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そろそろ、アーニーの謎解きに迫る旅も佳境に迫ってまいりました。
アカルマからの『An All American Emperor』、『confusion』、『South East Tour』の三枚。
推測するに、ビッグブラザーがまずありきで、そのビッグブラザー前史コンピレーションとしての『An All American Emperor』となるのだろう。
そして、『An All American Emperor』のコンピを編む際、「ジャケットになりそうな、彼に関する何か適当な写真はないか」ということで、アーニー本人が提出したのか、第三者が持っていたのかわからないが、こういうハードな肖像しかなかったということなのだろう。本人提出なら、お気に入りのワンショットだったということだろう。
それにしても『An All American Emperor』での音とジャケの乖離具合は最高だが、これがセールスに悪い意味で響いたことは間違いないものと思われる。
で、このような結論に至ってからのこの5~6年間、アーニーの『An All American Emperor』はかなりの頻度で聴いていたので、聴くたびに「もっとアーニーのことを知りたい!」とその思いは増すばかりだった。しかし、なかなか手がかりがなかった。
この心の高ぶりは収束しないまま、2005年を迎えていた。
2005年のある日、ふとアマゾンでサイケガイド本『ACID&FAZZ&FLOWERS』がかなり増補されたリニューアル版で出ていたことを知った。早速通販してみた(現在amazon.co.jpで¥5500くらい)。
それまでの『ACID&FAZZ&FLOWERS』、そのサイケ抽出版ともいえる『THE FLASHBACK』では、アーニーのことはあまり詳しくなかったのだが、このリニューアル版には、飛躍的にアーニーの情報が詳しく載せられていた。間違いなくアカルマ再発のおかげだろう。
そして、そこには愕の事実が付け加えられていたのだ。
アーニーは「Giant Crab」というバンドをしていたらしい・・・・・・
お・・・・・・・?
ジャイアントクラブというのは、ストロベリーアラームクロックもそこからリリースしている「UNI RECORD」からLPを出しているアーチストだ。このレーベルはポップサイケなレコードラベルが特徴的で(上記ストロベリーアラームクロックのリンク先のページの下の方に写真がのってます)、ラベル通りのソフトなポップサイケ、ソウル、またはポップなロックをリリースしている名門レーベルだ。7インチを漁っていると、たまにこのレーベルのものがあり、見るとレーベル買いしてしまう。
「そういや、ジャイアントクラブのLP、確か家にあったような気がするな・・・・・・・・おおおおおおおお!あった!」
おそらく10年くらい前に買ったまますっかり忘れていたレコードの一つだった。
自分が持ってるのは、ジャイアントクラブのセカンドアルバム『Cool It... Helios』だ。
曲目を見ると、なんと・・・・『An All American Emperor』とかなり曲がダブっている!!!
聴いてみると、うわーっ・・・・これはやばい。ダブリの曲は『An All American Emperor』の音源と一緒やんけ!!
『An All American Emperor』
1 You Let Me Live
2 Mary Jane
3 I Guess I Never knew You
4 It's Getting Harder★
5 Popcorn Double Feature★
6 Who Can Teach A Song Bird How To Sing★
7 I Can't Help Being Yours
8 Cleo★
9 Welcome To The World★
10 What Became Of Yesterday's Hero★
11 I Can See Love
12 You Walked Into My Life
Giant Crab『Cool It Helios』
1 The Invasion Of Helios
2 Cool It
3 Hello Yesterday
4 Trust Somebody
5 Don't Make Me Leave You
6 What Became Of Yesterday's Hero★
7 Welcome To The World★
8 Help Yourself
9 It's Getting Harder★
10 Who Can Teach A Songbird How To Sing★
11 Everythig Comes Sooner Or Later
12 Cleo★
13 Don't Jump To Conclusions
14 Popcorn Double Feature★
15 Walking In Different Circles
16 I Don't Want To Live This Way
この★印がいわゆるダブリである。実は★印のついていない『An All American Emperor』の曲は未発表曲扱いなのだ。
なるほど。徐々に詳細もあきらかになってきたようだ。
ちなみに、『Cool It Heros』の一曲目、なんと「ストロベリーアラームクロック」の「Black Butter, Present」をバックに男性のナレーション流れてくる。
このナレーションの男は Johnny fairchildというらしい。
なお、上記掲載の写真は、ジャイアントクラブの1st『A Giant Crab Comes Forth』のジャケット裏である。
ジャイアントクラブの1stのジャケットは表裏あわせて、間違いなくロック史上最高の「カニジャケ」である。
