三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。第348回。1月23日、日曜日。
もう日曜日か。
毎朝の雪かき。
葬儀。
寒行托鉢。
そして、地酒の完成を祝う会、などがあり、今週もあっという間に過ぎてしまいました。
コロナ過の中、祝う会は何とか開催できました。
みんなで乾杯することを夢見てこの日を迎えました。
一昨年7月、「自分たちで地酒を造りたい夢を語る会 準備会」の初会合の呼びかけ文にはこう書きました。
夢に向かって語り合う時、男どもは熱くなり、元気が湧いてくることだろう。
そして、夢が実現し、自らが造った酒で乾杯するときの喜びは、想像するだけで今から胸が張り裂けそうだ。
それが実現したのです。
今までになかったものを生み出す喜び、まさに生みの喜びは苦しみより大きいですね。今回は何の苦しみもありませんでしたが。
その準備をするのも好きです。
みんなが喜び感動する姿を想像しながら準備をしていくのはこの上なく楽しい時間です。
当日は、感染防止で参加制限がかかった人がいたり、除雪作業で都合がつかなかったり、アクシデントがあったり、身内の不幸があったりと、急遽欠席の人もいましたが、50名弱の皆さんが集まりました。
開会あいさつ、祝辞、酒造り経過報告があり、気仙沼の清涼院さんに相撲甚句を歌っていただきました。
その歌詞は私が書きました。
相撲甚句「最上の地酒」
ハアー ドスコイ ドスコイ
最上の地酒を
甚句によめばヨー
奥羽山脈 分水嶺
水は清らか 山深し
ピュアな水で 育てられ
米は酒米 出羽燦燦
水と米とに 恵まれた
人と夢との 語らいで
最上のパワーが 結集し
完成しました 夢の酒
山紫水明 最上の
その名も「山と水と、」なり
完成披露の お祝いで
ここにおいでの 皆様と
心ゆくまで 盃を
あげてお祝い 致しますヨー
ハアー ドスコイ ドスコイ
そして、銘柄「山と水と、」のラベルの文字を揮毫してくれた東善院住職の音頭で乾杯!
テーマソング三浦賢道君の生歌と作曲者柴田敬君のギター生演奏。
町内のバンドのミニコンサートと続きました。
酒の評価はとても良かったです。
生酒と火入れ酒と2種類あって、好みで分かれますが生の方が旨いという人が多かったです。私も生が旨いと思いました。
本当に水が流れるようにスーッと入っていく旨さです。
経過報告をしてくれた和田酒造の茂樹社長が、「私の蔵でこの味が出たことはない。やはり米と水が違うからですね」と語ってくれました。
これはまさに、地酒誕生の証明のような言葉です。
参加者はみんな幸せそうな顔でその味を堪能していました。
その後、二次会三次会と流れて行ったことは言うまでもありません。
ただ一つ残念だったのは、最上の地酒を創る会の代表、我が同級生の奥山勝明君が、前日母親が亡くなったために出席できなかったことです。
私の次に楽しみにしていて、居たら共に大いに喜びを分かち合っただろうに、残念でした。
彼は松林寺の檀家総代でもあるので、次の日、しっかりお見送りをさせていただきました。
親交の深い俳人の黛まどかさんから生花と弔電が届いていました。
山眠るごとくに眠り給ひけり まどか
山も水も母待つやうに春を待ち まどか
会員から「代表にも飲ませたい」と、祝う会の後、通夜の家に残った酒を届けてくれました。
集まっていた親戚がその酒を味わったようです。口々に旨いと言っていました。
その中の1本が味がうすかったと。
飲んでも飲んでも酒の味がせず、「これは水だ」と気づいたと。
実はその1本は、事前の写真撮影のためにサンプルとして取り寄せた瓶に水を詰めて撮影したものだったのです。
それも酒に混ざって届けられたようでした。
「旨い水だった」と言っていましたが、何せ「山と水と、」だけに、旨かったに違いありません。
届けられたのは酒ばかりでなく「酒と水と、」だったというオチでした。
酒はテレビのニュースで何度も取り上げられたこともあり、大変好評で約1000本がほぼ完売状態です。
今年手に入らなかった方には宣伝ばかりで大変申し訳ありません。
来年は倍増する予定ですのでそれまでお待ちください。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
よろしかったら以下もご覧ください。
