現代を生きゆく女性たちの等身大の思い、希望、哀しみが舞台に投影される。
そう、無理に演劇を作る必要はないんだよね。つぶやきのように発露するかのようなセリフが心地よい。柔らかい。空気感が鋭い。いいね。
でも、necoさんのいない猟奇的ピンクって、全然違う劇団みたいです。最初、間違えたかなあと思ってしまったほどです。作風が全然違う。こういうのもありなんだなあ、、。
最後、モデルで大成した女性に、主人公のモデル志望の女の子が本のサインをもらう。女の子が「私もモデルになれるでしょうか?」と尋ねる。モデルが「ええ、きっと」。女の子は希望を持って帰ってゆく。
モデルが言う。「私たちもあこがれる存在であることから、彼女たちから力をもらっているのです」。こういうのはnecoさんには書けないなあ。
素晴らしいラスト。感動しました。佳作です。
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