ほぼ週刊サンプ通信 最終節 SAMPDORIA 2-2 Parma 今季は7位でフィニッシュ。パルマは名誉の引き分け

SERIE　A　第38節　5/31(日)　　20：45＠ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア　2－2　パルマ

　　　　　　　　　　　　　(前半0-0)　　

　　　　　　　　　主審:マッサ氏(Imperia出身)

 

 長かったシーズンもいよいよ最終戦。相手は危機的な状況でセリエAを去る同盟国パルマ。ミハイロビッチのラストゲーム等、様々なドラマが絡んだ一戦は2-2の引き分け。2014-15シーズンは7位で終了

Marcatori

(後半8分)　サンプドリア　ロマニョーリ：CKのこぼれ球から、シルヴェストレが右サイドのダンカンへロビングのパス。ダンカンはこれをトラップして、左足のクロス。ゴールに向かうボールを、ファーポスト付近でロマニョーリがヘッドで叩き込む!!

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(後半29分)　パルマ[1]　パッラディーノ：DFラインからの超ロングスルーパスがパッラディーノの元へ。抜け出したパッラディーノはロマニョーリとの1対1を縦に抜けだして、GKヴィヴィアーノが飛び出してきたところ、ループシュートで肩にちょっと当てながら決める。同点・・・

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(後半34分)　サンプドリア　デ・シルヴェストリ：左からのダンカンのCK⇒ニアでコレアがヘッドで合わせるがバーに嫌われる⇒その跳ね返りをロマニョーリが右サイドから中に折り返す⇒中央エトオはあわせられないが、後ろにいたデ・シルヴェストリが左足で叩き込みゴール

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(後半43分)　パルマ[2]　ヴァレラ：左サイドからノチェリーノが右足でクロス。DFが一度はクリアするが、こぼれ球をヴァレラが強烈なミドル。グラウンダーのシュートは、ゴール左下に突き刺さる。再度同点・・・

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↑↑今シーズンラストゲーム。”UNICO　FOLLE　AMORE”=”唯一の熱狂的な愛”↑↑

★日曜のナイター、20：45Kick　Oｆｆで行われた試合。

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[試合前情報]　

　

 

↑↑この試合は、ジェノヴァのＧＡＳＬＩＮＩ小児科病院の為のチャリティーと言う事で、チャリティーオークション用のユニフォームで行われた↑↑

• スタンドには、怪我のエデルと、昨シーズンまでサンプにいたムスタフィが一緒に観戦。ムスタフィは一足早く全日程を終えて、旧友達を応援に来てくれた。
• UTCとパルマBOYSはジェメラッジョを結んで、25周年！
• パルマにも元サンプ勢は多く(正確に言うと多かった）、現在でもミランテ、カッサーニ、コスタなど。パルマの破産を受けてこの冬旅立った選手の中には、カッサーノ、ポッツィ、ビアビアニーなどがいる。

　フォーメーションは試合前の予想と異なり、サンプはエトオをいつも通り先発に使ってきた。そしてパロンボはやはり外され、アンカーにはオビアング、そして彼がキャプテン。トップ下ソリアーノの下を固める3人は、ダンカン-オビアング-アクアーの黒人トリオとなった。　

SAMPDORIA　＜4－3－1－2＞　監督シニサ・ミハイロビッチ

  　　　エトオ　　　ムリエル　　

　　　　　　　　　　　　　　　(75分ベルヘッシオ)

　　　　　　　　ソリアーノ

 　　　　　　　

 

ダンカン　　オビアング(Cap)　アクアー

(86分パロンボ）　　　　　　　　　　　　(46分コレア)

　　　　　

 

レジーニ　　　　　　　　　　　　デ・シルヴェストリ 

　　　　　　　　　　　

　　　ロマニョーリ　シルヴェストレ

 　　　　　　　

　　　　　　ヴィヴィアーノ 

ベンチ：GKロメロ

DFムニョス、コーダ、ゾレック、カッチャトーレ

MFリッツォ、マルキオンニ

FWオカカ、ジョルジェビッチ

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Parma (4-5-1): Mirante (26′ s.t. Iacobucci); Cassani, Lucarelli, Feddal, Gobbi; Lila (12′ s.t. Ghezzal), J. Mauri (37′ s.t. Mariga), Jorquera, Nocerino, Varela; Palladino.
A disposizione: Bertozzi, Mendes, Prestia, Galloppa, Costa, Haraslin, Broh, Esposito, Coda.
Allenatore: Roberto Donadoni.
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Note: ammoniti al 33′ s.t. Jorquera per gioco scorretto; recupero 2′ p.t. e 3′ s.t.; abbonati 18.077 (rateo gara 155.730 euro), paganti 2.836 (incasso netto 35.577 euro); terreno di gioco in non perfette condizioni.

