心からご冥福をお祈り致します。

　日本における観測史上最大と言われるマグニチュード9.0という壊滅的な地震と津波に襲われた宮城、岩手、青森、福島、茨木、千葉をはじめとした地で被災された皆様、さらに福島原発のメルトダウンの可能性に伴い避難を余儀なくされている皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

　不幸にしてこの地震、津波で命を落とされた7,348名（2011年3月19日現在）を上回るみ霊に心からお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈り致します。

　また、支援の物資も圧倒的に不足する中で厳しい寒さと、ひもじさ、心細さ、悲しみに耐えて懸命に闘っている皆様に心からの敬意を表したいと思います。さらに、決死の覚悟の下に原発事故の抑え込みに尽力する各位の崇高な取り組みに心からの拍手を送るとともに敬意を表したい思います。

　どうか御無事でありますようにとの、お祈りしか申し上げられない情況にもどかしさを感じておりますが、「人が人であること」を心に刻みながら自らのできる役割を淡々と果たしていこうとも思っています。

　なお、ここ横須賀は当日震度５強に見舞われ激しい揺れはあつたものの大きな被害はありませんでした。なお、交通機関の乱れと、計画停電の不安はありますが被害地の皆様の心情を思えば甘受していくことも必要と感じています。また、今回の地震に際して皆様から頂いたお心遣いに御礼と感謝を申し上げます。

　　　　☆この命ふたつとあらぬ理（ことわり）を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　無残に示し津波海裂く

　被害にあわれた皆様へのお見舞いとしてはささやか過ぎますが、鎮魂の意味をも込め、厳しい季節の中で懸命につぼみを育て、ほころび始めた花を「鎮魂の花」として掲載させて頂きます。