セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 62本、 演劇 40本

近畿大学芸術専攻34期「罪と罰」(作・演出 島守辰明)at D館3階ホール  80点

2023-11-25 22:40:03 | 演劇遍歴

言わずと知れたドストエフスキーの名作。今年はこの作品2本目。春頃見た突撃金魚のそれはまあすごい物でした。登場人物の掘り下げが深く、人間の陰影が色濃く描かれていました。

それに比べると、といったら失礼ですが、かなりドストエフスキーをスマートに凝縮した感があります。俳優の年齢がみんなほぼ一緒なので、例えば親子関係などは少々白々しい。

でも、2時間半鳴り響く音楽の洗練されたそよぎ。大道具へのこだわりの面白さ。それでもやはりドストエフスキーでした。演劇って面白いね。拍手を送りたい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 空気殺人 TOXIC (2022/... | トップ | 最強の一人芝居フェスティバ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

演劇遍歴」カテゴリの最新記事