まあコリン・ファレルはこういう映画が無難じゃあないんでしょうか。おとりの駆け引きは思ったよりスリルはなかったけれど、この映画のハイライトはコン・リーとの恋愛部分でしょう。彼女が出るとどの映画でも画面が変わっちゃいますね。存在力のある女優です。ラストもこのため陰影のある映画としてまとまりました。全体に演出に鋭さが少々欠けていたような気もしないではない。
*** . . . 本文を読む
冒頭部のグエムル出現のあの惨事はとてつもない迫力でした。ポン・ジュノの映画と思えないことで自分の中でその後の映画を鑑賞する判断に波紋を感じたのも事実です。
この映画は変なことが多く、(ボン・ジュノの映画では当たり前ですが、、)まず、ストーリー的に考えるとあんなもので退治できるグエムルを、軍隊がちょっと攻撃すればいいものを、出陣させないのは何故、、。
次に、ヒョンソ一人を助けるために叔父、叔母が . . . 本文を読む
日本版のリメイクを意識させない新セカチュー。ただ、淡々と全体に押さえ気味なので、泣くことが出来ない。それはそれでいい味なのだが、他のエピソードも中途半端で二人の悲恋を蒸留しない。韓国映画、お得意のはずの題材なのに何か不思議だ。日本版を意識しすぎたのかな。演出も少し甘いように思うが、、、。
ソン・ヘギョ、清楚で美しい。チャ・テヒョンも髪を短くして高校生に挑戦している。
*** . . . 本文を読む