保科 昌彦作品では2作目の鑑賞。前作「ウィズ・ユー」が面白かっただけに期待したが、普通のミステリーでした。しかも何ら新しいところはなく、文章も平凡。暴力団らしき関係者が出てくるのは少々展開的に作者の逃げが感じられ、最初の期待を大きく減じるところとなる。
まあそれでもさすがだなと思ったのは脚線美女性の取り換えの謎でありますが、これだけのために320ページを繰る読者の気持ちを考えてもらいたい。愛がないね。
この先この作家の作品を読み続けるかどうか迷いが生じています。でもみなさんの評を見ていると意外と悪くないですね。まだこの若槻調査事務所シリーズは2作だけなので、次作に期待しようかなあ、、。
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