 

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 （あらすじ）

• 前半　30分　左からゴッビのクロス。ノチェリーノがヘッドで合わせるも、バーの上。
• 　　　　31分　続けて右からカッサーニのクロス。再びノチェリーノがファーでドンピシャのヘッド。今度はヴィヴィアーノがセーブ。そのこぼれ球をマウリが拾い、左足で強烈なミドルシュート。これはバーに救われる
• 　　　　44分　ムリエルが潰れながらエトオにパス。中央でボールを受けたエトオから、左サイド駆け上がってきたダンカンにラストパス。ダンカンはGKと1対1から、左足シュートを放つもゴール遥か上。
• ロスタイム2分。そのまま終了

前半は0-0。凡戦にスタジアムからはブーイング。ポゼッションはサンプ15：33対パルマ16：40。最下位のパルマ相手に、ポゼッションも負けてるくらいだから、ブーイングも当然か。やはりシーズン全体の疲れか、とにかく運動量が全体的に少ない。そして中盤もあまり球が回らず。オビアングも、パス回しが得意なレジスタタイプでは無いと言う事か。後半、選手交代から流れを変えるしかない。

• 後半　1分　アクアーに代えて、コレア投入。ソリアーノを一列下げて、コレアをトップ下へ

後半8分　ロマニョーリＧoooooooooooooooＬ!!　1－0

• 　　　9分　カウンター。ムリエルのドリブルから、左のエトオへ。エトオがカットインして右インフロントでシュートを放つが、GK正面
• 　　20分　ムリエル⇒左のエトオ⇒さらに左のコレアと渡り、コレアがカットインしてシュートを放つがこれもGK正面
• 　　25分　GKミランテに代わってイアコブッチ投入

後半29分　パッラディーノGoal　1-１

• 　　30分　ムリエルに代わってベルヘッシオ。退団濃厚なベルヘッシオにとっては、これがサンプラストゲームとなるだろう

後半34分　デ・シルヴェストリＧoooooooooooooooＬ!!　2－1 

↑↑デ・シルヴェストリのゴールを祝うベルヘッシオの背中。もう彼の雄姿を見る事は無いだろう・・・↑↑

• 　　36分　マウリに代わってマリガ投入。19歳のMFマウリは良い選手だった。今季33試合2得点。この日も左足で強烈なシュートをバーに当てるなど、チャンスに絡む。
• 　　40分　またもや左からのCK。ダンカンのクロスを今度はシルヴェストレがヘッド。しかしGKキャッチ
• 　　41分　ダンカンに代わってパロンボ登場。パロンボはセリエA＆Bで、通算400試合出場達成！

後半43分　ヴァレラGoal　2-2

• ロスタイム3分。そのまま2-2で終了・・・

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(ポイント)

• フェレーロ会長は、試合終了後パルマクルヴァにも挨拶
• さよなら、パルマ
• ミハイロビッチはSUDの下には来ず・・・
• 今節は最終節と言う事も有ったのか、打撃戦が多くて、全10試合で47得点。今季の記録じゃないかな？
• デ・シルヴェストリとソリアーノが、アズーリの合宿(34人)に選出
• 最終成績7位
• 失点数は5位
• 引き分け数が2位
• ホームは2敗のみ

　　長かったシーズンも終わり、7位は守った。後は6/3(水)のジェノアへの裁定待ち。6位ジェノアがELに行けなくなれば、7位のサンプが繰り上がり当選。もちろんピッチ上で出場権を勝ち取りたかったが、行ってしまえば1年後には忘れているだろう。出場してしまう事が肝心だと、私は考える。現実、クラブに入ってくる金は大幅に変わり、来季のチーム編成に多大な影響を与えるのだ。

　新監督!?

　シニサの退団は、試合の翌日サンプの公式HPを通じて発表された。後任はゼンガが最有力で、後名前が挙がっているのがサッリ、ドナドーニ、パウロ・ソウザなど。個人的にはミハイロビッチには多大な感謝と、エールを送りたい。・・・がシーズン終わってとりあえず気が抜けました。詳細・コメント等は監督決定速報の次号で！

Grazie　Ragazzii!!　Ci vediamo a 2015-16!!　

’14-’15　SERIE　A　最終成績　　　　　

勝点56 38試合　13勝17分8敗　得点　48　失点　42　得失点差　+6　7位