セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

六法推理(五十嵐 律人)(2022  ‎ KADOKAWA) 80点

2022-08-22 09:58:26 | 読書遍歴

かなりユニークな法律ものミステリーです。今時の学生がこれほどのインテリ集団とは思えないのですが、まあそうなのでしょう、とても面白いです。

5編の短編集ですが、最近の現代用語が多く、あまりSNSに詳しくない吾輩は苦しい展開ではありますが、でもついていくことはできました。

5編全部いいけど、敢えて言うと最初の「六法推理」が面白かったかなあ、何となく犯人を当てちゃいましたネ。

読者を選ぶ種類のミステリーではあると思うけれど、続編もあるようだしまだまだ楽しめます。何と言っても若い人の生の息遣いが聞こえてきます。一番の魅力です。次回も期待大。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時計屋探偵の冒険―アリバイ崩... | トップ | 草の響き (2021/日)(斎藤久... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書遍歴」カテゴリの最新記事