Sightsong

自縄自縛日記

大西英雄『ヒデヲの間』

2020-04-05 18:02:56 | アヴァンギャルド・ジャズ

大西英雄『ヒデヲの間』(地底レコード、-2020年)を聴く。

Hideo Onishi (ds, vo)

いきなり「いぬ」に心を掴まれる。何ワンワンって!そこから先はちょっと悶絶する。ゲシュタルト崩壊するまでモウモウと呟く「うし」とか最高。「カタツムリ」なんてコロナ時代を予測していたのか?

話すように叩くドラマーと言えばアメリカのアリ・ホーニグを思い出すが、これはそういうものとは全く違い、伸び縮みする日本語のノリそのものだ。どちらかと言えば、喋りの断片をそのままボクシングのリズムに置き換える板垣学(『はじめの一歩』)である。

バンドでもソロでもライヴを観てみたい。


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