Sightsong

自縄自縛日記

クリス・チーク『Blues Cruise』

2015-03-01 07:44:58 | アヴァンギャルド・ジャズ

クリス・チーク『Blues Cruise』(Fresh Sound、2005年)を聴く。

Chris Cheek (ts, as, ss)
Jorge Rossy (ds)
Brad Mehldau (p, fender rhodes)
Larry Grenadier (ds)

クリス・チークのサックスの魅力は、突き抜けた奇抜な音を出さず、ゆったりと揺れながら、酸っぱいようなサウンドを発することだろうか。ビブラートもきわめて繊細にしてなめらか。

それゆえカーラ・ブレイやアンディ・シェパードの音楽との親和性が高いのかなと思ってみる。スティーヴ・スワロウ『Into the Woodwork』において陶然とさせられたのは偶然ではない。ここでもその音世界が満載。ブラッド・メルドーのピアノが刺さったことはないのだが、フェンダーローズは抜群に良い。

●参照
フィリップ・ル・バライレック『Involved』(クリス・チーク参加)
スティーヴ・スワロウ『Into the Woodwork』(クリス・チーク参加)


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