いやあ、昔からこの手のハナシは何回も見た気がするけれど、それでも手に汗を握る展開とはこのことで、ラストまで一気でした。
それだけ、演出力が優れていると言うことでしょう。この監督、かなりの力量と見る。
というのも、素材がそれほど新しさがないのに、面白いからだ。
俳優の演技もそれぞれいいが、悪党5人組も人間の性格付けがしっかり浮き彫りにされていて、心理分析も上々。
子供の病気、犬の使い方、秘書の思いが . . . 本文を読む
2023年映画ベスト10
2023年。映画本数76本。何かあまり見ていない気がする。洋画1位のロウ・イエはとにかく映像の大胆さ、シャープさに目を見張る。
日本映画1位の三浦。この映画、一番いいところは誰にでもこの映画を見て自分に思い当たる部分が少なからずあるということではないでしょうか。吾輩のような老人にさえ、主人公の等身大の描き方がそうさせるのか、随分と考えさせられることが多かった。三浦の策略にはまってしまった感もある。
洋画
①「シャドウプレイ(完全版)」(ロウ・イエ)②イニシェリン島の精霊(マーティン・マクドナー)③「PERFECT DAYS」(ヴィム・ヴェンダース)④「ポトフ 美食家と料理人」(トラン・アン・ユン) ⑤「枯葉」(アリ・カウリスマキ)⑥離ればなれになっても(ガブリエレ・ムッチーノ) ⑦「火祭り」(アスガー・ファルハディ) ⑧美しい都市(アスガー・ファルハディ) ⑨「砂塵にさまよう}(アスガー・ファルハディ) ⑩「かもめ」(マイケル・メイヤー)
*****日本映画
①「そして僕は途方に暮れる 」(三浦大輔) ②「正欲」(岸善幸) ③「怪物」(是枝裕和) ④「ケイコ 目を澄ませて」(三宅唱) ⑤「1秒先の彼」(山下敦弘)⑥「かがみの孤城」(原恵一)⑦「PLAN 75」(早川千絵)⑧「せかいのおきく」(阪本順治)⑨「銀河鉄道の父」(成島出)⑩「青の帰り道」(藤井道人)
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