三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。第347回。1月9日、日曜日。
2週間前の写真と比べてずいぶん積もりました。
除雪機のガソリンは60ℓ使用。例年200ℓ程使うのでまだこれからということですね。
4日、毎年正月の行事で、三朝祈祷したお札を地元の集落に1軒1軒配って歩くことになっています。
約100軒を回りますが、その途中、道路から少し下る家の坂で転倒しました。
除雪機できれいに除雪した後に積もった雪で滑りやすい状態だったようです。
一瞬で仰向けに倒れ、後頭部をしたたか打ちつけました。
毛糸の帽子はかぶっていましたが薄手のもので、ほとんどクッションの役目は果たしていなかったでしょう。
少し時間がかかりましたが何とか立ち上がり、続きを歩き出しました。
その途中、今自分がどこを歩いているのか、いつも回っている家が見たことのないような、記憶が飛んだ感じがありました。
それもわずかな時間で、その後記憶も戻って何とか全部を歩き終えて寺に戻りました。
一緒に歩いてくれた方と昼を食べていて、何軒か行った記憶がない家があると思いました。
「あそこの家は?」と聞くと「行った」「あそこは?」「行った、行かない家はないよ」との答え。
やはり記憶が飛んでいるんだと思いました。
ただ、カミさんに言わせると、その前から記憶は怪しいので、そのせいかどうかは判明しませんが。
そんな出来事をFacebookに投稿すると、多くの人が心配のコメント寄せてくれました。
その中にはゾッとするような具体的な前例の情報がいくつもあり、みんな口々に「病院に行った方がいい」とアドバイスしてくれました。
それは、頭を強打したその時は何ともないと思っても、時間が経ってからいろんな症状が現れて、手術をしたとか亡くなったとかという例で、具体的なだけに恐ろしくなりました。
皆さん威すつもりはなく、心配してくれてのコメントですが、同じような例はたくさんあるようです。
ということで、アドバイスを聞いて、7日脳神経科の専門病院に診察に行ってきました。
すぐにMRIの検査と頭蓋骨のレントゲンを撮ってくれ、診察を受けました。
画像での所見では今のところ脳内に出血は見られず異常はありませんでしたが、やはり、皆さんに心配していただいたように、1~3か月後に症状が現れる硬膜下血腫の恐れはあるので、長期の経過観察と、1か月後の再検査を受けるようにとのことでした。
早めに異常が見つかれば薬で対応することもできるが、出血が広がってからだと手術の必要もあるとのこと。
手のしびれや言語などに気をつけておくようにと言われました。
まるで、初七日から7回閻魔様の審判を受けて行き先が決まる中陰忌のような感じです。
四十九日忌の頃にはどちらに行くか決まるでしょうか。あるいは百カ日頃か。
閻魔大王の前で審判されるつもりで行動に気をつけ功徳を積みたいと思います。
功徳海中一滴もまた譲ることなかれ
善根山上一塵もまた積むべきか
実はもう一つあります。
年末、かかりつけ医院での定期検査で、肝臓の数値が芳しくなく、アルコールがドクターストップになりました。
更に、体重を5キロ減らしなさいとの指示。
身長からの平均体重を20キロ以上オーバーしている現状なので当然のことなのですが、これがなかなかね。
「65歳になると自然に痩せますよ」と以前にある方から言われたことを心から信じて何の対策もせず欲求にまかせて生きてきました。
どうも自然には痩せない体質のようです。
脳の先生にもアルコールは良くないと言われたので、いずれにせよしばらくは禁酒を余儀なくされることになりました。
酒を酌み交わしながら語り合うことをこよなく愛してきましたが、酒を呑まないでつき合うことができるかも実験してみなければなりません。
「その時はその時」などという無謀な剛毅さは歳と共に失せました。
1年半がかりで夢を形にしてきた地酒も間もなく完成し、祝う会が目前に控えていますが、味見程度にとどめておきましょう。
大虎というほどでもありませんでしたが、百カ日までは年老いた猫のように静かにしていようと思います。
新春から色々ありますが、まあ、今年はそういう年になりそうです。それが「65歳」の意味だったのかもしれません。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
