Sightsong

自縄自縛日記

ジョー・マグナネリ・クインテット@Smalls

2017-09-12 03:38:34 | アヴァンギャルド・ジャズ

もう22時をまわっていたが、どジャズが猛烈に聴きたくなり、Smallsに足を運んだ(2017/9/11)。ジョー・マグナネリの22時半の回はソールドアウト(なぜここはいつも混んでいるのか)。

しかたなく近くのMezzrow(Smallsの姉妹店)で次の回まで時間をつぶすことにした。デイナ・スティーヴンスがEWIを吹いていてラッキーだと思ったのだが、ほどなく演奏が終わってしまった。毒にも薬にもならないようなギタートリオを聴きながらビールを飲んでいると、常盤武彦さんに遭遇した。

23時半ころにSmallsに戻るともう列が出来ていた。ずっと居続けてもいい店だが回転が早く、前の方の席を確保できた。

Joe Magnarelli (tp)
Robert Edwards (tb)
Anthony Wonsey (p)
David Wong (b)
Victor Lewis (ds)
Guest:
Roy Hargrove (tp)

ジョー・マグナレリのトランペットはストレートで上品。個人的には、90年代に来日したときにいちどだけ観たアンソニー・ウォンジーのピアノプレイを観たかったのだ。それはやはり、シンプルでタッチが力強く、熟練を感じさせるものだった。そしてヴィクター・ルイスのドラムスは硬く攻める感じでよかった。

どジャズなのでぼんやりとリラックスしながら聴いていた。ドラムスのケニー・ワシントンも居たのだが叩かなかった。その次になんとロイ・ハーグローヴが現れ、嬉しいことに、1曲「Misty」で飛び入りしてくれた。何かが籠っていて、そこで適度に熟成させて出てくるような、素敵な音だった。

Fuji X-E2、XF60mmF2.4

●ヴィクター・ルイス
チャーネット・モフェット『Music from Our Soul』(2014-15年)
ジェレミー・ペルト『Tales, Musings and other Reveries』(2014年)
ジェレミー・ペルト@SMOKE(2014年)
ソニー・シモンズ『Mixolydis』(2001年)
ジョージ・アダムスの甘甘作品(1988年)


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