「春爛漫最終楽章」を美しくも艶やかに奏でた「五月の薔薇」も、いつしか旬の季節を過ぎ
紫陽花が咲き競う季節となりました。
この季節、恒例となっています「薔薇の歌会」を、五月の週末、東京目白に薔薇の庭園を
持つ友人宅で久しぶりに催しました。
季節の良さもあだとなって、アウトドア派の多い歌友達は、ボランティアや方々の薔薇園に
吟行等に出向き、参加者は残念ながら少なかったですが・・・。それ故にじっくりと
掘り下げた作品批評もあり充実した歌会となりました。
歌会終了後はささやかな? ワインパーティーとなりました。
その会に提出した詠草を久しぶりにここに載せさせて頂きます。
☆コバルトの紋様冴ゆる景徳鎮 白磁に刻むは海の吐息か
☆灼熱に焼かれし青磁の壷なれど 炎の記憶寂としてなし
☆花いかだ 運河を覆い流れゆく 有情秘めいる春の形見か
☆君もまたひとつの希望 閉塞のこの世を拓く先達として
☆半生をIT進化に注ぎしも 実り半ばの あだ花なりや
☆貴様らを看取って俺が最後だと言いたる友の焼香に立つ
☆ひたすらに空向き咲くや花水木 秘むる思いの溢るる故か
紫陽花が咲き競う季節となりました。
この季節、恒例となっています「薔薇の歌会」を、五月の週末、東京目白に薔薇の庭園を
持つ友人宅で久しぶりに催しました。
季節の良さもあだとなって、アウトドア派の多い歌友達は、ボランティアや方々の薔薇園に
吟行等に出向き、参加者は残念ながら少なかったですが・・・。それ故にじっくりと
掘り下げた作品批評もあり充実した歌会となりました。
歌会終了後はささやかな? ワインパーティーとなりました。
その会に提出した詠草を久しぶりにここに載せさせて頂きます。
☆コバルトの紋様冴ゆる景徳鎮 白磁に刻むは海の吐息か
☆灼熱に焼かれし青磁の壷なれど 炎の記憶寂としてなし
☆花いかだ 運河を覆い流れゆく 有情秘めいる春の形見か
☆君もまたひとつの希望 閉塞のこの世を拓く先達として
☆半生をIT進化に注ぎしも 実り半ばの あだ花なりや
☆貴様らを看取って俺が最後だと言いたる友の焼香に立つ
☆ひたすらに空向き咲くや花水木 秘むる思いの溢るる故か