なあむ

やどかり和尚の考えたこと

映画

2010年02月02日 22時22分36秒 | 今日のありがとう

今日は久しぶりに劇場で映画を観てきました。

山田洋次監督の話題作「おとうと」です。

誰からものけ者にされる者への思いを、あたたかく、上手に表現しています。

「寅次郎」や、この「おとうと」の「鉄郎」が生きにくい日本になってしまいました。閉塞感を感じるこの国を揺り戻すのは、このような存在であるような気がします。

ただ、「母べえ」の時も感じたのですが、最後に今ひとつ心にストンと落ちないモヤモヤ感が残りました。欲張りでしょうか。

実は、もう1本はしごをしてしまいました。これも今話題の「アバター」です。

3Dの映像は、臨場感と重厚感があり、しかもきれい。おそらくは、ごく近い将来3Dが主流になるものと確信しました。

CGと実写の境目が全く分からず、どっぷり映像の中に浸っていました。映像ばかりでなく、ストーリーも充分感動があり、いい映画だと思います。

テーマは、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」などが参考にされたのではないかと思われるところでした。

時には暇なこともいいことです。しかし、はしごは尻が痛い。


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