2週間前の写真と比べてずいぶん積もりました。
除雪機のガソリンは60ℓ使用。例年200ℓ程使うのでまだこれからということですね。
4日、毎年正月の行事で、三朝祈祷したお札を地元の集落に1軒1軒配って歩くことになっています。
約100軒を回りますが、その途中、道路から少し下る家の坂で転倒しました。
除雪機できれいに除雪した後に積もった雪で滑りやすい状態だったようです。
一瞬で仰向けに倒れ、後頭部をしたたか打ちつけました。
毛糸の帽子はかぶっていましたが薄手のもので、ほとんどクッションの役目は果たしていなかったでしょう。
少し時間がかかりましたが何とか立ち上がり、続きを歩き出しました。
その途中、今自分がどこを歩いているのか、いつも回っている家が見たことのないような、記憶が飛んだ感じがありました。
それもわずかな時間で、その後記憶も戻って何とか全部を歩き終えて寺に戻りました。
一緒に歩いてくれた方と昼を食べていて、何軒か行った記憶がない家があると思いました。
「あそこの家は?」と聞くと「行った」「あそこは?」「行った、行かない家はないよ」との答え。
やはり記憶が飛んでいるんだと思いました。
ただ、カミさんに言わせると、その前から記憶は怪しいので、そのせいかどうかは判明しませんが。
そんな出来事をFacebookに投稿すると、多くの人が心配のコメント寄せてくれました。
その中にはゾッとするような具体的な前例の情報がいくつもあり、みんな口々に「病院に行った方がいい」とアドバイスしてくれました。
それは、頭を強打したその時は何ともないと思っても、時間が経ってからいろんな症状が現れて、手術をしたとか亡くなったとかという例で、具体的なだけに恐ろしくなりました。
皆さん威すつもりはなく、心配してくれてのコメントですが、同じような例はたくさんあるようです。
ということで、アドバイスを聞いて、7日脳神経科の専門病院に診察に行ってきました。
すぐにMRIの検査と頭蓋骨のレントゲンを撮ってくれ、診察を受けました。
画像での所見では今のところ脳内に出血は見られず異常はありませんでしたが、やはり、皆さんに心配していただいたように、1~3か月後に症状が現れる硬膜下血腫の恐れはあるので、長期の経過観察と、1か月後の再検査を受けるようにとのことでした。
早めに異常が見つかれば薬で対応することもできるが、出血が広がってからだと手術の必要もあるとのこと。
手のしびれや言語などに気をつけておくようにと言われました。
まるで、初七日から7回閻魔様の審判を受けて行き先が決まる中陰忌のような感じです。
四十九日忌の頃にはどちらに行くか決まるでしょうか。あるいは百カ日頃か。
閻魔大王の前で審判されるつもりで行動に気をつけ功徳を積みたいと思います。
功徳海中一滴もまた譲ることなかれ
善根山上一塵もまた積むべきか
実はもう一つあります。
年末、かかりつけ医院での定期検査で、肝臓の数値が芳しくなく、アルコールがドクターストップになりました。
更に、体重を5キロ減らしなさいとの指示。
身長からの平均体重を20キロ以上オーバーしている現状なので当然のことなのですが、これがなかなかね。
「65歳になると自然に痩せますよ」と以前にある方から言われたことを心から信じて何の対策もせず欲求にまかせて生きてきました。
どうも自然には痩せない体質のようです。
脳の先生にもアルコールは良くないと言われたので、いずれにせよしばらくは禁酒を余儀なくされることになりました。
酒を酌み交わしながら語り合うことをこよなく愛してきましたが、酒を呑まないでつき合うことができるかも実験してみなければなりません。
「その時はその時」などという無謀な剛毅さは歳と共に失せました。
1年半がかりで夢を形にしてきた地酒も間もなく完成し、祝う会が目前に控えていますが、味見程度にとどめておきましょう。
大虎というほどでもありませんでしたが、百カ日までは年老いた猫のように静かにしていようと思います。
新春から色々ありますが、まあ、今年はそういう年になりそうです。それが「65歳」の意味だったのかもしれません。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。