舞台中央に白い冷蔵庫と、天井に聖母マリアか聖母像がある。そして決まりごとに安心感を持つ不思議な夫婦。そして産科病院のキモイ医師と看護婦。何か意味ありげな海虫と子供。現代の狂気の幕開けだ。
この、突っ込んだ脚本は褒められていいと思う。ラスト近くになって急に混乱してしまった感もないではないが、腕を体に生み忘れる女性という不思議な存在も女性特有のキモサも有し、舞台はなかなか毒を撒き散らしている。
しっかり見ていたつもりだが、すべてこの作品の意味を解ったと言えない僕はこんな演劇評を書くべきではないのだが、それでもテーマの捉えどころは斬新でいい。出演者がちょっとセリフを噛むシーンが目立ったのが少々残念だが、でも熱演だ。目指すところはとても野心的で将来有望な劇団である。
この、突っ込んだ脚本は褒められていいと思う。ラスト近くになって急に混乱してしまった感もないではないが、腕を体に生み忘れる女性という不思議な存在も女性特有のキモサも有し、舞台はなかなか毒を撒き散らしている。
しっかり見ていたつもりだが、すべてこの作品の意味を解ったと言えない僕はこんな演劇評を書くべきではないのだが、それでもテーマの捉えどころは斬新でいい。出演者がちょっとセリフを噛むシーンが目立ったのが少々残念だが、でも熱演だ。目指すところはとても野心的で将来有望な劇団である。
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