7/14
今週は夏休みを取って映画三昧にしようと思っていた。(いつも映画三昧なんだが)
休みの日は目覚まし時計をセットしない。そのため、朝早い映画は見られないときもある。まあ、それはそれでいいのではないか、といつも思っている。
ところが早く目が覚めてしまった。休みの日初日はだいたいまだ体が通勤モードなのでしょう、、。
九条のシネヌーボーという映画館でドイツの鬼才ファズビンダーの特集をやっている。彼の作品は若かりし時に2,3本見ただけだが、気になっている作家でもある。特集は午後だったので、朝の部の映画から入る。「凍える鏡」。
何か、意味深な題名です。後で調べたら鏡とは母親のことらしいです。
母親の愛で現代の行き場をなくしている子供たちと1人の母親の3人の話であります。演出も演技も映像も悪くないけれど、何か人工的な感じがしました。こちらに伝わって来ないです。現代で生きるということは、いまや生活が基礎なわけですが何か最近特にガソリンとかでそう思うのかもしれませんが、食べることがまずありきの生活がしっかりと描かれていないと嘘っぽく思ってしまいます。
だから作品的にはよく出来ていると思います。僕の主観なんでしょう、、。
この映画が終わり20分後にはいよいよファズビンダーだ。昼食の時間もない。映画館を出てコンビニに入りおむすびを買って、道路でぱくつきながら映画館に入ると番号を呼ばれる。いつもがらがらの映画館だけどこういう特集をすると結構マニアなんでしょう、人が入ります。「ぺトラ・フォン・カントの苦い涙」。
演劇をそのまま映像化したような設定なので多少窮屈な展開だったが、ファスビンダーの演劇への傾向が読めて演劇好きの僕にはいい勉強になった。
そのまた20分後に同じくファズビンダーの「悪の神々」。
これは務所帰りの若者がまた犯罪を犯してしまうといった普通の作品なんですが、そこはファズビンダー、タッチがダサそうで秀逸、不思議な映画だ。
3本鑑賞は結構疲れます。昔は5本なんかやったこともあったけれどね、、。
7/15
午前中ゆっくり寝てしまいばたばたしてたら家を出るのが午後になっていた。テアトル梅田に行く。「純喫茶磯辺」。チケットを買おうとすると今日はメンズデーで1000円が影響しているのか、一番前列しか空いていないという。他の映画館に行くのも面倒なので一番右に座る。
少々窮屈。というか、この映画館はそもそも狭いので、一番前だとスクリーンを崖のように見上げる角度になる。でも、作品が面白くそれほど苦痛でもなくなった。
たまには軽妙でそれでいて暖かい何かに触れることの出来た作品である。
その後、パソコンショップで液晶モニターを買う。24型を買ったので結構かさばり重量もそこそこある。夕方のラッシュになる前に家路に着こうと電車へ。
ところが最寄の駅に着いたのだが、外はものすごい雷雨。傘はあったが、横なぶりの雨なので駅舎でしばし雨宿り。なかなか雨足が弱くならず20分ほどして駅を出る。出るとそれほどの雨でもなくまあ安心。
7/16
朝遅い時間に梅田に出る。今日は梅田TOHOシネマズへ。まず昼食を取ってからチケット売り場にいたのだが、平日なのに人でごった返している。お目当ての映画の時間まで5分しかない。どうも今日は水曜日なので館内の90%以上が女性である。しかもみんな若い。「花より団子」という映画をやっているのでそれ目当てかな?
お目当ての映画は並んでいたら満席になりました、と係員が伝えに来た。まあ、それほどどうしても見たい映画ではなかったのでそれではと、「近距離恋愛」「告発のとき」の二枚のチケットを買った。
「近距離恋愛」、題名が何だろうと思っていたけれど全く関係なかった。この題名だけで見たくなるカップルも多いかもしれないですね。
映画は何か時代遅れのようなラブコメで、主演の女優、男優が魅力がないので退屈してしまいました。これほど内容のない映画で、女優さんがきれいでないのは観客を馬鹿にしているとしか思いようがないけれど、観客の大部分が女性なので、男はあまり対象にしていないんでしょうなあ。
今週で終わりになるというので無理して見に来た「告発のとき」。
これは秀作。最近アメリカで急に出てきたイラク後遺症的な反戦映画なのだが作りが綿密で画面に釘付けになる。戦争の状況もしかり、親が子供に対していかに接するのが重要なのかを教えてくれる。その意味では親子の関係性を題材にした家族映画でもあると思う。この映画のスケールの大きさが伺われる。
だが、こうした映画があっという間に上映打ち切りというのも困ったものだ。だいたい2週間ぐらいで終わってしまう。上映時間もシネコンでやっているので、夜の部に急に変わっていたり、見たくても見れない人も出てくる。いい映画だからと、じわじわ観客が増えるような状況があってもそのときはもう既に上映終了なのであります。
とは言うものの、まあ、でも見られて本当によかったと思います。この映画をTOHOでやってくれて感謝です。
今週は夏休みを取って映画三昧にしようと思っていた。(いつも映画三昧なんだが)
休みの日は目覚まし時計をセットしない。そのため、朝早い映画は見られないときもある。まあ、それはそれでいいのではないか、といつも思っている。
ところが早く目が覚めてしまった。休みの日初日はだいたいまだ体が通勤モードなのでしょう、、。
九条のシネヌーボーという映画館でドイツの鬼才ファズビンダーの特集をやっている。彼の作品は若かりし時に2,3本見ただけだが、気になっている作家でもある。特集は午後だったので、朝の部の映画から入る。「凍える鏡」。