(最終章へ続く)
アカルマからの『An All American Emperor』、『confusion』、『South East Tour』の三枚。
推測するに、ビッグブラザーがまずありきで、そのビッグブラザー前史コンピレーションとしての『An All American Emperor』となるのだろう。
そして、『An All American Emperor』のコンピを編む際、「ジャケットになりそうな、彼に関する何か適当な写真はないか」ということで、アーニー本人が提出したのか、第三者が持っていたのかわからないが、こういうハードな肖像しかなかったということなのだろう。本人提出なら、お気に入りのワンショットだったということだろう。
それにしても『An All American Emperor』での音とジャケの乖離具合は最高だが、これがセールスに悪い意味で響いたことは間違いないものと思われる。
で、このような結論に至ってからのこの5~6年間、アーニーの『An All American Emperor』はかなりの頻度で聴いていたので、聴くたびに「もっとアーニーのことを知りたい!」とその思いは増すばかりだった。しかし、なかなか手がかりがなかった。
この心の高ぶりは収束しないまま、2005年を迎えていた。
2005年のある日、ふとアマゾンでサイケガイド本『ACID&FAZZ&FLOWERS』がかなり増補されたリニューアル版で出ていたことを知った。早速通販してみた(現在amazon.co.jpで¥5500くらい)。
それまでの『ACID&FAZZ&FLOWERS』、そのサイケ抽出版ともいえる『THE FLASHBACK』では、アーニーのことはあまり詳しくなかったのだが、このリニューアル版には、飛躍的にアーニーの情報が詳しく載せられていた。間違いなくアカルマ再発のおかげだろう。
そして、そこには愕の事実が付け加えられていたのだ。
アーニーは「Giant Crab」というバンドをしていたらしい・・・・・・
お・・・・・・・?
ジャイアントクラブというのは、ストロベリーアラームクロックもそこからリリースしている「UNI RECORD」からLPを出しているアーチストだ。このレーベルはポップサイケなレコードラベルが特徴的で(上記ストロベリーアラームクロックのリンク先のページの下の方に写真がのってます)、ラベル通りのソフトなポップサイケ、ソウル、またはポップなロックをリリースしている名門レーベルだ。7インチを漁っていると、たまにこのレーベルのものがあり、見るとレーベル買いしてしまう。
「そういや、ジャイアントクラブのLP、確か家にあったような気がするな・・・・・・・・おおおおおおおお!あった!」
おそらく10年くらい前に買ったまますっかり忘れていたレコードの一つだった。
自分が持ってるのは、ジャイアントクラブのセカンドアルバム『Cool It... Helios』だ。
曲目を見ると、なんと・・・・『An All American Emperor』とかなり曲がダブっている!!!
聴いてみると、うわーっ・・・・これはやばい。ダブリの曲は『An All American Emperor』の音源と一緒やんけ!!
『An All American Emperor』
1 You Let Me Live
2 Mary Jane
3 I Guess I Never knew You
4 It's Getting Harder★
5 Popcorn Double Feature★
6 Who Can Teach A Song Bird How To Sing★
7 I Can't Help Being Yours
8 Cleo★
9 Welcome To The World★
10 What Became Of Yesterday's Hero★
11 I Can See Love
12 You Walked Into My Life
Giant Crab『Cool It Helios』
1 The Invasion Of Helios
2 Cool It
3 Hello Yesterday
4 Trust Somebody
5 Don't Make Me Leave You
6 What Became Of Yesterday's Hero★
7 Welcome To The World★
8 Help Yourself
9 It's Getting Harder★
10 Who Can Teach A Songbird How To Sing★
11 Everythig Comes Sooner Or Later
12 Cleo★
13 Don't Jump To Conclusions
14 Popcorn Double Feature★
15 Walking In Different Circles
16 I Don't Want To Live This Way
この★印がいわゆるダブリである。実は★印のついていない『An All American Emperor』の曲は未発表曲扱いなのだ。
なるほど。徐々に詳細もあきらかになってきたようだ。
ちなみに、『Cool It Heros』の一曲目、なんと「ストロベリーアラームクロック」の「Black Butter, Present」をバックに男性のナレーション流れてくる。
このナレーションの男は Johnny fairchildというらしい。
なお、上記掲載の写真は、ジャイアントクラブの1st『A Giant Crab Comes Forth』のジャケット裏である。
ジャイアントクラブの1stのジャケットは表裏あわせて、間違いなくロック史上最高の「カニジャケ」である。
(最終章へ続く)
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