セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

もしも昨日が選べたら(2006)(フランク・コラチ)

2006-09-30 20:36:28 | 映画遍歴
なかなか庶民の視点に合わせた地味ではありちょっとベタではあるが、アメリカでは珍しい家族回帰映画。 結構受けを狙った映像も盛りだくさんで、外れの少ないテーマであるところも少々匂うところもあるが、まあ楽しく見ていられるし、題材が現代的であるのに、何か懐古的な古い映画を見ている感を持たせるところは好感が持てます。でも、ちょっとテーマが古すぎるかな、切り口にもうちょっと新しさがあればなお良かったものだけど . . . 本文を読む
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記憶の棘(2004)(ジョナサン・グレイザー)

2006-09-30 20:35:48 | 映画遍歴
夫の生まれ変わりかも知れない少年と妻との心の葛藤というテーマはなかなか興味深いものがあり、かなり期待していたのである。その心理を二人の表情で追っていくというまさに映画だから出来る仕掛けはわくわくするが、だんだんそれも飽きてくる。 次からネタバレ。 この二人、どうなるのだという次の段階でのテーマを考えていると急に種明かしがされてしまう。 この内容が馬鹿馬鹿しすぎてこの作品の品格を落としてしまった . . . 本文を読む
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