以下は、今日の新聞折り込みチラシ
さきの下田市長選挙でも話題になった下田市、南伊豆町、松崎町、西伊豆町の4市町による広域ごみ焼却施設等建設問題(場所は下田市の現施設用地)に関するものであるが、事業の進め方は「下田市道の駅問題」と同様で最初に結論ありきでそのためのアリバイづくりに奔走という構図が見て取れる。
この問題、なぜもっと早くから問題とならなかったのかといえば、はっきり言って多くの下田市民は建設場所も今と変わらないため今ある施設の更新くらいにしか思っておらず市庁舎移転問題のように場所が未定の段階から各論があったのと違い初手で無関心だったからというところだろう。
まして今に至る建設計画決定の経緯などというものはほとんど知られていないのが事実だ。
ちなみに、下田市以外の3町でほとんど問題視されていないのは財政的メリットが大きいとされている(運営管理費及び収集運搬経費の10年間合計比較で下田市で集約化すれば下田市は7%減、南伊豆町は24%減、松崎町は32%減、西伊豆町は26%減の見込み:「静岡県一般廃棄物処理広域化マスタープラン」による試算)からだが、災害時の道路の寸断や土砂災害に弱い下田市の建設場所を考えれば、後々、皆後悔するものと予想されるが、大丈夫か伊豆半島。