格的な夏になりました。旬も少し変わりました。果物屋さんにも桃がいっぱい並ぶようになりました。夏から秋が旬です。桃は少し熟れた方が美味しいのですが、傷み易い果物でもあります。まだ若いうちにコンポートにしていただくのもいいですね。しかし、我が家にやってくる桃は、傷みかけて売り切らないといけないディスカウントされた桃がやって来ます。どうしてそうなるのか詳しくは妻に尋ねてもらいたいのですが、前触れもなく熟れてしまった桃を渡され、何とかしろと言われても、その場でかぶりつくか、急いでコンポートにして延命措置をとるしか選択肢はありません。妻は最初、自分で作ろうとしたのですが、白ワインは選んだ方がいいと僕が言い出したので、そのことで物別れになって結局僕がやることになりました。そんなわけで桃のコンポートを作ることになりました。毎年、作っているような気がします。白ワインは何がいいかな。と酒屋でワイン選びを始め、少しでもいいワインにしようと最初は思っていました。でも、飲むんじゃないからお金を出してもなあ。と考え直し、更にお得なワインがあるぞ。と廉価ものに目が行ってしまい、最後は一番安いヤツでいいんじゃないかと思うようになり、500円以下で買える「インドミタ シャルドネ 2012」にしました。チリ産で大量生産されている白ワインです。いいワインじゃないといけないと言っておきながら、いざ自分でお金出す時は、最低価格のワインを選ぶところが僕の悪いところです。もちろんこのワインが良くないということではありません。コストパフォーマンスは非常に高いワインの一つだと思います。チリ産のワインは、良く言えば無難なワインが多いし、悪く言えば個性のないワインなので、料理用にはうってつけだと判断したのも考慮の内です。桃は湯剥きをしてから水とグラニュー糖と白ワインで作ったシロップにレモンスライスとバニラエッセンス、アーモンドエッセンスを足して少し煮込み、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やしました。簡単ですね。盛り付けには、キーウィーとマンゴーをあしらってみました。そう言えばマンゴーは高価な果物ですね。昔はキーウィーがそうでした。その昔はバナナが高かった。うーん。キーウィーの叩き売りなんてなかったよね。マンゴーの叩き売りは見たくないし。すいません。主人公は桃でした。自作のコンポートは甘さ控えめで桃の香りがシロップに移って夏向きのあっさりスイーツになりました。

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真夏の夜の焼肉

2013年07月14日 | 料理/グルメ
こんなに暑くていいのか?と思いたくなる今年の夏です。まだ夏休みも始まっていないというのに真夏の気温が続きます。下の娘は誕生日が過ぎましたが、毎年恒例になるお祝いの焼肉パーティーをバルコニーで開くことになりました。今年は義理の父が他界したために駆けつけてくれるのは母と妹だけになりました。大体この時期は梅雨の空とにらめっこしながらの日程調整をするのですが、上の娘も忙しいので家族が揃う日程はわずかで、どうしてもこの日でないと開催できないため、雨が降らないように願うのみでした。降水確率は0%なのに午後に一回ザアと降ったかと思えば、夕方にもサアと通り雨が降りました。それでも、日没前には何事もなかったように晴れてくれて、涼しくなるくらい風が吹き出したので屋外で食事をするにはちょうど良い天気になってくれました。我が家はマンションですが広いバルコニーがあるので庭代わりに使っています。屋外用コンセントが二つ、照明器具一つ、水道の蛇口が一つ設置されているので何かと便利です。夜は照明が足らないのでライトを3本追加してテーブルや椅子を並べて、ホットプレートを用意すれば簡単に焼肉パーティーができます。テーブルと椅子などはキャンプ用具も重宝します。日が暮れて、夜空の下で肉を焼いて食べるのは楽しいものです。家族も楽しいけれど、上の娘も下の娘もこの味は幼い頃から分かっているので、学校のクラブ活動の仲間を家に呼んで自分達で焼肉パーティーを開くこともあります。学生が10人くらいやって来ると結構賑やかでした。でもこんな風に子供の誕生日を祝ってあげられるのもこれで最後になるのかも知れないと想像してしまいます。そろそろ親離れしていくんだろうなあと。焼肉でお腹を満たすと誰もが、もうこれ以上食べられないと口に出すのですが、結局ケーキと紅茶もすんなり胃袋に収まっていきます。とってもベタなイチゴのホールケーキで、カットしてもかなり大きかったのだけど。女は甘い物は別の胃袋があるというけど本当です。気付くと妻と二人の娘と母と妹の中で男は僕一人でした。それじゃあ女に囲まれて結構なことじゃないかって?そんなこという人は女の恐ろしさを知らない初心(うぶ)な男だけです。

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