ホラー映画なのにまったく怖くない変な映画なのだ。状況だけはそれらしいものの何が何やらもたもたしているだけで、そのうち睡魔が襲ってきました。
スペインの映画で、ホラーは珍しいと多少の期待もあったが、演出が平凡だとダメなものはダメなんだね。でも、この映画最期のオチが素敵で加点しちゃいました。
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三池崇史にしては結構まとまった質感のある美しいドラマに仕上げてある。安藤政信が硬軟つけた演技でほとんど一人きらきら光ってる。彼の映画と言っていいのだろう。対して松田龍平が演技力のせいなのかただぶっ立っているだけ。成長力がないねえ。
お話は静かでハートウォーミング風の決して梶原一騎が原作とは思えない純恋愛物。凝ってはいるけど結構面白かった。衣装もなかなか良かったね。三池崇史のその野心ぶりに乾杯。
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