白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

うわべだけのテクニックでは・・

2012-06-27 04:38:04 | 人的資源開発&研修あれこれ

コーチングを実践する際には、留意していただくことがあります。

コーチングと相対して言われるのが、テーチングですが、

このテーチングは「教える」・・
指導する側が身につけて知識やスキルを、
教え授ける、身につけさせる、といった指導する側が主体の考え方です。

一方、コーチングはあくまでも学ぶ側が主体の指導方法であって、
指導する側は、それを[援助]する、「支援」するという立場をとります。

どうすればいいのか解をを示すのではなく、
学ぶ側が自らどうしたらいいのか、解を見つけ出すための支援をするもので、
個人のもつ意欲や潜在能力、可能性を最大限に引き出そうとする指導・育成方法です。

ですから、実際の指導場面では、学ぶ側の経験や習熟度、学習スタイルなど、
相手の状況に合わせて、テーチングとコーチングを使い分けることが大前提です。

そのうえで、コーチングを実践する場合は、
うわべだけのテクニックとしての活用にならないよう、注意が必要です。

そのためには、相手理解、
学ぶ側に対して興味関心をもつことが大切になりますね。

興味関心がなければ、
いくらスキルを駆使しても、本心は見透かされてしまうものです。

また、自由に意見の言えるお互いの関係づくり、
みんなで学んでいこうという学習環境づくりや職場風土づくりも欠かせませんね。

職場指導で悩んでいらしゃるのはよく理解できますが、
だからといて、なんでもかんでもコーチングでは、また失敗しますよ。

コーチングスキルの演習の前に話しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