全編一気というのも久しぶり。絵が好きで、今でも東京に行ったりするほど。だからこの本の神髄は手に取るほど分かる。
但し僕はあまりルソーは好みではないので、ちょっと(気持ちを)離して読んでいたが、どんどん本に近づく始末。それほどワクワクさせる本のすべてが詰まっている。
しかも、静かに静かに育んできた恋愛がラストで成就するその17年。こんな強き素晴らしい恋愛があろうか。人間というスケールの大きさまで感じてしまう。
文句なしの本です。ただ絵に関心のない人はどんな感想を持つのでしょうか、でもそんなこと知らない。誰にでも薦められます。
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