きぼう屋

生きているから生きている

看取り

2010年06月29日 | ホームレス支援のこと
ホームレス生活をしていた方が亡くなった

明らかに大きな病であることがわかり
一年以上にわたり
医者、看護師、生活相談員も含めて支援ボランティアたちが繰り返し声をかけてきた
なんとか通院はするものの
入院はしない

しかし
さまざまな事情が重なり
ようやく入院

治る見込みは一年前からない

いよいよとなり
多くの仲間が彼に会うことができた

彼はみんなに囲まれ亡くなった

とくに病院スタッフの愛に感謝


しかし今回も
親類は見つからなかった
(あるいは拒絶された)

明日
出棺する

遺骨は教会がお預かりする

いつかご家族があらわれることを祈りつつ


彼は金麦が好きだった

買っておく