組織には現状を維持し抵抗しようとする力、抑止力が働きます。
時間がない、人がいない、目の前のことで手一杯、改革に無関心などなど、
程度の違いはあれ、人々の心を揺さぶります。
本音と建前、過去の意思決定者への遠慮、利害対立などで、
各人の意見調整を重視するあまり、戦略自体がありきたりになってしまう例もあります。
現場にヤラサレ意識がまん延し、戦略と現場が完全に分断されてしまうこともあります。
どうせうまくいくわけがないとお手並み拝見、
なかにはいままでのプランを若干変えてお茶を濁してしまえ、なんてこともあります。
そんな!馬鹿な!!
それは極端な、他社のケース、だろう!!
いやいや、安心していては危険です。
組織にはその大小を問わす、慣性の法則が働くものです。
戦略の実現は、偶然の産物ではありません。
単なる、心構えでもありません。
抑止力を除去する対策を講じ、除去策を含めたアクションプランで、
キチットした戦略実現の見通しづけをすることが大切です。
戦略の実現にはこのアクションプランの出来不出来が大きな差になって現れます。
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