塩田潮『内閣総理大臣の沖縄問題』(平凡社新書、2019年)を読む。
なるほど政治ものに長けた人だけに、手際よくまとめてある。SACO合意での普天間・辺野古パッケージが沖縄の頭越しに決められたことも、確かにおさえてある。小泉以降、日本政府が沖縄の意向を考慮しなくなったことも書かれている。
しかし軽いのだ。まるで決められる政治と地方に配慮する政治との二項対立のようにも読めてしまう。こんなものではダメだと思う。
●参照
辺野古
塩田潮『内閣総理大臣の沖縄問題』(平凡社新書、2019年)を読む。
なるほど政治ものに長けた人だけに、手際よくまとめてある。SACO合意での普天間・辺野古パッケージが沖縄の頭越しに決められたことも、確かにおさえてある。小泉以降、日本政府が沖縄の意向を考慮しなくなったことも書かれている。
しかし軽いのだ。まるで決められる政治と地方に配慮する政治との二項対立のようにも読めてしまう。こんなものではダメだと思う。
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辺野古