Sightsong

自縄自縛日記

アミナ・クローディン・マイヤーズ『Country Girl』

2016-08-02 23:32:39 | アヴァンギャルド・ジャズ

アミナ・クローディン・マイヤーズ『Country Girl』(Minor Music、1986年)を聴く。

Patience Higgins (fl, as, ss)
Carlos Ward (fl, as) (only 1.)
Ricky Ford (ts)
Jerome Harris (b, voice)
Reggie Nicholson (tap ds, tympani, triangle, bells, tambourine, wind chimes, voice)
Bola Idowu (talking ds, bembe, combe, cowbells, guiro, woodblock, sleigh bells, triangle, voice)
Amina Claudine Myers (p, voice, harmonica, vib)

80年代という微妙な時期にあって、ちょっと時代的なサウンドの感は否定できない。ジェローム・ハリスが調子に乗ってンベンベと弾くエレベも、いかにもフュージョンな浅い音色のサックス陣も、いかにも古い。

それでもアミナの魅力がはじけている。ファンクのリズムの中でチャーミングな声を発し、カッチョいいハーモニカを吹き、ひたすらの繰り返しによって盛り上げていくところなんてさすがである。

●参照
ヘンリー・スレッギル(8) ラップ/ヴォイス(リュウ・ソラ『Blues in the East』(1993年)にアミナ参加)
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの映像『LUGANO 1993』(1993年)(アミナ参加)
アミナ・クローディン・マイヤーズ『Jumping in the Sugar Bowl』(1984年)
アミナ・クローディン・マイヤーズ『The Circle of Time』(1983年)
アミナ・クローディン・マイヤーズのベッシー・スミス集(1980年)
ヘンリー・スレッギル(7) ズォイドの新作と、X-75(『X-75 / Volume 1』(1979年)にアミナ参加)


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