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セイレーンの懺悔(中山 七里 著)(2016 小学館) 65点

2017-05-03 22:08:08 | 読書遍歴

通常のミステリーというべきか、ちょっと甘い感もする作品である。僕には最初の方から真犯人が匂っていたので、どんなに展開がよれても、それほど意外感もなく、むしろ中山にしては少々失望さえ感じる感想となる。

救いは同僚里谷太一との掛け合いだけだが、ラストではなぜかイケメン刑事とのロマンスに変わっている。どうもすっきりしないなあ。

これからこの中山の作品をどうしようか悩んでいるところである。

群を抜いて面白い作品が多い中、こういう作品もあるんだなあと少々考えてしまう、、。


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