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マネジメントの神髄は・・

2009-09-05 09:36:39 | 組織マネジメント改革の実践
ドラッカーへの旅(ジェフリー・A・クレイムズ著 SBC出版)を読んでいます。

まず目に飛び込んできたのは、

「マネジメントの神髄は実行にある」
実行に秀でるためには「結局のところ、業績こそが成功の尺度である」というくだり。

そして「実行には過去との決別が欠かせない」といっています。

「他社をしのぐ業績を上げるのは、
時代遅れのやり方を捨てることのできる企業である」とあります。

その原動力はマネジャーにあるとも言っています。

この思想は大企業だけではなく、多くの中小企業にもあてはまりますね。

業務革新や効率化のお題目を掲げ、過去のマネジメント手法を導入する。
何にために行うかの目的を見失い、手法の導入が目的化してしまう。

あの手この手の施策の挙句、かんじがらめのルールや手続き、書類の山。
社員はそのルールを守るのに汲々としていて、ますます活力が低下していく。

自由な行動は規制され、闊達な社風はほころび、深い病の底に落ち込んでいく。

「マネジメントの神髄は実行にある」
「結局のところ、業績こそが成功の尺度である」
「実行には過去との決別が欠かせない」

このドラッカーの言葉を、ある中小企業のマネジャー全員に送りたいと考えています。