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「わかりました」返事は返ってきますが・・

2011-01-06 10:45:26 | 組織マネジメント改革の実践
「わかったか・・?」と指示を出した後、部下に必ず確認するようにしています。

「わかりました・・」と返事は返ってきますが、部下はなかなかこちらの想うように動いてくれません。
どうしたものでしょうか。

新年のミーティングの後に、あるマネジャーから相談を受けました。

そうですね。「わかった」という答えが返ってきたとしても、
本当にあなたが指示したことを、部下が理解したかどうかは分かりませんね。

実際は半分も理解してないのに、分かったつもりになっているかも知れませんし、
全く分かっていなくても、つい分かりましたと答えてしまったのかも知れませんしね。

間違って解釈していることだってもありますからね。

こんな場合は・・・

「分かったかどうか」を確認する代わりに、
指示を伝えたあと、「いまから何をするつもりか」を尋ねてみてはいかがでしょうか。

その時の返答が指示と違う内容であったら、
その時に内容を訂正すれば、間違いはぐ~んと少なくなるでしょう。

更に加えて、実行に手間取る内容や制約があるような場合は、

「君だったらどうする」「何かこちらでやっておくことは」など、
部下に意見や考えを言わせてみて、それに丁寧に応えていくことが大切ですね。

部下の立場になってみれば、一方的に指示を出すだけのマネジャーよりも、
自分の意見や考えを真剣に聞いてくれるマネジャーへの協力は惜しまないでしょうからね。

たとえ分かったとしても、それを心から受け入れなければ、実行されませんからね。
マネジャーの質問に答えました。



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