セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

梅田映画日記(2/11)

2008-02-11 23:51:11 | 書きとめ日記
朝ちょっと用事をしていたら、家を出る時間が遅れてしまう。ちょうど梅田には昼前に着き、あわただしい昼食を取る。 すぐ梅田ブルク7で「KIDS]のチケットを買う。ほぼ満席だった。 僕は乙一の原作ものだから、絶対見なければならない映画なんだけど、想像通り、観客は若い女性がほとんどで、主役の小池徹平、玉木宏あたりがお目当てなんでしょう。まあ、僕はどちらかというとこの二人はどうでもいい俳優さんで、やはり女優 . . . 本文を読む
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母べえ (2007/日)(山田洋次) 90点

2008-02-11 23:28:46 | 映画遍歴
見事だ。ほんと、素晴らしい。映像のどの部分も気持ちが入っていて、無駄が全くない。細部にまで、神経が行き届き、完璧な出来。山田洋次の完熟度の高い秀作であり、見事な反戦映画。 特にストーリー的なところはない。淡々と、暗い時代を子どもたち、父親代わりに訪れてくれる弟子、親身に家族を助けてくれる義妹、叔父、親切な近所の人達などのエピソードの積み重ねである。でも、それが一つ一つ確かで、輝いている。時代の哀 . . . 本文を読む
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KIDS (2007/日)(荻島達也) 70点

2008-02-11 22:15:57 | 映画遍歴
乙一のせつない系でもかなり人気のある原作の映画化だ。僕は乙一が大好きで、映画化されとなると、いつも自然と映画館に足を向けている。でも、この作品が一番感動度が低かったかなあ。 小説と違い映画ではどうしてもリアリズム的な感覚がスクリーンを支配する傾向がある。だから、この、傷のムーブといった概念が映像化されるとどうもカリカチャーされてしまい、乙一の本質に入っていくことを阻んでいる。俳優も観客を想定した . . . 本文を読む
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