何か、意味深な題名です。後で調べたら鏡とは母親のことらしいです。
母親の愛で現代の行き場をなくしている子供たちと1人の母親の3人の話であります。演出も演技も映像も悪くないけれど、何か人工的な感じがしました。こちらに伝わって来ないです。現代で生きるということは、いまや生活が基礎なわけですが何か最近特にガソリンとかでそう思うのかもしれませんが、食べることがまずありきの生活がしっかりと描かれていないと嘘っぽく思ってしまいます。
だから作品的にはよく出来ていると思います。僕の主観なんでしょう、、。
この映画が終わり20分後にはいよいよファズビンダーだ。昼食の時間もない。映画館を出てコンビニに入りおむすびを買って、道路でぱくつきながら映画館に入ると番号を呼ばれる。いつもがらがらの映画館だけどこういう特集をすると結構マニアなんでしょう、人が入ります。「ぺトラ・フォン・カントの苦い涙」。
演劇をそのまま映像化したような設定なので多少窮屈な展開だったが、ファスビンダーの演劇への傾向が読めて演劇好きの僕にはいい勉強になった。
そのまた20分後に同じくファズビンダーの「悪の神々」。
これは務所帰りの若者がまた犯罪を犯してしまうといった普通の作品なんですが、そこはファズビンダー、タッチがダサそうで秀逸、不思議な映画だ。
3本鑑賞は結構疲れます。昔は5本なんかやったこともあったけれどね、、。
7/15
午前中ゆっくり寝てしまいばたばたしてたら家を出るのが午後になっていた。テアトル梅田に行く。「純喫茶磯辺」。チケットを買おうとすると今日はメンズデーで1000円が影響しているのか、一番前列しか空いていないという。他の映画館に行くのも面倒なので一番右に座る。
少々窮屈。というか、この映画館はそもそも狭いので、一番前だとスクリーンを崖のように見上げる角度になる。でも、作品が面白くそれほど苦痛でもなくなった。
たまには軽妙でそれでいて暖かい何かに触れることの出来た作品である。
その後、パソコンショップで液晶モニターを買う。24型を買ったので結構かさばり重量もそこそこある。夕方のラッシュになる前に家路に着こうと電車へ。
ところが最寄の駅に着いたのだが、外はものすごい雷雨。傘はあったが、横なぶりの雨なので駅舎でしばし雨宿り。なかなか雨足が弱くならず20分ほどして駅を出る。出るとそれほどの雨でもなくまあ安心。
7/16
朝遅い時間に梅田に出る。今日は梅田TOHOシネマズへ。まず昼食を取ってからチケット売り場にいたのだが、平日なのに人でごった返している。お目当ての映画の時間まで5分しかない。どうも今日は水曜日なので館内の90%以上が女性である。しかもみんな若い。「花より団子」という映画をやっているのでそれ目当てかな?
お目当ての映画は並んでいたら満席になりました、と係員が伝えに来た。まあ、それほどどうしても見たい映画ではなかったのでそれではと、「近距離恋愛」「告発のとき」の二枚のチケットを買った。
「近距離恋愛」、題名が何だろうと思っていたけれど全く関係なかった。この題名だけで見たくなるカップルも多いかもしれないですね。
映画は何か時代遅れのようなラブコメで、主演の女優、男優が魅力がないので退屈してしまいました。これほど内容のない映画で、女優さんがきれいでないのは観客を馬鹿にしているとしか思いようがないけれど、観客の大部分が女性なので、男はあまり対象にしていないんでしょうなあ。
今週で終わりになるというので無理して見に来た「告発のとき」。
これは秀作。最近アメリカで急に出てきたイラク後遺症的な反戦映画なのだが作りが綿密で画面に釘付けになる。戦争の状況もしかり、親が子供に対していかに接するのが重要なのかを教えてくれる。その意味では親子の関係性を題材にした家族映画でもあると思う。この映画のスケールの大きさが伺われる。
だが、こうした映画があっという間に上映打ち切りというのも困ったものだ。だいたい2週間ぐらいで終わってしまう。上映時間もシネコンでやっているので、夜の部に急に変わっていたり、見たくても見れない人も出てくる。いい映画だからと、じわじわ観客が増えるような状況があってもそのときはもう既に上映終了なのであります。
とは言うものの、まあ、でも見られて本当によかったと思います。この映画をTOHOでやってくれて感謝です。
休日は映画三昧だったようですね。
しかも、かなりマニアックな映画が多いですね。
私の知らない作品が多いです^^。
さて、近距離恋愛は主人公の二人が魅力的ではない。
これは本当に言えてます。
特に女性の方は私の嫌いなタイプの顔なので全く良く感じなかった。
でも、この映画は女性が観たら中々高い評価をしているんです。
んん・・・不思議です。
って、
私が変なんでしょうか?
それから、告発のときは私も素晴らしいと思いました。
では、またきます。
ロビ子でした
今日は京都で37度を超えたようで、みんな大丈夫なんでしょうか、、。
日中はただただ外に出ず、日の落ちるのを待ってました。雲ひとつないですもんね。
でも、外からいらっしゃる方はもう暑そうで気の毒でした。
よく僕は他の人から批判されるんですが、映画ってやはり美男美女を見たいと思っていると思うんです。
特につまらない内容の映画でしたら、まずそれを、次に映像が奇麗かどうか、両方駄目でしたら目をつむるしかないですね。
「近距離恋愛」は映像はスコットランドで美しいと思いました。でも、あの男のスカートは美しいとは思えないですね。(笑)
こんな評価は正しいとは思いませんが、、。
では、また。