執筆を依頼されている曹洞宗の「禅の友」の編集者から、「石巻を訪ねたとき、皆さんまけないタオルを頭にかぶって懸命にお経を読んでいました」という情報が寄せられ、詳しく知りたいとお願いしたところ、返事が来ました。
それは、震災の日から3ヶ月目の6月11日、被災された方々から依頼された洞源院さんが、石巻、女川、東松島の3カ所で追悼法要を行ったときのことだそうです。
当日は飛び入りもあって、予定より大勢の方々がご詠歌とお経を読んで供養されたということでした。
読経が始まると不思議に雨が降り出し、皆さん頭にまけないタオルをかぶってお勤めされたということで、写真を送ってくれました。雨にもまけないタオルでした。
タオルが、被災地で、ちゃんと使われている、ということを知って涙が出ました。
どうも、タオルの両端にゴムを通してかぶるようにしたとか、これは決して頭に巻いているのではなく、かぶっているということらしいです。
また、これも以前の情報ですが、仏教系の業界紙に取材された分が記事になりました。大変よくまとめていただいたので紹介したいと思います。
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