Sightsong

自縄自縛日記

『アート・クロッシング第3号: 特集:高木元輝フリー・ジャズサックスのパイオニア』

2022-06-08 07:37:20 | アヴァンギャルド・ジャズ

稀代のサックス奏者・高木元輝さんの本『アート・クロッシング第3号: 特集:高木元輝フリー・ジャズサックスのパイオニア』が出ました(編集: 末冨健夫、河合孝治)。このご時世に壮挙です。

僕はこれまであまり知られてこなかった氏の後半生についての評伝を寄稿しました。それは在日コリアン2世として生まれた自身のアイデンティティ追求の旅でもあったのだと考えます。キーワードでもある曲は<苦悩の人々>、<不屈の民>、そして<アリラン>。ご一読ください。

●高木元輝
高木元輝の最後の歌(2000年)
2000年4月21日、高木元輝+不破大輔+小山彰太(2000年)
高木元輝『Live at Little John, Yokohama 1999』(JazzTokyo)(1999年)
高木元輝『不屈の民』(1996年)
小杉武久+高木元輝『薫的遊無有』(JazzTokyo)(1985年)
1984年12月8日、高木元輝+ダニー・デイヴィス+大沼志朗(1984年)
加古隆+高木元輝+豊住芳三郎『滄海』(1976年)
加古隆+高木元輝+豊住芳三郎『新海』、高木元輝+加古隆『パリ日本館コンサート』(1976年、74年)
富樫雅彦『風の遺した物語』(1975年)
豊住芳三郎+高木元輝 『もし海が壊れたら』、『藻』(1971年、75年)
富樫雅彦『Speed and Space』(1969年)