ブルーノート東京(2023/2/3)。
Mark Guiliana (ds)
Jason Rigby (sax)
Chris Morrissey (b)
Paul Cornish (p)
サウンド全体はスムーズでありながら、マーク・ジュリアナが何本もの複雑なビートを並走させる。出現のときの衝撃は薄れてもまだ観るたびに驚きを覚える。スムーズさに貢献しているのがジェイソン・リグビーのシームレスなサックスであることはこれまで同様にたしかだが、今回はじめて観るポール・コーニッシュのピアノもまた別のありようで素晴らしかった。サウンドの表面にずっとまとわりつくようでいて、気が付くとサウンドの海に潜水したり浮上したり。
●マーク・ジュリアナ
マーク・ジュリアナ『Beat Music! Beat Music! Beat Music!』(-2019年)
ダニー・マッキャスリン『Blow』(-2018年)
ダニー・マッキャスリン『Beyond Now』(2016年)
マーク・ジュリアナ@Cotton Club(2016年)
デイヴィッド・ボウイ『★』(2015年)
ダニー・マッキャスリン@55 Bar(2015年)
マーク・ジュリアナ『Family First』(2015年)
ダニー・マッキャスリン『Fast Future』(2014年)
グレッチェン・パーラトの映像『Poland 2013』(2013年)
ダニー・マッキャスリン『Casting for Gravity』(2012年)