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相撲甚句
テーマソング
もう日曜日か。
毎朝の雪かき。
葬儀。
寒行托鉢。
そして、地酒の完成を祝う会、などがあり、今週もあっという間に過ぎてしまいました。
コロナ過の中、祝う会は何とか開催できました。
みんなで乾杯することを夢見てこの日を迎えました。
一昨年7月、「自分たちで地酒を造りたい夢を語る会 準備会」の初会合の呼びかけ文にはこう書きました。
夢に向かって語り合う時、男どもは熱くなり、元気が湧いてくることだろう。
そして、夢が実現し、自らが造った酒で乾杯するときの喜びは、想像するだけで今から胸が張り裂けそうだ。
それが実現したのです。
今までになかったものを生み出す喜び、まさに生みの喜びは苦しみより大きいですね。今回は何の苦しみもありませんでしたが。
その準備をするのも好きです。
みんなが喜び感動する姿を想像しながら準備をしていくのはこの上なく楽しい時間です。
当日は、感染防止で参加制限がかかった人がいたり、除雪作業で都合がつかなかったり、アクシデントがあったり、身内の不幸があったりと、急遽欠席の人もいましたが、50名弱の皆さんが集まりました。
開会あいさつ、祝辞、酒造り経過報告があり、気仙沼の清涼院さんに相撲甚句を歌っていただきました。
その歌詞は私が書きました。
相撲甚句「最上の地酒」
ハアー ドスコイ ドスコイ
最上の地酒を
甚句によめばヨー
奥羽山脈 分水嶺
水は清らか 山深し
ピュアな水で 育てられ
米は酒米 出羽燦燦
水と米とに 恵まれた
人と夢との 語らいで
最上のパワーが 結集し
完成しました 夢の酒
山紫水明 最上の
その名も「山と水と、」なり
完成披露の お祝いで
ここにおいでの 皆様と
心ゆくまで 盃を
あげてお祝い 致しますヨー
ハアー ドスコイ ドスコイ
そして、銘柄「山と水と、」のラベルの文字を揮毫してくれた東善院住職の音頭で乾杯!
テーマソング三浦賢道君の生歌と作曲者柴田敬君のギター生演奏。
町内のバンドのミニコンサートと続きました。
酒の評価はとても良かったです。
生酒と火入れ酒と2種類あって、好みで分かれますが生の方が旨いという人が多かったです。私も生が旨いと思いました。
本当に水が流れるようにスーッと入っていく旨さです。
経過報告をしてくれた和田酒造の茂樹社長が、「私の蔵でこの味が出たことはない。やはり米と水が違うからですね」と語ってくれました。
これはまさに、地酒誕生の証明のような言葉です。
参加者はみんな幸せそうな顔でその味を堪能していました。
その後、二次会三次会と流れて行ったことは言うまでもありません。
ただ一つ残念だったのは、最上の地酒を創る会の代表、我が同級生の奥山勝明君が、前日母親が亡くなったために出席できなかったことです。
私の次に楽しみにしていて、居たら共に大いに喜びを分かち合っただろうに、残念でした。
彼は松林寺の檀家総代でもあるので、次の日、しっかりお見送りをさせていただきました。
親交の深い俳人の黛まどかさんから生花と弔電が届いていました。
山眠るごとくに眠り給ひけり まどか
山も水も母待つやうに春を待ち まどか
会員から「代表にも飲ませたい」と、祝う会の後、通夜の家に残った酒を届けてくれました。
集まっていた親戚がその酒を味わったようです。口々に旨いと言っていました。
その中の1本が味がうすかったと。
飲んでも飲んでも酒の味がせず、「これは水だ」と気づいたと。
実はその1本は、事前の写真撮影のためにサンプルとして取り寄せた瓶に水を詰めて撮影したものだったのです。
それも酒に混ざって届けられたようでした。
「旨い水だった」と言っていましたが、何せ「山と水と、」だけに、旨かったに違いありません。
届けられたのは酒ばかりでなく「酒と水と、」だったというオチでした。
酒はテレビのニュースで何度も取り上げられたこともあり、大変好評で約1000本がほぼ完売状態です。
今年手に入らなかった方には宣伝ばかりで大変申し訳ありません。
来年は倍増する予定ですのでそれまでお待ちください。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
よろしかったら以下もご覧ください。
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相撲甚句
テーマソング