2014-15シーズンも終わり、結局6位ジェノアがUEFAからヨーロッパリーグの出場ライセンスを剥奪されたために、
我らがサンプのヨーロッパリーグ出場が決定!!
7/30と8/6に行われる3回戦から登場する(抽選は7/17)。
早くシーズンを始めなければいけないサンプ。まず最初のビッグニュースとして、ミハイロビッチの退任、そしてゼンガの就任が発表された。
Walter Zenga = ワルテル・ゼンガ
- (元GK)
- あだ名:クモ男(Uomo Ragno)=スパイダーマン
- 1960年4月28日(55歳)
- ミラノ出身
- 188㎝84kg
インテルを中心に活躍した、イタリア代表の名GK。晩年はパリュウカとのトレードで、1994-95、95-96の2シーズン、サンプで活躍した。
どうなるかはわからないけど、お帰りーゼンガ。たのむで~~
Bentornato al paradiso,WALTER!! Facci sognare
ゼンガは、セリエAではカターニャとパレルモを率いたのみで、あまり実績が無い。その2チームでは攻撃サッカーを掲げ、カターニャを残留に導き高評価。パレルモではあまりうまくいかず、首切りザンパリーニと衝突して途中解任された。その後はドバイに拠点を移し、UAEで4年間指揮を取っている。正直未知数。今のところ、4-3-3を使いそうな事を言っているが。
↓↓気がかりなのは下の写真。ここ最近サンプを率いたハゲの監督は、みんなB降格させていると言う事だ。このジンクスにははまらないでくれ!↓↓
そして、ミハイロビッチには感謝しなくてはならない。
シーズン終盤の失速により、サンプファンの中では賛否両論分かれてしまった。元からビッグクラブに行きたいという野心は露わにしており、ナポリ行きの報道が終盤の大事な試合に重なってしまったため、ティフォージの不信感を買ったのだろう。
ただ、忘れてはいけないのは、
- 昨年B落ち圏内にあがいていたサンプを、ここまで引き上げてくれたと言う事。
- そして今季も開幕前、「順位表の左側(10位以内)」という目標を掲げ、それを達成したこと。
- ガッビアディーニ放出して、エトオを取った冬の補強は、間違いなくシニサが望んだものではないと言う事
これらを考えると、結果的にELに出場できる事になったし、今季はローマやインテルなど強豪相手にも勝ち試合を見せてくれた。DERBYもシニサ通算2勝1分け。非難するどころか、感謝するしかない結果を残してくれたと思う。しかも、統率力やメンタリティー、監督としての手腕も大したものだった。
FWからGKまで全員が走りまくるシニサのサッカー。確かに終盤に疲れが出て、シーズン序盤ほどのサッカーが見せられなかった試合もあった。オカカなどはその最たる例だ。
守備の組織は確立され、集中していた時はユーヴェやローマなど強豪相手にも1点以上取られていない。そしてセットプレーもかなり練習され、数々のゴールやチャンスを生み出した。
ジェノアほど攻撃の戦術は無かった。しかし個人的には、ガッビアディーニも含めて1シーズンフルで最後まで見たかった。
どうやら最終的には、意外だがミランに決まりそうなシニサ。わがままなタレントが多くなるビッグクラブでどこまでやれるかはわからな。しかし、得意の守備の組織がしっかり出来れば、前線はタレント力だけでも、サンプより得点が取れるようになり好成績が残せるかもしれない。あとはベルルスコーニと衝突しなければ・・・
とにかく
”GRAZIE SINISA. Grande IN BOCCA AL LUPO!!”
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