セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

新しい橋(城山羊の会)作・脚本山内ケンジ 90点

2008-02-12 20:21:56 | 演劇遍歴
登場人物6人程度のシリアスでいておかしいそれでいてしっとりとした大人の舞台である。声が小さいときでもセリフがはっきりと聞こえる。さすが深浦加奈子は長けている。完全に役をものにしている。
人妻でありながら、目黒で昼間は売春をしているのだ。少々鬱でもあるらしい雰囲気。夫は会社でも家でもDVを巻き散らすいい加減な男らしい。しかも社内では若い女と浮気をしている。
妹夫婦が家にきて、夫の部下も偶然一緒になる。その部下とは、人妻が売春をした男であった。さて、、。
話は軟らかそうだが、なかなかシリアスで硬派の演劇である。何か、上質の映画を見ているような気がした。きっちりと演技練習をしているのが分かったし、セリフの間といい完璧だった。
たまにはこんな、本格的な演劇もやはりいいなあと思った。

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