テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて35年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

新6・5・4年生 国語の家庭学習を確認します。

2013-03-04 19:28:34 | 中学受験


 新しい学年における「1週間学習計画表」の作成も多くの方々が終え、私たちエデュコの講師の元にも届けられています。
 特に、新5年生の方々にとっては、4年生の時と異なり、日ごとの項目立てを同じにしても、質・量の変化から、思うようにならない部分が発生してきているかもしれません。そのような場合、担任講師とも相談し、計画を修正することが必要でしょう。

 さて、今回は、国語の家庭学習を確認してみます。
1:予習…「漢字とことば」(6年生は「漢字の学習」)
 6・5・4年生すべての学年に共通する教材です。授業前に手掛けてください。
(1)部首・画数・筆順を確認し、教材の6ますには丁寧に書き込んでください。
(2)用例をしっかり読みこんで(読むだけでいいでしょう)、練習問題の文例をノートに箇条書きしてください。たとえば、「それは因果応報だ」と書くときには、「因果応報=行いに応じて報いが現れること」という意味を強く意識しながら書いてください。ただ、漢字の形を覚えるのではなく、表現するための語彙を習得していく目的です。国語力の基盤づくりということになります。
(3)(2)の文例書きは、複数回行う必要はないでしょう。文例は、それぞれの漢字につき5例もありますから、1回ずつ書くことで、繰り返し漢字の意味が確認されていることになります。
(4)各回における言語要素の学習(6年生教材にはありません)では、直接に書き込んで解答してください。但し、漢字の書き取りが多い時などは、漢字練習用のノートで答えてください。
(5)(4)の回答確認は必ず自分で行い、間違いは赤ペンで直しておきましょう。

2:予習…「予習シリーズ」
(1)4年生
①各回の学習の課題の説明を読んでください。重要な説明と感じる部分には、囲みを付けたりする習慣を持ちましょう。
②練習問題と言語要素の学習に対する解答は、解答用紙を切り取り、記入してください。特に、自由記述の回答においては、間違いを恐れず答えましょう。
③答えの確認は必ず自分で行い、赤ペンで直しますが、自由記述の回答においては、例外なく、自身の回答の横に解答例を真似て、的確な文を書く練習をしましょう。
(注)解答用紙は、問題ページに貼り付けてください。貼り付けの要領は、担当講師が提案します。

(2)5年生・6年生
①各回の学習の課題の説明を読んでください。重要な説明と感じる部分には、囲みを付けたりする習慣を持ちましょう。
②シリーズ基本クラスを受講の方は、言語要素の学習に対する解答を、解答用紙を切り取り、記入してください。あわせて、授業で手がける「基本問題」文を読み、語句調べ(意味を余白に書き込む)を終えておいてください。
 「基本問題」は、授業で読解解説が行われますが、各設問に対する解答は、授業後の復習として行います。
③シリーズ完成クラスを受講の方は、言語要素の学習に対する解答とともに、「基本問題」にもこたえ、問題文のページに貼り付けてください。答えの確認は必ず自分で行い、赤ペンで直しますが、自由記述の回答においては、例外なく、自身の回答の横に解答例を真似て、的確な文を書く練習をしましょう。
 
3:復習…「漢字テスト」「演習問題集」「予習シリーズ基本問題」「予習シリーズ発展問題」
(1)4年生
①授業で吟味した「演習問題」の解説を念頭に、設問にこたえてください。解答確認も授業解説・テキスト解説を参考にして、自身で行ってください。もちろん、自由記述の回答においては、例外なく、自身の回答の横に解答例を真似て、的確な文を書く練習をしましょう。
②「漢字テスト」の用紙には、間違いを正した漢字を書きこみ、該当する回期のページに貼り付けてください。

(2)5年生・6年生
①シリーズ基本クラスを受講の方は、授業で吟味した「基本問題」の解説を念頭に、設問にこたえてください。解答確認も授業解説・テキスト解説を参考にして、自身で行ってください。もちろん、自由記述の回答においては、例外なく、自身の回答の横に解答例を真似て、的確な文を書く練習をしましょう。
 シリーズ完成クラスを受講の方は、同様に、「発展問題」を手掛けてください。
②「漢字テスト」の用紙には、間違いを正した漢字を書きこみ、該当する回期のページに貼り付けてください。

 以上につきましては、授業前の家庭学習確認時において、子どもに直接の指摘を行っています。疑問点はどんどんご指摘ください。
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